W−投手


1.投手に要求されること

 投手が試合の勝敗に対してもつ影響度は、70〜80%を占めるものである。従って、マウンド上での投手の態度は、微妙にしかも敏感にチームに影響を及ぼすものである。という事は、チームの士気を高めるために、投手は常に打者へ挑戦する態度で投げなければならない。つまり、いったんマウンドへ登った投手には、一球一球の投球に「最高の集中力」を傾けることが要求されるのである。

2.投手にとって大事なこと

2−1 投手は主役である
@最高の集中力 A全身で目標に向かって投げる B戦う意思を見せる

2−2 良い投手とは

@攻撃的な試合態度 Aコンディション保持の方法を知っている B投球の組み立てに頭を使う C投手としての守備

2−3 エースとは

9回裏二死、カウント2−3から気迫のあるボールが投げられる投手

2−4 良いコンディションを保持するためには

@体力の増強 A良い状態をつくる(心技体) B良い状態を長く保つ Cシーズンオフの心掛け

2−5 シーズンオフの心掛け

@マラソン選手であり短距離選手である(瞬発力と持久力をもつ・ランニングを工夫する) A投手の手首と指先の力は生命線である(最高の注意を図る) B腹筋力 Cウォーミングアップの仕方(額に汗をかくまでは、全力投球をしてはいけない) D呼吸器官と下半身を投球練習に耐えられるようにする Eスタミナを作る<6−1>走りこみ(投手はあまり投げこみをしない・一球に集中すること) F弱点補強、フォーム作り、体力作りをする