-ゴスドラマ過去ログ:18501-18600-
村上てつや「なんだよっ?!早くねぇか?」
黒沢カオル「…おっはー…?!」
ト書き「半疑問系で安岡の真似をする黒沢…。」
北山陽一「ヤスが早く行きたい!って言って聞かないんですよ…。」
安岡優「ハイハイ、てっちゃんも!おっはー――!!」
村上てつや「バ〜カ!!」
酒井雄二「流行に乗ろうたってそうはいきませよ!!」
村上てつや「うるさいよ!!朝からテンション高いなぁ〜お前は」
ト書き「ムキになって誤魔化す村上」
酒井雄二「あれ、そういえば竹内は?」
ナレーション「竹内さーんどこですっか!!」
黒沢カオル「さっきまでここにいたんだけどなぁ」
村上てつや「とりあえず部屋戻ろうぜ。いるかもしれない」
安岡優「僕先に行ってる♪」
ト書き「安岡は部屋へと走って行った」
北山陽一「こらこら、病院内は走らないように・・って、もう見えなくなっちゃったな」
酒井雄二「いつまでたっても子供のようだ・・・」
黒沢カオル「俺たちもそろそろ戻ろうか。寒いし・・」
酒井雄二「えぇ。われわれはコーヒーでも買ってから行きますよ」
黒沢カオル「分った、先戻ってる。ほら、てつ行くぞ」
村上てつや「あぁ」
ト書き「先に歩き出す黒沢を確認したあと、村上は酒井の方に寄って歩いた」
村上てつや「昨日は・・悪かったな。なんかちゃんと謝れないままあやふやになってたからさ。」
酒井雄二「村上さん・・・」
村上てつや「ほんと、こんなに思ってもらって感謝しなきゃいけねぇよな。ははっ」
酒井雄二「あ・・いやぁ・・こっちこそ・・。あんな腹を立てるべきじゃなかったんです。すみません。」
村上てつや「まぁいいってことよ!今回のことはお互い様だ。なっ」
酒井雄二「えぇ。そうですね。これからは、お互いもっとオトナになりましょう」
ト書き「なにやら話しこむ2人を見て、何を話してるのか悟った黒沢。笑顔になった。」
北山陽一「よかったです。解決して。一時はどうなるかと思いましたがね・・・」
酒井雄二「心配かけてすまんねぇ〜。さて、黒沢さんがおまちかねです。早くコーヒー買っちゃいましょう」
ナレーション「酒井は微笑んで村上に言った」
村上てつや「おう、そうだな。」
ト書き「そう言うと村上も安岡と同じように駆け出して行った。」
効果音「バタッ」
ト書き「そしてコケた。」
村上てつや「イッテー!!」
酒井雄二「村上さーん!」
北山陽一「足腰弱ってますか?」
村上てつや「んな訳あるか…、あぁ、関節がぎしぎし云ってる。」
黒沢カオル「あんなトコで寝るから……。」
酒井雄二「あんなとこってどこで?」
黒沢カオル「ロビーの長椅子…。」
酒井雄二「あんた、病人だって自覚はあるんですか?!まったく!」
黒沢カオル「気を使ってくれたんだよね、村上?!」
村上てつや「あ…?!うん…?」
北山陽一「まぁ…良いでしょう…ほらっ、行きますよ。」
ト書き「部屋に戻る一同。」
安岡優「あ〜もしもし〜、うん俺ぇ〜安岡ぁ〜この前の事なんだけどさぁ〜」
酒井雄二「コラッ!!病院で携帯で話しているバカは誰だ??!」
安岡優「うん、じゃ〜あ、そういう事で…うんうん、またね♪」
北山陽一「人の話し聞いてませんね……。」
黒沢カオル「安岡、マナーはちゃんと守ろうね。」
安岡優「ゴメン…。ってかね、社長からなんだけど、『黒沢が大丈夫そうなら事務所に来てくれ〜!』って…。」
ト書き「携帯をポケットにしまい、社長のマネをしながら安岡は言った。」
村上てつや「にしてもよぉ、やけにフレンドリーに話してなかったかぁ?」
安岡優「えっ…?!そっそんな事…ない、ないよぉ〜!」
ト書き「動揺してしまう安岡…。」
酒井雄二「明らかに動揺してるように見受けられますが…?安岡君。」
北山陽一「誤魔化してるね、明らかに…汗かいてるぞ?!」
安岡優「エッえっエぇ??ちっ、違うよぉ〜??!!」
黒沢カオル「汗拭けば?…後で洗濯して返せよ。」
ト書き「安岡へハンカチを手渡す黒沢。」
安岡優「ありがとぉ、黒ぽん!」
北山陽一「で、誰と話してたんだ?」
酒井雄二「あ、竹内ここにいたんですね。ヤスの電話の相手分かりますか?」
マネージャー竹内「すいません。私には…」
安岡優「もういいよー。この汗。ゴロゴじゃないんだからー。」
酒井雄二「いいから、誰なのかいいなさい!」
安岡優「だから社長だってばぁ・・・」
ト書き「一同、腑に落ちない表情をしているが、それ以上は追求しなかった。」
安岡優「さぁさぁ早く事務所に行こうよ〜!」
酒井雄二「ayasii」
ナレーション「酒井君、しっかり!!」
酒井雄二「あやしすぎる!!」
安岡優「あやしくないからぁ〜」
酒井雄二「……」
ト書き「じろりと視線を投げる酒井。」
酒井雄二「・・・・・・」
効果音「ぴろりろり〜ん♪」
黒沢カオル「あ、安岡携帯鳴ってる…。」
安岡優「あ?あははほんと〜。ボク外でてくるね〜」
村上てつや「あいつなんか企んでねぇか?あの気味悪いまでの笑顔・・・」
黒沢カオル「俺が見たって・・・おかしいと思うもん」
北山陽一「黒沢さんにまで怪しさが伝わるなんて・・・」
酒井雄二「我々には計り知れないが、いつも以上にヤスの言動があやしいということですな?!」
村上てつや「おいおい、お前らしれは失礼ってもんじゃねぇのか?!いくら黒沢だって、メンバーの変化くらい・・・・」
黒沢カオル「・・・てつ、そこで言葉を失う方が失礼だと思うんだけど?」
ト書き「黒沢はプゥっと膨れてしまった」
村上てつや「あ、いや、そういうんじゃないんだぁ!黒沢〜こっちむいてくれよ〜」
北山陽一「はぁ。また始まりましたか。」
酒井雄二「二人はほっといて・・事務所に向かわなきゃいけないんですかね?」
北山陽一「あぁ。でも肝心のヤスが外に・・それに黒沢さんの具合が・・」
黒沢カオル「あ、俺ならもう復活したから。竹内がずっとついててくれたおかげで、久々に熟睡したしね」
村上てつや「(」
ト書き「黙り込み、村上は知ってか知らずか怒りを周囲へ知らせている。」
酒井雄二「得体の知れないオーラが部屋中漂ってるんですけど…。」
北山陽一「ほっほら、じゃあ事務所に行きますよ!」
村上てつや「た〜け〜う〜ち〜!!(怒)」
マネージャー竹内「だっ、だ・か・ら!!私は何にも…!!」
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