レベルアップ野球
三塁ベースをうまくまわるためには
鋭角的に、できる限り小さくまわる
三塁ベースをまわるときは、三塁コーチの指示だけに従い、そのままホームへ突入すればよい。ここで重要なのは、コーナーで遠回りしないことだ。といっても直角には曲がることができないので、曲がりやすくするために、必ず外にふくらみ気味にまわるのだが、あまりふくらみすぎてしまっては、タイムロスになる。そこで、より鋭角的に、できる限り小さくまわれば、走るコースを短くすることができる。全速力でコーナーをまわらずに、7〜8割のスピードで走ることだ。自動車と同じでそのほうがかえってスピードが出る。
ベースの内側の角を左足で踏む
ベースの踏み方は、ベースの内側の角の部分を左足で踏む。左足でしっかり踏めば次に踏み出す右足が進行方向に切り返しやすい。しかし、どうしても歩幅が合わない場合には、右足でも左足でもいい。どちらでも歩幅の合った足で、ベースの内側を踏めばよい。
1.三塁へ向かう
三塁ベースに向かって走ってくる
2.ターンする
三塁ベースの内側の角の部分を左足で踏む
3.ホームへ向かう
左足を進行方向(ホーム)に切り返し、いっきにホームへ突入する
これはダメ
陸上競技の100m競争のように、体をそらし、足を浮かせて走らないこと。打球の判断をするのにも、上体が浮いていては、足元をとられころんでしまうこともある。
三塁コーチとは
三塁コーチは、打者走者、一塁ランナーの三塁進塁の指示はもちろん、二塁ランナー、三塁ランナーの安全と適切なアドバイス、ホームへの突入などを指示するのが主な仕事である。とくに、二塁ランナーは三塁ベースをまわってそのままホームへ突入するか、ストップするかの指示を三塁コーチに委ねなければならない。