-ゴスドラマ過去ログ:19201-19300-
安岡優「はいはいっ!僕、今度は戦隊物やりたいっ!!」
酒井雄二「戦隊ものは一度有耶無耶で終わってますし…如何なモンでしょ。」
北山陽一「一応、我々木の股から生まれたのでは無い事を証明するかのようにさめざめと悩んで参りましたけど…さて。」
黒沢カオル「3対2で分かれるってのはどうかな?」
ト書き「その一言に、黒沢へ視線が集まる。」
黒沢カオル「ま、一回悩まないで、莫迦やって、そんでストレス発散しても良いんじゃにゃい?」
安岡優「それもいいかもね〜どう分かれる?」
北山陽一「まぁ・・ある程度筋道ないと本当にとんでもない方向にいっちゃいそうですしね」
村上てつや「別れ方に悩むもなにもないだろぅ。俺と黒沢が一緒にいないでどうするっちゅーんだ」
酒井雄二「そうきたか・・・・」
安岡優「阿弥陀籤は?」
北山陽一「一応ひらがなで「あみだくじ」って言えよ…ここに紙もペンもありますから、早速…」
村上てつや「だぁっ!だから俺と黒沢は一緒だって…」
黒沢カオル「わがまま言わないの!!」
村上てつや「ちぇっ…。」
酒井雄二「ひとまず今日は配役を決めて、明日から”ゴスドラマ”再開しましょう。今日はこれを決めたら酒盛りです。」
ゴスペラーズ「賛成!!」
ト書き「手を挙げて声を張り上げる5人に安心して笑顔を見せる社長。」
安岡優「さっかもり、さっかもり。わ〜い!!」
酒井雄二「・・・安岡、妙にウカレてるなぁ〜・・・」
北山陽一「さて、どのような配役にしますか?」
黒沢カオル「ボク・・赤色がいいなぁ・・やっぱさ・戦隊物ってゆうと・・アレだよね?」
酒井雄二「黄レ○ジャーとか・・・?」
安岡優「前もさんなだったよね?確か」
北山陽一「さんな?」
安岡優「・・・・『そんな』」
村上てつや「それなら・・紫作るぞおい!」
ト書き「一同『ええっ?!』といった驚きを表情だけで表現」
村上てつや「・・・嫌なら口で言えよ。ちぇっ。じゃぁさ、発案者!どんなかんじにすんだ?」
安岡優「えぇ〜・・・(思いつきだしなぁ)・・・」
ト書き「上目遣いで天井を見上げる安岡」
北山陽一「はぁ…。やっぱり思いつきだったか…。」
安岡優「やっぱりとは失礼なぁ・・」
ナレーション「図星なんですね?安岡くん…」
安岡優「うるさい!」
村上てつや「思いつきでもいいジャンかなー安岡!」
安岡優「そうだよ!!!!思いつきが一番いいんだから!」
酒井雄二「安岡くん!行きあたりばったりが一番似合いそうだね、君には」
安岡優「それ、褒められてないー・・・」
北山陽一「ま、そう落ち込むなよ。。。それがやすらしいということなんだし・・・」
黒沢カオル「取り敢えず、3対2で分かれて…敵味方どっちにしようか。」
酒井雄二「『3』の方が味方すなわち『正義』…なんでは。」
北山陽一「それだと、敵の方が不利なんで。敵の方にはオプションとして『巨大ロボ』か『怪獣』を……。」
黒沢カオル「いいねえ、巨大ロボ!」
安岡優「ガンダムとかカッコイイよねぇ〜」
村上てつや「ガンダムって正義の味方じゃねぇか!怪獣だろ?やっぱり。」
黒沢カオル「真理さんとかやってくんないかなぁ…。」
酒井雄二「ひぃぃぃぃ〜!!黒ぽん、あんた怖いもの知らずにもほどがありますよ!」
安岡優「怪獣だったらやっぱりバリK〜んでしょ?!」
村上てつや「そう来たか、ヤス!!」
北山陽一「まぁ〜バリK〜んが了解してくれたらな…。」
黒沢カオル「やってくれるよ!バリK〜んなら!『そんな役もらって良いんですか!?』ってきっと喜ぶよ!」
