-ゴスドラマ過去ログ:18301-18400-
ゴスペラーズ「村上意外>(「べつに」って顔じゃないじゃん…)」
酒井雄二「マネージャーがいるならねえ。(心臓に悪いわよ…)」
安岡優「うんうん。一人より二人!だね」
村上てつや「(ちぇ……。」
北山陽一「じゃあ後は2人に任せて…、俺たちは帰ることにしましょうか?」
酒井雄二「そうですな。あまり回りに大勢いては黒ぽんも落ち着いて寝てられないでしょうからな。」
小林社長「今度は黒沢が倒れたって?!」
酒井雄二「…って、人数増えてるよ……。」
マネージャー竹内「社長、早いですね…。今、連絡したところじゃないですか…。」
北山陽一「あ、連絡しに行ってたんだ、さっき…。」
小林社長「もうこれ以上、心配かけさせないでくれよぉ〜。」
ト書き「小林社長はその場にへたり込んだ。」
マネージャー竹内「わゎっ!社長。どうしたんですか?」
小林社長「メンバーが入院して、それを心配しない社長が何処に居るって言うんだ?黒沢の話を聞いて飛んできたんたぞ!」
北山陽一「あのぉ、温かい缶コーヒーでもいかがですか?どっちみち、僕らも帰るところだったんで…」
小林社長「北山、ありがとうなぁ。だが、とりあえず先生に黒沢の容態を聞いてからにするよ。竹内。」
ト書き「竹内マネージャーの方を見る社長。」
小林社長「こっちのほうで何かあったらすぐに連絡するからな。もしも村上か黒沢の容態がかわったら、すぐに電話しろよ!」
ナレーション「小林社長、まるで皆さんのお父さんのような口調です。」
安岡優「ぱぱぁ!」
酒井雄二「…さすがにソレは怪しいのでやめなさい!!」
安岡優「なんでよぉ〜いいじゃん」
北山陽一「よくないです!」
安岡優「ホントっぽい?」
酒井雄二「リアル過ぎです・・安岡の口調の似合いすぎ。。」
マネージャー竹内「まあまあ。ところで社長、黒沢の容態なんですがね」
小林社長「あぁ。センセイの所へいこうか。」
マネージャー竹内「それじゃぁ頼みましたよ、村上」
ト書き「そう言い残すと社長と小林は部屋を出て行った」
安岡優「俺も黒ぽんの容態きになるよぉ・・・」
村上てつや「偏頭痛は、薬とかでは治らないしやっぱり俺がしかっリしないといけないな」
ゴスペラーズ「村上以外>(自分たちがしかっリしないと)」
ト書き「ん〜んゴッロっと寝返りを打って起きあがる黒澤」
黒沢カオル「んーさっきより頭が軽いなー竹内のおかげだな!っあ!皆来てたの!!」
北山陽一「あ、黒沢さん!頭痛は大丈夫ですか??」
黒沢カオル「うん。だいぶ良くなった!なんでだろ??」
酒井雄二「やっぱりリーダーの…」
安岡優「ヒアリング能力!!!」
北山陽一「ヒーリングです!!!聞いてどうするんだよ〜(苦笑)」
黒沢カオル「へ〜ぇ、村上何時から超常能力使えるよ〜になったの?」
ト書き「寝起きの黒沢は相変わらずマジメかつ天然である。」
村上てつや「んな能力なんてもってねぇよ。」
黒沢カオル「ふうん?ね、竹内は?」
安岡優「社長と一緒に先生に黒ぽんの容態を聞きに行ったよ。」
北山陽一「何か用でも?俺で間に合うことなら聞きますよ。」
黒沢カオル「ありがと。でも、いいよ。竹内が帰ってきてからにする。」
村上てつや「(なんか、気になる・・俺でもだめなのか?)」
酒井雄二「どうしたんですか?村上さん、なんかボーっとしてますけど…。」
村上てつや「イヤ、なんでもねぇ…。」
北山陽一「では、私たちはこれで失礼します。また明日、黒沢さん。」
黒沢カオル「もう帰っちゃうの?」
酒井雄二「黒沢さんの顔色がよくなったのを見て安心しました。」
安岡優「だから今日はもう胸いっぱぁ〜い!はちきれると大変だからさ、今日は帰るよ。」
北山陽一「ではゆっくり休んで下さいね、また明日。」
酒井雄二「お大事に!!」
