レベルアップ野球
緊張しないためには
自分に合ったリラックスの形を覚える
レベルアップのバッティングをするためには、まず、緊張しないでバッティングをすることである。いくら技術面でもレベルアップを図っても、緊張しすぎていたのでは日頃の練習通りのバッティングを実現するのは望むべくもない。
「練習通りの力を出せ」とは、あらゆるスポーツで言われる事だ。日頃の練習通りのバッティングをするためには、自分のリズムを崩さないことがもっとも重要だ。それには、バッターボックスでバットを構えてからでは遅い。すでに、バッターボックスに入って立つところからバッティングは始まっていると考えるべきである。
リラックスとは
バッティングの際に緊張するのは当たり前。しかし、緊張しすぎていたのでは自分の思ったバッティングはできない。そのために「リラックス」は、必要不可欠となる。リラックスすることによって、体の硬さがとれ、バットがスムーズに出ることになる。
自分のリズムでバッターボックスに入って、バットを構える
リラックスの形、リズムのとり方は個人によってさまざまであるので、自分がもっとも適している形とリズムの取り方を身につけよう。例えば,バッターボックスに入ったら、まず軸足をしっかりと固定して立ち、バットをブラブラさせて、ピッチャー方向に一度立ててから構える、というのも一つの方法である。
1・体の力をぬき、リラックスしてバッターボックスに入る。
2・ゆっくりと、自分のリズムで軸足の位置を決める。
3・軸足の位置が決まったら、次にステップする前足の位置を決めて、しっかりと立つ。
4・バットを構えるために、バットを上に上げて構える準備をする。
5・リラックスしたままバットを構え、左肩越しにピッチャーを見る。
これはダメ
早くバッターボックスに立ちたい、早く打ちたい、といった焦りや気負いは禁物。焦った気持ちのまま、バッターボックスに立ってバットを構えると、ピッチャーのペースにはまってしまうので、あくまでも自分のリズムでバットを構えること。