改造記録  [人柱的分解!? VAIO PCG−C1VJ編]
始める前に...
毎度のことですが作業は自己責任で行いましよう。今回のように分解を行うとメーカーの無償修理対象外になります。
分解したい人は心して作業してください。 私の場合、中を見たい衝動に駆られて勢いでやってしまいましたが...(^^;; 
作成:2000/11/23
更新:----/--/--

突然ですが予想以上の臨時収入が有ったのです。しかも新型VAIO C1の発売日2日前... コレは買ってしまえと言うことなんでしょうか...

結局2日間悩みましたが(大嘘)「どうせ冬ボーナス出たら買おうと思ってたんだし良いよね〜」とか「宇宙から電波が〜」とか「どうせ買うなら持ってる人少ないウチの方が気分良いよね〜」とか言い訳しながら購入に踏み切りました(^^;; ま、PCパーツと違って寿命長いですから飛びついてもそんなに損した気にならないしボーナス商戦が控えてるんで値段が急激に落ちることも無いだろうしと言った感じです。

数日使った感想としては「良い!」です、なんと言ってもバッテリーの持ちは最高ですね。MP3の再生し続けても4時間ぐらいは持ちそうです。電源管理がしっかりしているのがまた良いです。細かくCPUや周辺の設定が行えるので目的別に最適設定が行えます。 あとは軽量な事ですね。チャンドラから比べると2/3以下ですから通勤時に持っていくのも楽です。

で、こんな素晴らしいPCの中身は一体どんなんなってるんだろうと?っと気になった訳ですね(笑) そして気になったらバラスしかない!ちゅうことで今回のレポが出来たわけです。 ではでは前振りが長くなりましたが始めましょう。


多少、写真とコメントが前後している部分が有るかとおもいますがご愛敬ってことで...

ますはWinを終了させバッテリーとアダプタを外します。で簡単に外れそうなメモリー増設部のカバーまで外した状態です。 「ヒンジ部分のカバーが外してあるじゃん」なんってツッコミは無しです(笑)コノ写真は組み立てるときに撮った物何ですよ。ネジ位置記憶のためです。

SONYの製品は大抵バラス部分が解りやすいようにネジ近くにの矢印が有るので問題ないとは思いますが赤丸はバラシ記事のお約束ってことで付けてあります(笑)

メモリ脇のネジがキーボードを固定してあるネジです、キーボード外すだけならこのネジを外すだけで大丈夫だとおもいます。

下にメモりの写真も載っけておきました。コレで128MBも有るんでしょうかね〜 メモリの左側に付いているスイッチは一体何に使うんでしょうか、説明書に書いてのかな? 未だ開けてすらいないから解らないんですけど(笑)



コレがちょっとバラスのに手こずったヒンジ部分。505シリーズとそっくりな造りになっています。始めあまりにも固いんで「ココ外して良いのか?」っとおもいましたが思い切ってイッときました(笑)

マイナスドライバを使って傷を付けないように作業します。ドライバはあまり先が細い物を使わない方が良さそうです。細い物だと一カ所に力が集中し傷が付きやすいです。今回は初めから先が太めの物を使って作業しました。落ちはないです(^^;;

全体にバランス良く力を掛け外していきましょう。一回取ってしまえば構造が解るので次回からは簡単に外せると思います。 ツメの部分も柔らかくなってくるので手でも外せるようになるようです>希望竜さん談

プラカバーを外すと両方の中にネジがあります、こいつも外すのをお忘れなく。

 

いよいよキーボードを取り外します、写真の赤丸の部分に注目!外す前の写真が有れば良かったのですが無いので外した後ので説明しますまず。

本体側の赤丸部分のスピーカー側にツメが有ると思います。このツメが良くできていて手前(スピーカー側)へ押すと凹むようにバネが入っているようです。 次にキーボード側の赤丸ですがこの部分にへこみが有ります。

後は簡単ですね、ツメを奥へ押した状態にしてキーボードの凹み部分に精密ドライバーのマイナスを引っかけてやればキーボードをツメから外すことが出来ると思います。 片方ずつ作業しても十分外せると思います。

