U−バント


1.バント

 バントには、@三塁線上に殺したバントA一塁線上に殺したバントB二塁手の前のバント(プッシュバント)C遊撃手の前のバント(プッシュバント)D一塁手に捕らせ、投手と競争するバント
の五つの方法がある。
 そしてバントする時、左打者が左足を前に出しクロスオーバーをすると、内角の球だけしかカバーできなくなり、折角のバントのチャンスを失う結果になる。だから、犠牲バントと同じ形でバントし、良いバントをするよう心掛ける。

2.盗塁の状況

 盗塁の状況ではないとき、例えば10点リードのような状況でも、もし盗塁が可能と思えば走るべきだ。いつも走る意欲をもちつづけるように。また、盗塁のリズム、タイミングを忘れないために。

3.確立を考える

 無死、二塁走者はウイリスだ。打者はライトへ浅いフライを打った。相手のライト、フランクロビンソンがこの打球を捕ったので、私は三塁へスタートを切らなかった。そこへピートローズが近づいてきて、三塁へなぜ行かなかったかと問い掛けてきた。わたしは、カーときて次の球で、三盗に成功した。私の考えでは、打球で三進の冒険をするよりも盗塁のほうが、成功の確率が高いと思ったからやったのだが・・・。次の日の新聞には、ウイリスはチームのことは考えず、自分のために走っていると書かれた。しかし、自分が良いと思うことは、思いきってやるように・・・。