またもや退職勧告?!
2004年2月、またまた上司に「無理をしているから」という理由で退職を考えるように言われた。
1月に待望の第2子を妊娠していることがわかって、喜びいっぱいだった矢先のこと。軽い出血があり、「流産の可能性」があるため安静を医師に申し渡された。そのため1月末に3日ほど会社を欠勤。結局それが引き金になって、2月9日最初の退職勧告を受けることに。ちなみに以前退職を勧められたときも、流産で休んだのがきっかけ。
私の上司は独身女性で年下。一般的に、既婚女性に冷たいのはなんとなくわかるけど、それに輪をかけてキツイ女性。男性社員からも恐れられている存在(^-^;
年末の入院騒ぎに、今回の妊娠流産騒動が重なったのがまずかったのか、どうやらこの上司の怒りにふれてしまったよう。
頭が切れて能弁な彼女は、もちろん「辞めたほうがいい」なんて言わない。
まず第一声は「あなたは無理をしていると思う」だった。仕事と家庭の両立があなたには無理だ、ということらしい。
それから「あなたの体のことを考えてこの話をしている」という建て前論が続く。「元気な赤ちゃんを産んで欲しいし、あなたに万が一のことがあったら取り返しがつかないから」だって(笑)
ここでのギャップは、「私自身は仕事を続けたい」ということ。もちろんそのことはマネージャーに伝えた。それでも彼女はやはり私が無理をしていると言って、退職を考えるよう畳み掛ける。
加えて、「こういうご時世だから会社もバックアップを雇えない」「休むことによって周りに負担がかかり、そのことをあなたが気負いに感じて会社にいずらくなる」とまで言われた。 少し考えてから返事を欲しいということで、その日の面談は終わった。
はっきり言って、彼女が私に仕事を続けさせたくないのはわかっている。
いい加減ムカつくし、これ以上この女と仕事で関わるのはイヤだと思って、一旦は辞めることを考えた。その日のうちにダンナにも「会社を辞める」と伝えた。
翌朝、ダンナから「冷静になって、会社ともう一度相談するように」との忠告を受け、総務に相談することにした。
あくまでも、会社の方針を確かめるため。もちろん総務の答えは、男女雇用機会均等法にのっとって、妊娠出産による解雇はないとのことだった。 後日、総務からマネージャーに一度話をしてもらうことになった。
1週間後、総務から営業部長とマネージャーに話があり、その日の夕方私はまたマネージャーに呼ばれた。
彼女は私が総務に話したことをかなりご立腹のご様子で、「私はあなたに相談したつもりだったんですけど、何故違う方向から投げたボールが返ってくるんですかね?」ときた。相談?! 冗談きついわ。一方的な『退職の勧め』だったじゃん! 「あなたがそのつもりなら別にいいですけど」とさらに怒りをぶつけてくる。
私はあくまでも会社の方針を確認しただけで、マネージャーから辞めろと言われたなんて一言も言ってないのにねぇ。総務からもそのことは伝えてあるはず。
それにしても、「あなたが妊娠したからこの話(退職)をしたのではありません」ということだったけど、タイミングからして、誰が見たって、きっかけは私の妊娠じゃん!
まあ、「いいですよ、私は別に何も悪いことはしてませんから」を何度も繰り返していたところを見ると、やはりやましい気持ちがあったみたいだけどね。そりゃそうだ(笑)
これ以上私に退職を勧められなくなったマネージャーは、配置転換や業務内容の変更があるかもしれないことを話し、最後にこう捨て台詞を吐いた。
「他の社員に比べて圧倒的に休みも多いし、休んでいる間に他のメンバーに多大な負担をかけることを、もっと考えたほうがいいんじゃないですか?」
やれやれ。それが言いたかっただけか。。。
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