-ゴスドラマ過去ログ:15201-15300-
安岡優「なんかまるで夫婦のようだぞ・・・(ボソっ)」
一般人(男)「【医者】しばらく通院はありますけど、とりあえず退院おめでとう。」
一般人(女)「【看護婦】退院祝いに軽井沢行かれるんですって?村上さんよかったですねぇ♪」
村上てつや「あは。そうなんです。でもどうしてそれを??」
佐々木真理「私が喋ったのよぉ。だって楽しいんだもん」
北山陽一「なんか・・実は真理さんが一番喜んでるのでは?!」
酒井雄二「その様ですね・・・こわっ。」
一般人(男)「【医者】今度我々も行くかねぇ・・慰安旅行にでもねぇ」
一般人(女)「【看護婦】きゃっ。センセイ素敵♪ぜひ行きましょうよ。あ。じゃぁそろそろ退院の準備されてくださいねぇ〜♪」
ト書き「看護婦と医者はうれしそうに話ながら病室を出ていった」
黒沢カオル「アットホームでなかなかいいな^^」
酒井雄二「あ・・いやぁ・・それは言葉を間違ってると思いますよぉ。黒沢さん?(汗)」
黒沢カオル「えー?そうかなぁ?」
村上てつや「公私混同」
北山陽一「それもどうかと・・・(苦笑)」
黒沢カオル「ピッタリだと思ったのにぃ〜」
佐々木真理「そんな黒沢くんが可愛くて仕方ないわよっ♪」
安岡優「あ〜黒ぽんズルーい。真理さん僕もかわいいでよぉ?」
村上てつや「オイオイ。その前に黒沢は俺のだ。おれの!佐々木真理には渡せねぇ」
酒井雄二「はいはい。勝手にやっててください」
ナレーション「呆れ返ったように酒井は言った。」
北山陽一「というか、何時の間に『黒沢薫・所有権』が発生してるんですか?」
黒沢カオル「俺は物じゃないって!」
酒井雄二「そんなことより帰る準備しますよ、リーダー。」
ト書き「まったく、といった顔でベッドの周りを片づけ出す酒井。」
北山陽一「ほらほら。急ぎますよ。早く病院から出たいですからね」
ト書き「北山は片付ける手を休めぬまま、未だ『黒沢所有権』にこだわる村上を促した。」
ナレーション「6人は荷物をまとめ、センセイたちに最後の挨拶をしていた」
ゴスペラーズ「どうもお世話になりました」
一般人(男)「【医者】では。村上さん。くれぐれも無理はしないようにね^^」
一般人(女)「【看護婦】軽井沢、お気を付けてね^^」
マネージャー竹内「さ。でわ帰りますかね」
佐々木真理「あら。竹内さん。いたの?!」
マネージャー竹内「失礼な、仮にもマネージャーなんですから、私。」
酒井雄二「仮にもってのが気になりますがなぁ…。」
一般人(男)「【医者】>あぁ、そうでした。またいつ発作が出るか分かりませんのでね、コレを。」
村上てつや「なんですか?これ…。」
一般人(女)「【看護婦】>”携帯吸入器”です。発作が出たとき口にくわえて、下の部分を押してください。」
黒沢カオル「あっ、知ってる。これやると少し発作がおさまって楽になるんだよ。」
安岡優「さすが元喘息持ちの黒ぽん!」
北山陽一「そんな事で誉めても嬉しくないでしょう…。」
酒井雄二「”さすが”とは普通言いませんね。」
黒沢カオル「だよな…」
安岡優「あはははは!」
村上てつや「まぁ俺のことだからこんなもんなくっても平気だけどな!」
安岡優「そだよね。てっちゃんのことだもん♪」
マネージャー竹内「さ。乗った乗った。」
ト書き「竹内は6人を車に乗せると車を走らせた」
安岡優「ねぇねぇ、このまま軽井沢に向かっちゃわない?」
ナレーション「なんと都合の良い事に、全員旅行の身支度が整っているではないかっ!」
北山陽一「う-ん。さすがはドラマでだな。この強引なまでの都合のつけようなんて正に!」
佐々木真理「よぉ〜し。では軽井沢に向けてしゅっぱぁぁ〜つ」