安岡優「ばぁ〜い、バァ〜イ!!」
ト書き「速やかに部屋を出る3人。」
黒沢カオル「村上もいいのに…俺についててもツマラナイし、疲れちゃうでしょ…家帰って休んだら?」
村上てつや「俺は別に平気だよ…家に1人で居るより病院に居る方が安心だろ?」
黒沢カオル「それはそうだけど……。」
村上てつや「俺じゃ不満??」
黒沢カオル「違うよ!そうじゃなくて!!」
村上てつや「そんなムキになるなよ…冗談で言ったんだからよぉ…。」
ト書き「ぎこちない雰囲気が部屋中を漂い始めた。」
村上てつや「…竹内に言いたい事がある時は部屋から出るから心配すんなよ…。」
黒沢カオル「なんで竹内が出て来るんだよぉ?!」
ト書き「少し喧嘩越しな黒沢の口調を聞き更にイラつく村上。」
村上てつや「お前がさっきから”竹内は?竹内は?”って言ってっからだろっ?!」
黒沢カオル「俺は!…俺はただ…。」
村上てつや「なんだよ……。」
黒沢カオル「さっき頭撫でてくれたから…そのお礼が言いたかっただけだよ…おかげで安心して眠れたし。」
村上てつや「それだけかぁ?他にも言いたい事たくさんあるんじゃねぇ〜の?!」
ト書き「かなりイライラしている村上。・・・<そんなにキレなくてもねえ〜>…」
黒沢カオル「別に何もないよ〜。そんな怒るなよ〜。」
村上てつや「いや、悪ぃ悪ぃ。別に怒ってねぇって。じゃあ竹内、呼んでこようか?」
黒沢カオル「いや。明日でも言える事だし。村上ももう休みなよ。なんか眠そうだし…。」
村上てつや「お前が眠んの見届けてから寝るよ。」
黒沢カオル「…わかった。じゃ、村上。おやすみ。」
ト書き「と言ったすぐ、ドアが開き、竹内マネが入ってきた。」
村上てつや「あ、竹内…社長は?」
ナレーション「少々口調がぎこちないですよ、村上さん。」
マネージャー竹内「先生に容態を聞かれてから、事務所へ帰りました。これからのスケジュールの都合もありますし…」
村上てつや「だったらお前も一緒に帰ればよかったんじゃねぇの?」
マネージャー竹内「そう言ったんですが、社長がいいと…」
ト書き「村上の口調に圧倒され、焦る竹内。」
黒沢カオル「あ、竹内…戻ったんだ。…さっきはありがとう。ずいぶん楽になったよ。」
ナレーション「黒沢さん。タイミングがいいのか…悪いのか…」
マネージャー竹内「いえいえ、たいしたことでは…でも、さっきよりは顔色が良くなったみたいで。やっぱり村上さんの力はすごいんですね。」
黒沢カオル「は?村上の?」
ト書き「素っ頓狂な声をあげる黒沢。その声に対し、顔が引きつる村上。それを察した竹内マネは慌ててフォローをする。」
マネージャー竹内「村上さんが黒沢さんの顔を撫でたら、すごく楽な表情になったって話ですよ。やっぱり村上さんと黒澤さんには深い絆がある野田なぁ、と…」
ナレーション「野田って、誰?言い間違いですよね?」
黒沢カオル「…さっきの話、マジだったの?」
村上てつや「偶然!さ、竹内も戻ったから、俺は帰るとするか。まだまだ黒沢には、竹内に個人的に話したい事があるみたいですからねぇ?」
黒沢カオル「………村上?なんだよ、その言い方は?何訳わかんない事言ってんだ?」
ト書き「珍しく怒りをあらわにした口調の黒沢。竹内はおろおろするばかりである。」
マネージャー竹内「あの・・・えと・・・」
黒沢カオル「てつ!なんでそんな竹内困らせるような事するんだ?さっきから言ってるけど、別に特別な事でもなんでもないんだよ」
村上てつや「そう言いながら、シレっと竹内のことかばってるよな」
黒沢カオル「ちょっと待ってくれ。かばうもなにもないだろう?俺はなんでテツがイラついてるのかさえ理解できないよ」
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