-ゴスドラマ過去ログ:19001-19100-
酒井雄二「・・・せめてこう・・「ステージで」とかなんとか・・・ねぇ?黒沢さん」
黒沢カオル「(俺の発言に不満足なんだな・・酒井の奴 笑)」
安岡優「家だと誰も見てくれないし‘快感’が味わえないよ〜ね!てっちゃん」
村上てつや「なっなんで俺に降るんだよ!安岡ぁ!」
酒井雄二「よく言いますよ!ステージじゃ良く裸になって乗り乗りの癖に!」
北山陽一「そうですよ!「はだか念仏」とか自分で言ってるくせに!」
村上てつや「露出狂みたいな事いってるけど黒澤だって脱ぐし・・・」
黒沢カオル「・・・・・・」
村上てつや「酒井北山だってステージで脱いで見ろ!快感だぞ!!っまそんな度胸は無いだろうが」
ナレーション「村上さんそんな事言ってると黒澤さんが切れちゃいますよ」
村上てつや「大丈夫だよ、っなクロサ・・・・ワ?」
ト書き「なぜか黒澤、目に涙がいっぱい!!」
村上てつや「おおおい!なんだよ俺そんな黒澤を悲しませること言ったかよ〜」
黒沢カオル「だって、てっちゃんは体に自信があるからいいけど・・・俺は・・・」
ナレーション「なんかどんどん変な方向に行ってません?」
黒沢カオル「俺は色も白いし白い割に筋肉質だから・・・」
村上てつや「あのなぁ〜…もしお前が脱いでファンが引いてたらそれは考えモンだけどよ…みんなキャーキャー言ってるし…。」
安岡優「良いじゃん!黒ぽんらしくって♪」
ゴスペラーズ「(安岡以外)……らしいって……。」
黒沢カオル「嬉しくない…イイよ、もう。」
マネージャー竹内「あの…着きましたよ、事務所。」
ト書き「窓の外にはいつもの見慣れた風景といつもの建物。」
北山陽一「やっと着きましたね…では、降りますか。」
安岡優「う〜ん!なんか狭い所に居たから身体硬くなっちゃったよぉ〜。」
ト書き「次々に車から降り、背伸びをしながら建物に入っていくゴスペラーズとマネージャー。」
ナレーション「なんか黒ぽんのキャラが現実とギャップがあり過ぎて怖いんですけど…。」
ト書き「“女の子”っぽいのは、仕様がないのでは……等と思ってみる、一般観覧者。」
北山陽一「はいはい、そこで指摘しないの!俺等だって分かってるんだから…。」
酒井雄二「ホラ、入るよ北山。」
小林社長「おぉ!元気にしてたか?」
ト書き「扉を開けたメンバーの前にはコーヒーを片手に立つ社長」
ゴスペラーズ「おはようございます!!」
小林社長「うん。元気があってよろしい!!」
ト書き「まるで小学校の朝会のようである…。ちなみに校長が社長で、生徒がゴスペラーズね。」
酒井雄二「ハイそこ!変な事言わない!」
ト書き「ごめんなさい……。」
村上てつや「ところで、何ですか?急に事務所に呼び出して…。」
小林社長「おっ、黒沢!調子はどうだ?」
村上てつや「こらぁ!無視すんなよ!社長!」
黒沢カオル「もう大丈夫ですよ。頭の中スッキリしてます!」
村上てつや「黒沢ぁ、お前まで無視すんなよ…!!」
黒沢カオル「…別に、視界内から外してるつもりは無いんだけど。」
村上てつや「いや、今のは故意」
小林社長「まあまあ」
酒井雄二「んで、何のようなんですか?」
安岡優「あ!社長!おはよう〜!」
酒井雄二「ぐわあ!!」
ト書き「今度は酒井が安岡に無視されたため酒井は苦痛の声をあげた」
安岡優「あ、いたの?」
酒井雄二「いたのって・・…」
黒沢カオル「ヤス、からかって遊ぶのはてっちゃんだけにしておけ?な?(笑)」
村上てつや「オイ…俺なら良いってのかよ、黒沢…。」
