学校紹介

総合大学(CWRU)ビジネススクール(WSOM)

Case Western Reserve University

ビジネススクール Weatherhead School of Management(以下WSOM)が属する総合大学 Case Western Reserve University(以下CWRUは、もともとケース工科大学(Case Institute of Technology)とウェスターン・リザーヴ大学(Western Reserve University)が連合して現在の形になりました。古い方のウェスターン・リザーヴ大学の創立(1826 年)から数えれば170年に及ぶ歴史を持つ大学ということになります。といってもキャンパスを見る限り170年の月日を感じさせるのは総本部である Adelbert Hall くらいなもので、全体には若々しい雰囲気の大学です。  キャンパスはクリーヴランドのダウンタウンから東に車で15分くらいのところにあるユニヴァーシティ・サークル(University Circle)にあります。University Circleは緑の多い公園のような地域で、CWRU の他、音楽院、美術学校等の教育機関、全米屈指のクリーヴランド管弦楽団の本拠地、セヴェランス・ホールを始めとする各種の劇場、美術館、博物館、そしてアメリカを代表する病院・医療研究機関である Cleveland Clinicを始めとする大規模な医療機関が点在しています。独自の警察が24時間パトロールしているので安全ですし、地域内を巡回している無料シャトルバスもあり、学生生活には非常に快適で便利なコミュニティーです。CWRUのキャンパスは、日本の大学のように塀や柵で囲まれることもなく、University Circle の中心地に融け込むように広がっています。実際、どこまでが CWRU でどこからが他の敷地なのかは全く区別出来ません。

 キャンパス全体は多数の寮やテニスコート、グラウンド、体育館等が点在しているため、かなり広いのですが、校舎のある部分はそれほど広くありません。むしろ日本の大学に比べれば、狭いという印象を受けると思います。もともと学術研究が中心のリサーチ大学ですので学生数も少なく、3分の2以上が大学院あるいは博士課程の学生です。そのためか、日本の大学のキャンパスよりは落ち着いた雰囲気を持っていると言えるでしょう。

 キャンパスでは多くのアラブ系、インド系、アジア系の外国人学生を見かけます。また、特に工学系の学部や医学系の学部では日本人学生も結構います。University Circle内の医療機関には日本人の医者やドクターの卵が大勢研修に来ていますので、キャンパス周辺で日本人と出会う機会はかなりあります。(クリーヴランド全体では日本人は数百人と言われています。)  学部生が少ないこともさることながら、CWRU はクリーヴランド地域では最も学費の高い大学であることから、地元の人には一般に「お坊っちゃん学校」のようなイメージをもたれているようです。しかし、卒業生の多くは地元の一流企業のマネージャー、技術者、医者等になっていくわけですから、実際には「エリート学校」というべきなのかも知れません。

Source: WSOM Cleveland便利帳

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