改造記録  [Visor弄り編]
始める前に...
毎度のことですが作業は自己責任で行いましよう。分解を行うとメーカーの無償修理対象外になります。
HandSpringの場合1回なら有償で交換してくれるみたいですが...
作成:2001/08/17
更新:2001/09/02
ココでは値下げ前に勢いで買ってしまったVisor Plutinumの改造を紹介して行きます。
タダ、このページで紹介した改造の多くは他のページで紹介されている物が多く、そちらを参考にして行った物については簡単な紹介程度で済ませます。参考にしたページのリンクを載せておきますので詳しい改造方法が知りたい方はそちらをご覧下さい。

●基本改造 ストラップ

外でも安心して使えるようストラップの取付を行いました。
Visorは割と手にしっくりくる方なのですがそれでも落とす時には落としてしまうので対策には良いです。ドレスアップも出来ますし。
CLIE CN700は標準でストラップを取り付ける部分が有るようですがVisorには無いんです。

そこでケースの一部分を少し削ってストラップを取り付けられるようにしました。場所は本体左上辺りです。(写真左)


●HotSyncボタン追加

仕事場のPCでもHotSync出来るように通販にてUSB HotSyncケーブルを買ったのですがこのケーブルクレイドルに付いているようなHotSyncボタンが付いていないんです。 不便なんで無い物は着けてしまおうってことで改造しました。

HotSyncボタンの仕組みはコネクタの3ピンとGNDをショートさせることでソフトが起動するようになています。
こんな仕組みなので改造は至って簡単! 3・4ピン間にA接点のスイッチを1つ入れるだけです。

実際の改造方法ですが一番大変のはコネクターのケースを分解すること(笑) プラで長めのピンが有るのもそうなのですがパーツの一部分が接着剤もしくは熱を掛けてモールドして有るらしく簡単には外れません。仕方がないのでカッターを使って2つに割ってしまいました。 戻す時は最悪接着剤を使えば済むことです(^^;;

次にスイッチですが引き出しを探しても適当な物が見つからなかったのでジャンクのCDプレイヤーから取ってきました(笑) いざ使う時のことを考え一番使わなそうな場所を選んで外してあります。取付は厚めの強力両面テープで固定。

ケース上側の穴は目算にて開けました。ちょっと穴が大きくなってしまい隙間からスイッチ上面の金属部分(銀色)が見えてしまうので目立たないように油性マジックで塗ってあります(笑)

コレでいちいちHotSyncプログラムを立ち上げタップする必要が無くなり大変便利です。

後、やるとすればアダプタ用のジャックかLED位かな?


●HOTARU化


HOTARU動作中
320x240 MPEG4 12Sec 111KB

光り物系改造、お約束改造のHOTARU化です。
部品は好みの色なLEDと100Ω程度、このパーツを直列に繋ぎ本体のTxD-GNDへ接続する凄く簡単な改造です。
詳しい説明、改造方法に付きましてはPalm de Coolをご覧下さい。Visorだけでなく色々な機種の改造方法が紹介されています。

こちらで紹介する改造は「Visorで正しいHOTARUを!」です。
Visorのシリアル出力は通常PCに搭載されている出力と異なりそのままではPCと通信することが出来ないためRC232Cレベルコンバーターなる物が必要になります。そしてシリアルクレイドルにはコレが内蔵されています。 で、他のPalmOS機の出力レベルはPCと同じになっているようです。 そのためVisorはPalm用に開発されたHOTARUとはちょっと違った点滅をします。要するに今一つ蛍っぽくないんです(笑)

改造方法は至って単純、レベルが違うなら合わせてしわせてしまえば良いっと言うことでMXA232互換のチップを秋月にて購入。 後は付属のデーターシート通りコンデンサを取付、クレイドル側のTxD(8Pin)をチップに入力し出力を抵抗100Ω通してLEDへ配線するだけです。チップの電源5VはクレイドルのUSBから取っています。一応、ユニバーサル基板を使っていますが小型化を目指すならソケット無し、空中配線がお薦めです(笑) クレイドルへの基板固定は面倒なのでしていません(^^;; 

実際の動作は予想通り成功! しっかりと蛍っぽくなりましたよ〜 デジカメで動画にして置いたので見てやってください。

さらに副産物としてVisor本体をクレイドルに置くだけでLEDが点灯するようになりました! LEDの電源はPCから取っているのでVisorの電池が減ることも無いようです。クレイドルがアイスカラーならさらに綺麗で怪しい感じがして良さそうですね〜

今回はクレイドルに内蔵っという形でしたが次回は是非Visor本体のみで正しいHOTARUを実現させたいと思います。
このためにMAX232互換で3V動作出来そうなチップの入手方法も調べておきました。次回アキバへ行った時に仕入れてこようかと思います。 問題は内蔵するスペースが取れるか? 電池の消費は?ってとこですな。