北山陽一「まあまあ…って俺、社長と同じ事言ってるし…。」
安岡優「歳は取りたくないねぇ〜北山さん♪」
小林社長「まるで私が歳みたいな言い方しおって…座りなさい。」
安岡優「…だって歳じゃんねぇ…。」
効果音「ゴツン!!☆」
安岡優「い゛た゛ぁ〜い゛…(><)」
黒沢カオル「安岡ぁ…仮にも社長なんだからこっちでも遊ばないの…。」
小林社長「黒沢の”仮にも”って言葉が気きになるが…まぁ良い、早く座りなさい。」
ト書き「竹内マネはやり取りを見ながら”やれやれ”と言う顔つきで自分のデスクに着く。」
村上てつや「竹〜内〜コーヒー。」
マネージャー竹内「ハイハイ…。…(ったく、せっかく席に着いたのに…立ってる時に言って欲しいよなぁ…)…はぁ。」
村上てつや「オーイ、マネージャーが溜息つまなぁー働けー。」
マネージャー竹内「ハイハイ、働きますよ…(ったく、人使い荒いんだから…まぁマネージャーの宿命だけど…)。」
村上てつや「『ハイ』は1回だぞー竹〜内〜。」
黒沢カオル「こらっ、村上!茶化さない!竹内だって疲れてるんだから。」
村上てつや「へいへい…わかりましたよぉ…。ったく、ところで何なんだ?珍しく事務所に呼び出して…。」
安岡優「あぁ〜〜〜!!俺なんか甘いもの食べたくなったぁ!」
村上てつや「うるせぇよ、勝手に食え!…で?何なんだ?」
安岡優「ねぇーねえー、北山さんも食べたくなぁい?てっちゃんも、甘いの好きでしょ!?」
ト書き「話を持ち出そうと邪魔をする安岡に北山と酒井はなにかピンと来たようだ…。」
酒井雄二「北山…。」
北山陽一「ヤス!!」
ト書き「酒井が北山に目で合図を送った後、北山は静かに安岡を怒った。」
安岡優「…だってぇ……。」
黒沢カオル「『だってぇ…』じゃないよ、大切な話があるから社長が俺らを呼んだんだろ?邪魔するなよぉ…。」
安岡優「別にないよねぇ〜?社長。ただ、黒ぽんとてっちゃんの元気な顔見たかっただけでしょお?ねぇ?」
酒井雄二「安岡優!白状しなさい!何か隠してるでしょう?」
北山陽一「さっきから急に大声出したり、話し変えたり…見るからに怪しいんだよ、ヤス。」
黒沢カオル「怪しい怪しい!!」
小林社長「月餅と…後は御歳暮の貰い物でチョコレートぐらいしか無いが。これも食べるのか?」
ト書き「茶うけ菓子を持ち込んだ社長へ、安岡は救世主を見るような視線を送る」
酒井雄二「話はまだ終わってません。食べるのは……。」
北山陽一「その後からにしてください。」
小林社長「おい、月餅は消味期限今日までだから、片付けてってくれ。」
黒沢カオル「誤魔化してもダメ!食べるのは話が終わってから!…だよね?北山。」
ト書き「一も二も無く、月餅に手を出そうとしている村上へ、全員の視線が集まった。」
黒沢カオル「…てっちゃん……。」
酒井雄二「りぃーだぁー…。」
村上てつや「なんだよ、その侮蔑の表情は!別に喰ったって、安岡が話す分には支障ねぇだろ!」
北山陽一「……良いです、もぉ。」
ト書き「諦めた表情で、北山は安岡へ視線を戻した。」
黒沢カオル「こーいう処から子供の躾は崩れて行くんだねぇ…。」
酒井雄二「いえね、黒沢さん…それとこれとは問題が根本から違いますから。子供の躾の話は、今度ゆっくりと専門の方として下さい。」
北山陽一「白状しなさい、ヤス!」
安岡優「・・・・・・」
黒沢カオル「安岡…。」
酒井雄二「ちゃんと話しなさい!」
村上てつや「美味ぇ〜月餅…♪オイ、ヤス!早く白状しねぇーと全部喰っちまうぞぉー!」
[TOP|NEXT|BACK]