最後の勝負!?
6月24日からSEGAのドリームキャストが値下げしました。発売日のは物が足らず徹夜して買った方も居るようですがご愁傷様です。その後ソフトの発売が遅れPS2の仕様発表があり販売台数が伸び悩んでいたことから値下げに踏み切ったのでしょうか。
結構、有名な話ですが発売日が延び、さらに発売しても台数がぜんぜん足らなかったのは某N●CのP●werVRにバグが見つかりバグ取り修正を行ったためだということです。 実はN●Cはゲーム機でこんなことやったのは2回目らしいですね。任天堂の64の時にもN●Cのチップが原因で発売延期することになったとか... だから任天堂の次世代機はIBMに乗り換えたんですかねちゃ〜んす!
そんなわけでなぜか家にもDC君がやってきました。 私はあまりゲームをやらないのですが弟がゲーム好きなんで、給料が出たのを良いことに買ってきてしまったようです。 どちらかと言うと興味が有るのはゲームよりも中身!! そう、DCにはヒートパイプを搭載していると言うことなので一度現物を見てみたいと思っていました。 しかし、見事に拒まれバラスことが出来ませんでした(笑)
やっぱ、買ってきてすぐバラしたりはしないですよね。でもこんなことでは諦めませんよ(^^;;
翌日、弟が出かけるのを確認! ドライバーとデジカメを持って部屋へ潜入... お、有りましたドリキャス君が〜 早速本体上蓋を取っ払います。ネジも単なるプラスですね。 ま、どんなネジ使っても開ける人は開けちゃうんですよね。 中を見てみると綺麗にまとまっていて良くできていると思います。 ドライブ部は制御用の基盤だと思われる部分とフイルムケーブルで繋がっています。 外せそうですが今回はやめときます。 メイン基盤から制御基盤らしき部分と回りにある邪魔な電源等をとりはずしシールド板も外します。
ドリキャス専用放熱器
おお、見えてきましたね。判りますか?2番目写真中央に2個ある銀色の四角い奴です。 コレが噂のヒートパイプって奴ですね。 私的にはこんなんでホントに冷えるのかな?なんて思ってしまいますが効果が有るようですね、メーカーが付けるのですから(爆) ま、性格には熱を移動させる物なのでドリキャスのような構造ではとても意味があると思いますが... しかし、その先に付いているクーラーがちょっとお粗末な気がします。スペース的に仕方が無いのかも知れませんが、ちょっと小さすぎると思いませんか? FANも吐き出し式でドリキャス内部を通って暖められた空気がフィンに当たって排気されるわけですからちょっと考え物です。 ま、普通の使用なら十分絶えられるのでしょうが気にはなります。 数時間使っていると本体裏側がかなり熱くなりますがらね。
で、このヒートパイプですが、大きい方のアルミ板を見てみると[FURUKAWA]とプレスしてあります。確か古河電工がヒートパイプ式の放熱器を扱っていたので古河電工製ではないかと思われます。去年ですがインダスとリアカードで見かけたような気がしますし。
コストの関係上そのうちコノヒートパイプが無くなるなんて噂も聞きますがコレ無くなったらまともに動かなくなるんじゃないでしょうかね? もしかすると次のロットあたりから無くなる可能性も有りますよね。大幅値下げしたわけだし...(^^;;
クーラーの固定方法
ヒートパイプに固定されたアルミ板とチップとの間には熱伝導シリコンシートが挟まっています。 グラファイトシートでなかったのが残念です。もしそうだったら外して家のパソコンに移植しようと思ったのに(笑) 固定にはメイン基盤上部に取り付けるシールド板に爪が付いていて本体にコノシールド板を固定することによってアルミ板の四つ角に圧力をかけて固定している。 この辺は良くできていますね。
多少、熱伝導シリコンシートがずれていたのでチップの面を拝むついでに挟み直しました。
温度センサー?
コレは何でしょうか?(一番下左写真) ヒートパイプ途中に取り付けられたセンサーらしき物。テープまでは剥がさなかったのでよくわかりませんが中にはカーボン抵抗のような物(大きさは1/4Wぐらい)が入っていました。帯も有りましたが抵抗ではなさそうです。 もし温度センサーだとするといったいどのようなときに機能するのか興味がありますね。 温度が設定値より上昇すると警告とか出るのでしょうか? もしくは勝手に動作クロック落として発熱を少なくするとか...
チップ類の顔
大きい方のチップがCPUで小さい方がグラフィック関連かな?なんて思っていたら逆だったようです。CPUは日立のSH-4 大きい方のチップはSEGA印ですが多分この中に問題のP●werVRが入っているのだと思われます。 ま、今のところバグについては問題がないようですが数年後、凄いグラフィック処理をするゲームが出てくると何か起こるかも知れませんね(^^;; |