出産体験記
初 め は 逆 子 |
2人目ということもあって、母、義母に手伝いに来てもらって、東京で産むつもりだった私。病院も、腹膜炎のとき手術を受けた総合病院だった。 ところが9ヶ月目に入って突然赤ちゃんが逆子になった。正確に言うと横向きなんだけど、それでも逆子の一種だそうだ。 逆子はなかなか元に戻らず、このままだと帝王切開になってしまう。総合病院では『逆子=帝王切開』なのよね。 散々悩んだ末、実家に帰って出産することにした。なあぽんを産んだ実家の産院の先生は、とても親切で、突然電話をかけてきた私に、逆子だった場合のことを丁寧に説明してくれた。 逆子といっても、経産婦は『外回転術』でほとんど直るし、万が一逆子のままでも、条件さえ整えば(お尻が下だったら)普通分娩が可能だそうだ。 これに賭けて私は実家へ帰省した。 総合病院で最後に逆子の診断を受けたのは34週目。その4日後に実家へ帰省。その足で産院へ診察に行くと、なんと逆子があっさり直っていた。わざわざ実家に帰ってきた意味がなくなったよ〜!!!? ところがその翌週の36週目、また赤ちゃんが横向きになっていた。せっかく直ったのに〜と半泣きになっていたら、先生が手でお腹をぐぃ〜ぐぃ〜と押しながら回すと、なんといとも簡単に頭が下になった。こんなに簡単に直るものなの〜?! 外回転術を受けた知り合いが、めちゃめちゃ痛くてその後も3日ぐらいお腹が痛んだと言っていたけど、私の場合全然痛くなかった。完全な逆子じゃなくて横向きだからすぐに直るのかしら? とにかくこれで普通分娩ができそうだわ。よかった、よかった〜 |