最終更新日2001年11月14日

法皇トンネル

法皇トンネル
酷道319号・法皇トンネル南側

法皇(ほうおう)トンネル
国道319号線
愛媛県伊予三島市
延長 1663メートル

愛媛の山は険しい

伊予三島の11号線バイパス、現在の突き当たりを左に向かうと319号線。
いきなり坂道。高速道路をくぐり見下ろす具合に上っていくと酷道区間の始まり。
徳島の国道であれば、はじめは川沿いに緩やかに上り、その後いきなり高度を上げていく
というパターンが多いが、愛媛の場合、平野部に接して標高の高い山がある関係か
強引に上っていくような気がする。
この国道も、町中からほんの数分でかなりの高さまで上るので見晴らしはすこぶるよい。
1車線の道は、途中改良工事が行われている関係でダンプなどの大型車が非常に多い。
今回は泣かなかったけど。
山の向こうへの唯一の道路であることからガードレールやミラーはきちんとあるが
交通量も結構あるので気を使うことには変わりない。
山肌にへばりつくような1車線の道、谷は深く高所恐怖症の私はびびりながら走る。
途中、展望台があり市街地が一望に。「夜景がきれい」というのをどこかで見たことがある。
工場などの明かりもあるだろうからわかる気がする。

1車線のトンネル、しかも長い

ええ加減の高さまで上ってきたら小さめの電光掲示板がありその先が法皇トンネル。
高知自動車道にも同名トンネルがあるが、こちらは隣の川之江市と高知の新宮村の間にある。
入り口から狭く北側から見ると中は明かりも少なく見えしかも長い
内部は1.5車線、所々左側のみに待避所がある。
前に車の明かりが見えると北から入った車がその待避所で対向車を待つのだろう。
ところが長いトンネルあまり手前から待つわけにも行かず、かといって次の待避所までの距離感がわからん。
週末などの観光客が多いときは走りたくないトンネルだ。
この日は後ろから来た車に前を譲り金魚の糞作戦で乗り越えた。
このトンネル、猛スピードで突破するのがよいようでこの車も狭いトンネル内を
80キロ以上で突っ走っていった。

山の向こうも伊予三島(笑)

トンネルを出ると2車線でセンターラインもある。 ヘアピンカープでぐんぐん下がっていく。 バス停がある。ここもバスが走るのか。 先ほどの場所では出会いたくない。
湖が見えてくる。 金砂湖と呼ばれる柳瀬ダムで作られた湖。 一帯は公園として整備されている。 ここはダム湖にしては水面が近く道路のすぐ横の 駐車場からすぐの場所に湖がある。 牽いてきたボートを水面におろす車がいた。 商店の前には何双かボートがあり観光客も多そう。
しかし広いな、伊予三島。
金砂湖

南側の山の斜面に滝が2つ

法皇トンネル横の滝 帰りに気がついたが、トンネルの南側の斜面には滝が2つある。
上る途中のカーブから見ることができる滝は落差が結構ありそう。
そしてトンネルの入り口、道路のそばにもう一つある。
地図によると八ヶ滝と水ヶ滝と言うようである。
トンネル入り口そばの「水ヶ滝」  

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