「徒然虫」 2号

身近な自然で楽しみましょう

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 我が家の近くに、このような茂みがあります。少々荒れてきましたが、以前は桑畑があったところです。奥には小さな泉があり、1年を通してせせらぎの絶えることはありません。
 夏になると、ここに「ヘイケボタル」が発生します。年によって多少はありますが、毎年出会うことができます。

2a.jpg (6822 バイト)  5月の上旬に、子供たちと出かけてみると、草原の妖精「ウスバアゲハ」が優美に舞っていました。

 かつて、我が家でお借りしてコンニャクを植えたこともある畑は、格好の餌場となっているようです。

 5月下旬に訪れてみると、美しい「カワトンボ」が群れていました。

 採集しなかったので、ヒガシニシか、はたまたオオかわかりませんが、葉の先にとまっては舞い、少し羽ばたいてはとまる姿は、私に大切な時間を与えてくれます。

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 先日、理科の先生方とお話をしましたが、身近な自然に興味をもって接する時間をお持ちの方は少ないようでした。ちょっと残念です。この一因は、高校で理科系に進むと物理や化学を専攻する場合が多いことや、中学や高校で自然とのんびり接する人は、ちょっと変? という価値観があるからかもしれませんね。また、自然に親しむだけでは「研究」や「論文」になりにくいからかも・・・。

 あなたの身近な自然は?  どんなですか?


1999. 5. 23 斎藤 靖明(abusaito)

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