酒井雄二「喜ぶかは別として、彼なら似合いますね怪獣。」
マネージャー竹内「ハイハイ!出来ましたよ、あみだくじ。」
村上てつや「んじゃ!早速決めるか…じゃまずリーダーの俺から…!」
ト書き「竹内マネの手作りおみだに視線を寄せる5人。各自好きなところに名前を書き始めた。」
安岡優「誰がどれになるか楽しみだね☆じゃ竹内〜発表してくれる♪」
マネージャー竹内「では……ほほ〜、へぇーそう来ましたかぁ〜なるほど…。」
ト書き「あみだくじの結果を見て一人で納得したり驚く竹内マネ。」
村上てつや「1人で楽しんでねぇーで、早く教えろ!!」
ト書き「まるで学芸会の役発表の時の小学生みたいな顔をして竹内マネを見つめる5人。」
マネージャー竹内「お話、どうするか決めました?」
安岡優「それは役が決まってから!」
マネージャー竹内「(…またそんな強引な。)じゃあ、発表します!正義の味方が…村上・北山・安岡。悪役が、黒沢・酒井+『怪獣』です。」
ゴスペラーズ「………。」
安岡優「てっちゃんが正義の味方???で、黒ぽんが悪役???」
村上てつや「納得いかねぇぞ、コラッ!竹内、見せろ!!」
酒井雄二「俺なら納得いくって言うんですか?!村上さん!」
黒沢カオル「悪役かぁ〜なんか楽しそうだよね、酒井頑張ろうな!!」
北山陽一「当の本人はメチャメチャやる気みたいですよ、村上さん…。」
安岡優「いかにもって言うのが反対になっちゃったね。」
黒沢カオル「酒井に俺にバリK〜んかぁ…面白そうだね、てっちゃんが正義のみ方って言うのもたまには良いんじゃない?!」
村上てつや「俺が正義のみ方って言うのはわかるけどよ、なんで黒沢が悪役?北山の方が似合ってないか?」
北山陽一「失礼な、村上さん!!」
安岡優「そーだよぉー、てっちゃん!北山は見るからに”地球の平和を守ります!”って感じジャン!」
酒井雄二「見るからにってのは分かる気がする。なんなら”銀河の平和も守ります!”って感じだな、こりゃ。」
黒沢カオル「宇宙レベルのヒーローが相手なら、こっちも宇宙レベルの悪役のイメージを固めないといけないよなぁ…」
村上てつや「おいソコ!真剣に楽しまないっ!」
ト書き「瞳をきらきら輝かせ、必要以上に楽しそうな黒沢薫(29)」
黒沢カオル「ト書きさん年言わないでよ〜。もうすぐ三十路なのがバレちゃうしぃ〜(照)」
ナレーション「そこで照れなくても……」
黒沢カオル「いや〜ついね。つい。更に体も鍛えないとね」
安岡優「ま〜ま〜、とりあえず配役決まったし。」
酒井雄二「酒盛りでもしながら語ることとしますかっ!」
村上てつや「そだな。とりあえず飲んどこっ」
安岡優「じゃぁ酒井さん、乾杯しようぜ!」
酒井雄二「んじゃ、行きますかっ せーのっ、乾杯っっ!」
ト書き「コップのぶつかりあう音が響く」
ゴスペラーズ「かんっぱーいっ!」
小林社長「俺も入れてくれ!」
村上てつや「おう、社長も飲もうぜ!」
酒井雄二「くーーーーーっはおいし・・・・・い」
北山陽一「なんだかコノ若々しいノリがいいですね。(微笑)」
村上てつや「若々しいってお前・・・・」
マネージャー竹内「しかもノリだけですか?ぷっ・・。」
ト書き「グラス片手に北山の発言を笑う竹内」
北山陽一「わっ。竹内!」
村上てつや「なんだ、お前も飲んでんの?!」
マネージャー竹内「私も仲間に入れてくださいよ。6人目のゴスペラーズ。「The6ペラーズ」なんですから。」
ト書き「竹内の顔を深く覗きこむ村上」
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