案外簡単？
液晶を逆さに取り付けないように印しときます。
まさかこんな物で絶縁することになるとは（笑）
ペルチェではありません。発泡板です(^^;;
おお〜 かっちょいいよ〜！
最近パソコン用内蔵型温度計（５インチベイに取り付けるやつ）を購入しました。モノは「秋葉原レポート99/04/28」で紹介していますのでそちらの方をご覧ください。そこでもちょこっと話をしたのですが最近の携帯電話の液晶部分が光なんて当たり前。温度計液晶の後ろが光らないのはおかしい！ 絶対光った方が格好いい！ってわけで、こいつの液晶部分を光るようにしようというわけです。
ではでは製作に取りかかりませよう。
この手の改造はＧＢなどの液晶を光らせるのとやり方自体は変わらないと思うのですが
そんなことやったことがない私ですが、さほど難しくないだろうと言うことでやっちゃいます。
材料
ＥＬパネル こいつは切断できてサイズを自由に出来るモノを選びます。
インバーター ＰＣから電源を取るわけですから１２Ｖか５Ｖぐらいで動作するモノが良いでしょう。
この２点を千石電商にて購入してました。 インバーター部もキットになっているものがあるのでこいつを利用します。 キットは説明書通りに組み立てて終わりです。組立といっても電源とＥＬパネルの配線をするだけです。念のために切断する前に動作チェックしときました。結構明るいんですね。
液晶の加工
まずはバラしです。 ネジを４本ほど外すと基盤がはずれます。次に液晶部分のシールドを外します。 こいつは基盤にシールドの爪をかしめて止めてあるだけなのでラジペン等で簡単に戻せます。 かしめを戻したらシールドごと液晶を取り外しましょう。
液晶と基盤との接続に導電ゴムを使用しています。接点が大きいので接触不良にはなりにくいと思いますが扱いには注意します。 ここの接触が悪くなって液晶が点灯しなくなるなんて話がありますからね。あと、外すときに液晶の上下が判るようにしておきましょう。 コレをやらないで上下逆さまに取り付けると液晶の表示が訳わからないことになります。っていうかやりました（笑）
ここからが本番です。
液晶の裏面に張ってあるアルミ箔のシートを剥がします。 慎重やらないとノリが残りますので注意しましょう。ノリが残ってしまった場合にはアルコールを使って落としましょう。なるべく薬品類は使わない方が良いです。除光液は絶対に使わない方が良いです。溶けますっていうかやっちまった（笑） 少しだから助かったけど．．．(^^;; この液晶は他では手に入らないので慎重にやりましょう。 ジャンク屋で安い液晶を買ってきて練習してから作業すると良いかも知れません。
剥がし終わったら今度は剥がした部分の寸法を採りＥＬパネルを切断します。 購入時に自由に切断できる物を選んでください。 あと、電極部分の残しも注意してください。 旨くやらないと発光しなくなります。切断が終わったらパネルの絶縁です。 購入時の大きさで使うのなら問題ないようですが切断すると断面が電極が露出状態になるのでテープ等で絶縁するのですが、テープだと発光したときに見えてしまいそうなので私はサランラップを使いました。薄くて丈夫、熱にも強いので安心です。 発光面に乗せ空気を抜きます。適当に切って裏面へ折り込みテープで止めます。
ＥＬパネルを取り付け
そのままでは液晶の取り付け金具が邪魔なので曲げて当たらないようにします。試しにこのまま取り付けてみましたが、液晶裏に隙間があるためＥＬパネルが液晶に密着しません。そこでCPUの断熱に使った発泡版3mmを適当に切り入れました。いい感じでくっついてます。配線は脇から出すのですが基盤とプラスチックパネルの間が無いのでパネルを切断してコードを出します。
インバーター取り付け
インバーターはセンサー＆Ｆａｎのコネクター取り付けに邪魔にならない所へスポンジ付きの両面テープで固定しました。電源は温度計の基盤から取り出します。
動作チェック
電源を繋いでセンサーの１個繋いで．．．． スイッチＯＮ！
おおお〜 光ってる〜 かっちょいい〜（笑） 簡単なわりに効果絶大！（爆） ドレスアップ大成功です。こんなに旨くいくとは、こうなったら液晶に片っ端からＥＬパネル取り付けてやるかな（笑）
久々にすんなり成功して気分良いな、満足度も十分だし。
最後に．．．
他にもいろいろな色が販売されています。 ラジオデパートの１階左奥にあるお店（名前忘れた）で色々扱ってます。 今度は何色にしようか迷いますね（笑） 来年ぐらいには２色に発光するＥＬパネルが製品化されるそうです。 コレも期待ですね。ただ、秋葉の小売店に出回るかは判りませんが．．．
