最終更新日: 99/02/27
E-Mail を使用するときに気をつけること
電子メールを使う上で知っておいたほうがいいことについてまとめてみました。
しかし、あくまでも個人的な意見で強制するものではありません。
ネチケット
- 題名
- Subjectには極力漢字を使わないようにする
- 文書構成
- 一行は 60 〜 70 字(漢字だと 30 〜 35
字)程度で改行する
- 用件がはっきりわかる短いメールを書く
- 引用は必要なところだけにする(全文引用は避ける)
- 本文中の文字コード
- 「半角カナ」を使わない
- 機種依存文字は使わない
- 補助漢字は使用しない
- 英数字等はできるだけASCII文字を使う
- 署名について
- signatureは短め(4行以内)にする
- ネットワーク
- chain mailを出さない・転送しない
- 非常に大きいサイズ(50k, 1000
行以上)のファイルを送らない
- 情報の伝達
- 電子メール以外に適切な手段(FAX等)があればそれを利用する
- 秘密事項は書かない
知っておくと便利なこと
- 電子メールで使える文字
- 1byte文字
- Abc123#*%$/ など
- 2byte文字
- JIS第一水準漢字
- 句読点 (。、,.・:;?! など)
- 括弧・引用符 ((【〔[{[『“”‘’`´ など)
- 英数字記号 (Abc123#*%$/)など
- 矢印 (↓→ など)
- ギリシャ文字・キリル(ロシア)文字 (αβγΣЯИ など)
- JIS第二水準漢字
- 添付ファイルの作成
- 使用できるエンコード・デコード形式
- 通常は uuencode, Base64(MIME) です。
- Binhex は Machintosh
でのみ用いられる方法で、標準ではありませんので使用は控えた方がよいです。
- MIME
- Multipurpose Internet Mail Extension の略。
- メール本文に画像・音声等のデータをパッケージして送るための規約として主流になりつつある方式です。
- Base64 形式 がこれにあてはまります。
用語集
- header(メールの最初の部分)
- To(必須)
- Cc
- Carbon Copyの略
- 同じ内容のメールを複数の人へ同時に送りたいときに書き込みます。
- Toとの違いは直接の議論を行う相手かどうかで決めます。
- Bcc
- Blind Carbon Copyの略。
- 同じ内容のメールを送る意味ではCcと同じ。
- Bccの行の内容は相手にはわかりません。相手に秘密にして送りたいとき使用します。
- 保存および確認のために "Bcc: 自分のアドレス"とすることが多いです。
- Reply-To
- メールの返信をFrom:行に書かれているアドレス以外のところに送ってほしいときにつけます。
- Return-Receipt-To
- メールが最終的なメールサーバに届いたかどうかをこのアドレスに知らせるためのもの。
- 相手がメールを読んだかどうかを知らせてくれるものではない。
- cc:Mail
等の配達証明とは全く異なるもの。
- 最近のメールサーバでは使用できなくなってきている。
- メールで使う記号
- 引用符
- メールの返事を書くときに相手の文章を引用でき、そのとき引用した文章の行頭に付けるものです。
- > や hogehoge> と書きます。
- SMILEY
- face mark のこと。
- 文章のニュアンスを表現するために記号をつかって顔を表したものです。
- 日本では縦書きの顔が使われますが、英語圏では横向です。
- 文意を柔らげたり、非難してるわけでないことを表すのに使います。
- 例
笑い |
:-) (^_^) |
泣き |
;-< (;_;) |
冷汗 |
(^^;) ^^; |
あっかんべ |
:-P |
不満 |
:-( :-< |
あやまる |
_o_ m(_|_)m |
- コメント行
- "#"から始まる行です。
- もともと UNIX の shell script のコメント行を表す
"#" から来ています。
- 「無視して下さい。」という意味で、この行に対して突っ込んではいけません。
- リダイレクション
- 文章 > hogehoge といったように使用します。
- 複数の読み手がいる場合、特定の人へのメッセージを表します。
- UNIX では cat > file
のように標準出力をファイルに落すために redirection
というのがあり、それを流用したものです。
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