酒井雄二「本当に楽しそうだこと・・・なんでだ?(悩)」
安岡優「ねね・・・ちょっとアレ・・見てよ♪」
ト書き「安岡は後方の座席に座る村上と黒沢をコッソリ指差す」
村上てつや「黒沢。ゆっくり休め。ついたら起してやるからな。ほら。膝枕してやるよ」
黒沢カオル「てっ・・てつぅ。いいってば。もう大丈夫なんだからさ。お前の方こそゆっくりしてろよ」
村上てつや「そんなこというなよ。今までずっと無理させてたんだから」
黒沢カオル「無理なんかしてないよ。さっきも言ったろ。だいたい今回はてつの静養も兼ねてるんだからなっ」
ト書き「黒沢をムリヤリ膝枕してやろうとする村上。少し恥らいながらも村上の体を思いやる黒沢。」
酒井雄二「あの2人が『美女と野獣』に見えるのは俺だけだろうか・・・」
北山陽一「いや・・・雄二だけではないと思う(-。-) 」
安岡優「え-?僕にはとても微笑ましく見えるけどなぁ・・。因みにどちらが美女でどちらが野じゅ・・」
効果音「べしっ(叩く音)」
安岡優「いったぁ〜い・・・真理さんなにすんですかぁ。え-ん(>_」
佐々木真理「どちらが美女か・・野獣かなんて聞かなくてもわかるでしょっ。もぉ」
酒井雄二「真理さんすげぇ・・。前の座席から体伸ばして叩きにくるなんて。さすがだ・・・」
安岡優「(>0」
酒井雄二「まだ泣いてるのか安岡!!男のコだろっ。ほらほら泣き止め。」
ト書き「酒井は子供をなだめる様に安岡の頭をなでていた。そしてその横では北山がひとり、浮かない顔をしていた」
酒井雄二「陽一・・・どした?」
北山陽一「・・・・うん。ちょっと。」
酒井雄二「(耳打ちするように小声で)リーダーのことか?」
北山陽一「・・・・えぇ。まあ・・・・。」
酒井雄二「今はまだ大丈夫なんだから。なにも考えないことです。ほら楽しくいくぞ」
北山陽一「ごめんな・・つい考えてしまって・・」
安岡優「なぁに-2人でコソコソ話なんかしちゃってさぁ。ぶぅ」
北山陽一「ごめんごめん。そんな寂しそうなかおするなよ^^」
ト書き「北山は気分とは裏腹にニッコリと笑って見せた」
安岡優「遊んで遊んで♪(・・・そんな作った笑顔なんてすぐ見破っちゃうんだからね・・陽一・・。)」
ナレーション「安岡はあまりに曇った北山を見て『なにがあったの?』とさえ聞けないでいた。すごく気になるのに・・・」
佐々木真理「あら。2人とも寝入っちゃったのね。クスクス」
ト書き「村上と黒沢は方をぶつけ合うようにして、お互いがお互いの支えとなって眠っていた」
安岡優「ほんとだ。あはっ。黒ぽんってホント可愛いよなぁ♪」
村上てつや「ん・・・んーーーーー」
ト書き「寝ぼけているのか、村上は黒沢を更に更に引き寄せた。」
安岡優「うひゃほぉっ。いかんじぃ」
酒井雄二「ヤリを持ってこぉぉい!(突然)」
安岡優「うぎゃっ!!何すんのさ雄二!!!!」
酒井雄二「アレをこうしてこうするとだ・・・(ぶつぶつ)」
北山陽一「雄二がこわれたっ!!」
酒井雄二「そうか、右打ち左投げなんだ。ナルホド。(謎)」
安岡優「あぁっ!なんか黒ぽんまでてっちゃんのこと抱き返してる・・・・」
酒井雄二「うがぁぁぁ!」
北山陽一「ほらほら雄二。見ない見ない。ほぉ〜ら竹内がとてつもなくねむそうに運転している姿をみてごらーん」
酒井雄二「ぬおぉぉ!!竹内目を覚ましてくれぇぇぇぇぇぇ(注:真剣)」
佐々木真理「どこかでひと休憩、する?」
安岡優「きゅ・・・休憩っすか?(赤面)」
北山陽一「安岡やんとけ。赤面なんかするとまた殴られるぞ(ぼそっ)」
佐々木真理「みんなやっぱり休暇が必要みたいねぇ。疲れてるわ・・・」
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