レベルアップ野球

外角球をうまく打つには

踏み込んで、腰で打つ
外角球は、体からもっとも遠いところにボールがくるため、心持ちホームプレート側にクローズステップ気味に踏み込んで、しっかりと下半身と腰を使って打つことがだいじになってくる。また、右バッターならライト方向、左バッターならレフト方向へ流し打ったほうが、ボールの勢いをそのまま返すことができる。もちろんその場合も、ただボールにバッタを当てるのではなく、しっかりフォロースルーをとることを忘れてはならない。このフォロースルーをとることによって、打球に飛距離が出るのである。
１・外角球がきたら、手元まで引きつける。
２・ステップ足をしっかりと踏み込んでいく。
３・コース（外角）に逆らわずに、ボールをミートする。
４・そのままバットを振りぬき、フォロースルーをとるようにする。

ミートポイントを近く、引きつけて打つ
外角球を打つには、当然、ミートポイントは内角球や真ん中のボールよりもうしろになる。そこまで引きつけて打つことによって、ボールに対してバットを最短距離で出すことができ、スイングの軌道が短く、コンパクトなスイングができるというわけだ。

練習のコツ
外角球を引きつけて打つためには、バックスイングの状態をしっかりと保つ練習をする。もちろんそのためには、そのままの状態でねばれる強い足腰の強化が必要となる。

これはダメ
腰が引けたまま、腕だけでバッタをボールに当てていく「手打ち」ではボールは打てない。これでは打球は飛ばないし、空振りもあり得る。