富士見ファンタジア文庫 <卵王子>カイルロッドの苦難 C 面影は幻の彼方
著:冴木 忍氏 挿絵イラスト:田中 久仁彦氏
■ あらすじ ■ |
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カイルロッドは今日も追われていた。もちろん宿敵ムルトが放った化物に……。 「どうしてこう次から次へと、化物が現れるんだ」 思わずカイルロッドの口からぼやきが洩れる。 イルダーナフの鉄鎖術により、危機を脱したカイルロッドたち。だが、ムルトの追撃の手はゆるみはしなかった。 旅の途中で立ち寄った村に、再びムルトの下僕が襲いかかり、村は大きな被害を受けてしまった。 気落ちするカイルロッドに、イルダーナフがまたもや難題を投げかけた----。 |
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■ 登場人物 ■ |
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「さっさとやれ」 --------------------------------------------------------------------------------・ ミランシャは強気だった。イルダーナフもいないのだから、下手に挑発しては危険だと |
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4巻「面影は幻の彼方」より抜粋させて頂きました。
旅の途中助けた青年・タジの村に厄介になる王子達一行、
しかし王子を狙う魔物が村人達を殺し、操って王子達を追い詰めていくというシーンです。
このお話で見せるイルダーナフの厳しさ(死を認識させるか、させないか)がどちらが良いのか
王子は判断を付けかねますが、何度も読んでる私にもいまだにどちらが良いのか分かりません…
下段は4巻中盤、メディーナの格好良い!登場シーン。ミランシャの強気っぷりも可愛いです。