-ゴスドラマ過去ログ:22601-22700-
村上てつや「...そんなの、関係ねーな。」
黒沢カオル「酒井・・・幸せだったのかな・・・」
安岡優「え?」
黒沢カオル「あいつ、幸せだったのかなって・・・俺はあいつに何にもしてやれなかった・・・!」
村上てつや「・・・幸せ・・・だったさ。あいつは。」
安岡優「そうだよ、そうに決まってるよ。」
黒沢カオル「…そうだって…思うだけなら、良いよ…な…。」
ト書き「言葉の最後の方は涙声が混じっていたのを、聴かない振りをして村上は黒沢から視線を反らした。」
村上てつや「大丈夫。幸せだったって俺が断言する。」
黒沢カオル「ありがとう…てつ……」
ト書き「村上はそっと、黒沢の肩に手を置いた。」
黒沢カオル「俺、今度こそ間違えないよ…。自分の本当に大切なものが何かってこと。」
村上てつや「そう、生きてな」
黒沢カオル「これはきっと Happy ENDなんだろうね」
ト書き「それから黒沢は宇宙警察に行き 」
ナレーション「判決は30年の留置所生活をおくることに、なるのであった」
ト書き「END」
ナレーション「ゴスペラーズの皆様、お疲れ様でした!ゴスドラマ、無事に終わらせる事ができました!!さあ次の企画を考えましょう!!」
ゴスペラーズ「つかれた…」
ナレーション「そんな事、言わずに!視聴者の皆様も参加する皆様も楽しみにしているゴスドラマなのですから!!はりきってやって下さい!」
黒沢カオル「俺、今回は疲れたな…」
村上てつや「すごっかたよな、後半から」
安岡優「次のゴスドラマ、どーすんの?」
北山陽一「チンピラもんがイイ!!」
酒井雄二「チンピラもん?なんだそりゃ?」
北山陽一「未成年のダラダラした毎日を演じる、ドキュメンタリーノンフィクション」
酒井雄二「みたくねー!なら、時代劇がいいな〜」
安岡優「やだぁ〜輔さん角さんだっけ?かぶっちゃうでしょ」
黒沢カオル「俺、親不幸者の少年やりたい!」
北山陽一「意見があった!(少し)」
村上てつや「親不孝者?みんな少年役なの?」
黒沢カオル「親役だれがすんの」
ゴスペラーズ「真理さん・・・」
佐々木真理「あたあた、あたし???」
安岡優「いいねぇ〜、似合うよぉ。」
村上てつや「…すげえ母さんになりそうだけどな」
黒沢カオル「正に『肝っ玉』?」
安岡優「とか竹内とか?(笑)」
酒井雄二「…あ。そういえば…」
北山陽一「ん? どしたの。」
酒井雄二「こんな所に乾きモノ。そっちにゃあ何故か吟醸酒の一升瓶。」
安岡優「…飲めと言わんばかりだね。このセッティング。」
酒井雄二「ながいドラマが終わったことですし…飲みますか?」
黒沢カオル「吟醸は冷やで呑まないとなー…、燗酒は好みが別れるし。」
村上てつや「・・・・・・なんでもいい!!飲んでしまえ!!」
ト書き「それからゴスペラーズは宴会場(BIGサイズ)を借りて、宴会をすることにしました」
ゴスペラーズ「yeah!」
黒沢カオル「無理があるなー、このはじけっぷり。」
北山陽一「そんなことを言わずに…」
安岡優「俺、プレミアムかバランスオン食いたいな…」
村上てつや「なんでクラッカーなんだよ」
安岡優「北山先生、買って来て―!!」
北山陽一「イイよ、その他なんか欲しいのある?」
安岡優「え?あ…」
北山陽一「ないんなら、行くよ」
ト書き「そのまま北山はコンビニに行ってしまった」
安岡優「冗談だったんだけどな…」
黒沢カオル「クラッカーっておつまみにナルノ?」
安岡優「黒ぽん…凄い酒飲みはね、塩をつまみにして呑むんだよ。」
黒沢カオル「えええええええええええーーーーーーーーー????!!!!!」
村上てつや「おい・・・」
黒沢カオル「知らなかった…」
安岡優「つか、僕はそのスゴイ酒飲みを目指してる訳じゃないから。言っておくけど。」
黒沢カオル「安岡やってみてよ!」
安岡優「出来ないって。アル中じゃないんだから。」
村上てつや「塩自体ねーだろうさ。おい。」
安岡優「っていうか、黒ぽん本当に信じてるの?塩をつまみにするって・・・」
黒沢カオル「えっ…違うの??」
安岡優「そんなのてつぐらいだよ…」
黒沢カオル「てつ、すごいねぇ〜。」
酒井雄二「嘘じゃなくてそれ、ホントだよ。…味噌だけで呑む人もいるしな。」
黒沢カオル「てつ…塩だけで呑むの?まぢで?」
村上てつや「ンな訳在るか。」
酒井雄二「変な飲み方と言えば…梅干しが在りましたね。」
黒沢カオル「梅干し?」
酒井雄二「一個の梅干しを、こう…じーっと見て、酸っぱい唾液が出たところで酒を呑む、という。」
黒沢カオル「俺には真似出来ないなー…」
村上てつや「真似するべきモンじゃねーだろうに。」
酒井雄二「最近、黒ぽんボケに磨きがかかってきたよね…。ラジオとかでもたまに付いて行っていいのか不安になるときある…。」
黒沢カオル「そおんなあ〜。ゴーメガコンビじゃなあーい。」
村上てつや「…お前、酔ってねぇか?」
黒沢カオル「酔ってないよお。」
酒井雄二「いーや!酔ってるね!あなたは酔ってるよ!」
黒沢カオル「え…?そ、そうかな…。俺、酔ってる?なんかそんな気してきた…。」
村上てつや「酒井、変な呪いかけるな!黒沢、お前もあっさりかかるなよ!!」
黒沢カオル「うーん…うーん…。」
ト書き「と真剣に悩む黒沢薫、29歳であった…。」
安岡優「…そこで悩まないでよ。」
黒沢カオル「ねえ、ゆうじぃ…オレ酔ってるかなあ……??」
酒井雄二「何が何でも、確実に、絶対的に、酔ってます!」
黒沢カオル「そんなはっきり言わなくても……」
安岡優「あ〜〜もぉ、黒ポンがいじけてるじゃない」
酒井雄二「え、えぇ?! いじけてるって……」
ト書き「驚いて見てみると、うつむき、座ったひざ頭に「の」の字を書く黒沢の姿が……」
安岡優「ま・・・まあ、いいじゃないー、そんなこと。ほら、黒ぽんもいじけないで!酒井さんももっと黒ぽんに優しくしなよお。」
酒井雄二「いや、別にわたしは黒ポンをいじめている訳ではなくですね」
黒沢カオル「うわぁぁぁん。てつぅ〜酒井が俺をいじめるよぉぉ」
村上てつや「あぁああ…面倒臭ぇ。黙れ。」
ト書き「6000円を越える吟醸酒の入ったコップ片手に、村上は凄んだ。」
黒沢カオル「て、つ?」
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