後は慎重にフラットケーブルを取り外しキーボードは完了です、ついでにPCMCIAスロットの上に乗っているアルミの放熱板も外しておきましょう。ただ乗っかっているだけです。

 

では、いよいよ上蓋の取り外しです。赤丸の中の3箇所にネジがあります。特に注目なのが右端のシールの下側です。 何もないように見えますがシールをよく見ると[A01]の部分が微妙に凹んでいるのが解るでしょうか?(左下写真)

なんかシールに書いてありますが... 気にしないよ事にしましょう。綺麗に剥がして元に戻しておけば大丈夫〜(オイ!) シールの角が汚くならないようにカッターとピンセットを使って慎重に剥がします... ううん、流石SONYさん、そう簡単に誤魔化せる用にはなってないのね(笑) 1度剥がすと解ってしまうステキなシールが使われています。

ヤバイと思った人は剥がす前に元通り組み立てて何事もなかったことにしましょう(もう遅いって?) ま、人間諦めも肝心です、バラそうなんて思う人はこんな事でビビったりしないでしょうけど(笑)

ネジを外した上蓋を外します、手前側に数カ所、側面に各数箇所ツメが有りますが落ち着いて探れば解りますし、嫌らしい造りにはなっていないので無理することなく外せると思います。 フラットケーブル2本を外し忘れないよう注意してください。



コレが全景!
ユニットとして一番大きく感じるのはHDDです ううんよくこれだけのスペースに詰め込んだもんですね〜 希望竜さん曰く505シリーズとレイアウトは近いと言ってました

下の写真はCPUの放熱器部分です。放熱器の左側当たりにFANが入っていて右側の下にCPUが入っています。効率よくCPUからFANへ熱が移動できるようヒートパイプが使われています。

放熱器とCPUの間に熱伝導シートがは言っているのですがシリコンシートではないようです。もしかしてコレが巷で噂の「グラファイトシート」って奴でしょうか? 現物見たこと無いんでちょっと解りませんが....

真ん中の黒いカバーが掛かったところがモデム基板のようです。PCMCIAスロット下にもチップ類が色々と隠されているようです。



今度はHDDの取り外しです。
上に付いている左右の基板を渡しているフラットケーブルを取り外します。次に赤丸4カ所のネジを外します。向かって左上のネジ近くにあるコネクタ2つは前もって外しておくと作業がしやすいです。黒い線2本の方は電源ですかね? 赤緑の方はモデムのTELラインです、このコネクタは端子に金メッキされた物が使用されています、一応気を遣ってあるんですね〜

ネジを外したらHDDを取り外す訳なんですがIDEのフラットケーブルにあまり余裕が無いので気を付けて取り外してください。切っちゃったりすると繋ぐの大変ですよ(笑) あんな作業はもうあまりしたくないですかから.... しかも40PINですからね(^^;;


HDDを取っ払うとこんな感じ
下側には絶縁用?のシートが有るだけでその下はフレームのみ基板等は有りません。


コレがC1VJに使用されている富士通製の12GBドライブです。
シークは案外静かだと思いますが待機中の音はちょっと気になるかも出来ればIBMドライブが良かったんだけどね〜 ま、東芝じゃなかっただけ良かったか... どうもあそこのドライブって壊れやすい、定期的にシーク音がする変なドライブってイメージがあって使いたくないんですよ。前に使っていた日立製チャンドラに入ってたのがコノ東芝ドライブでした。本体買った買った次の日に積み替えちゃったんですけどね(笑)

ネジ位置は広い方の物です。最近のドライブは大半がこの位置みたいですけど数年前の物は幅が狭い物も有ったようです。

ドライブの厚さは9mmちょっと、コレならIBMのドライブに換装できそうですね。20GBはそこそこの価格で買えるんですけど30GBになるとやたら値段上がるから積み替えるまでにはちょっとって感じですね〜



おまけ
こいつが内蔵のスピーカ一応C1VJはステレオ仕様になってるんです!音は今一ですけど外でもMP3聞いたりMOVE見たり出来て便利です。