-ゴスドラマ過去ログ:22701-22800-
村上てつや「俺だってねー、おしゃけを楽しみたい時がアンの。 そんな女々しくめそめそされると、精神的に酒が不味くなるワ・ケ。アンダスタン?」
安岡優「てゆーか、酒井さんに優しくしろって言う前に、この人に言うべきだったねェ‥…。」
黒沢カオル「俺が…俺が…こんなにもいぢめられてる時に、酒なんて呑むなー!」
ト書き「『ちゃぶ台返し』を披露しかねない勢いで、黒沢はいきり立った。」
村上てつや「うわっ、痛っ…あたたたたっ、叩くな叩くな!」
黒沢カオル「何だよ!てつの莫迦!」
酒井雄二「いやー…何時の間にか、俺から村上哲也へ鉾先がチェンジされてしまいました。」
安岡優「助けてって言ったのにさ。訳も判らない理由で突き放されたら頭来るよねー…。うん。」
酒井雄二「そこで納得されても困るんですけどね」
安岡優「酒井さんは?頭こない?」
酒井雄二「どう…だろう。 経験してみるべき事態ではない事は確かなんだが」
村上てつや「んな分析してないで俺の方を助けてくれよ〜。いててて…。」
北山陽一「…ナニをおたわむれになられてるんすか。こら。」
村上てつや「じゃれてるように見えるか、コノ。」
黒沢カオル「きたやま〜…酷いんだよ、こいつら。」
ト書き「つたないながらも状況を説明されるが、如何せん黒沢の主観に偏っている為、中々訳が判らない。」
北山陽一「えっ…と? 黒ぽんが酔ってるかどうかの判断から、3人に見放されたんですか?」
安岡優「微妙に違う。 あのね…」
ト書き「安岡の言葉により、ようやく北山は状況を把握した。」
黒沢カオル「酷いじゃん、皆。」
北山陽一「黒ぽん…。 酔ってるかどうか、判る術がありますが。」
黒沢カオル「え?何々?」
安岡優「もう自らの『イヂメ問題』はどーでも良いんだ…。」
ト書き「呆れたような安岡の言葉も、耳に届かない。」
北山陽一「良いですか?『隣の立て垣に竹立て掛けた隣の客が柿食っていた際に付近で東京特許許可局長が、ガス爆発に巻き込まれてしまいそれを通報した。』…全部言えたら、酔ってません。」
村上てつや「無理だろ。それは素面でも。」
北山陽一「・・・・・」
安岡優「確かに、オレも言える自信ないや」
黒沢カオル「言えるよぉ。えーと・・・・・・・隣の縦が気に殺陣かけたぁ隣の客が書きくっていた再にぃ付近で東京とっ巨巨伽曲調が画酢爆発に巻き込まれてぇ異舞それを通報したぁ」
酒井雄二「………めちゃくちゃですね」
北山陽一「多分、言ってることは同じだと思うんですけど……」
黒沢カオル「めちゃめちゃ言えてるって。」
村上てつや「…言えてないだろ。どう考えても。」
安岡優「言えてないよ…。」
酒井雄二「微妙なとこだよ、薫さん…」
村上てつや「言えんのは…北山と、酒井ぐらいだろうな…」
安岡優「僕なんかもう、絶対、無理。」
黒沢カオル「結局どうなの? 北山の判断は。」
北山陽一「酔ってないまでいかなくとも、脳にアルコールが回り始めてますね。 自覚して下さい。」
黒沢カオル「……北山まで俺をいぢめるーっ!」
北山陽一「だから何なんですか。貴方の基準は。」
安岡優「あー…もう、センセも『いぢめっ子』の仲間入りを果たしたね。」
酒井雄二「いじめませんから、ほら、そんな隅っこの角と向き合わないで。こっち来なさい。」
村上てつや「コップ寄越せ。…注いでやるから。」
ナレーション「オカリナ吹いてますよ」
酒井雄二「微妙〜なネタ出してくるなぁ…。」
黒沢カオル「……エヘvvv」
ナレーション「かまってもらえたことが嬉しいのか満面の笑みで振り返る黒沢。」
安岡優「黒ぽんの笑顔がぁ…!…負けたぁ…。」
村上てつや「・・・・・・・・」
酒井雄二「何、無口になってるんですか?まさか、この笑顔にやられたとか?」
村上てつや「いや、あの、その……なんか……可愛いなとか思って……」
黒沢カオル「そう?やっぱてつが一番!あいらぶゆぅ〜!!」
ト書き「そう言った黒沢はいきなり村上に飛びついた」
酒井雄二「こらぁ、そこの年長組2名っっ。いちゃつくんじゃなーいっ!!」
安岡優「酒井さん、妬かない、妬かない(^^;;」
ナレーション「止めときなさいって。御本人が御覧になられたら不愉快でしょうが。」
北山陽一「でも、ま。初期の頃と比べたら…結構大人しい方ですよね。」
ト書き「“愛を語る”から“いちゃつく”ぐらいに、とでも言いたいのか、北山は買ってきた発泡酒の缶をナレーションへ渡した。の」
北山陽一「『の』…って…タイプミスですか? むしろそうである事を祈りたいんですけど。」
ナレーション「ト書きに性別nothing!」
酒井雄二「発生したら、君の二の舞いになるからね〜…」
北山陽一「でもさ。来る人の比率は明らかにオンナノコが多いんだから、ちょっとぐらいは…。」
ト書き「いちゃついても良いのかなー…、と、言おうとして、止める北山。」
黒沢カオル「ん〜?どしたの二人で?」
酒井雄二「いえ、別に…。」
安岡優「けどさ〜この頃飲みっぱなしだよねぇ。打ち上げし過ぎ!社長に怒られちゃうよぉ…。」
村上てつや「良いんだよ〜歌歌うのと違って、お芝居は疲れんの!」
北山陽一「ダメですよ、これも仕事なんですから。今度の内容を決めなくては…。」
酒井雄二「マシなモノが良いですねぇ〜…。」
安岡優「そうだねぇ〜俺もそう思う!」
村上てつや「俺は今までのでも充分楽しめたけどな、なぁ?黒沢。」
黒沢カオル「う〜ん?…わかんねぇ…。」
ゴスペラーズ「………。」
安岡優「とっ、ともかく!てっちゃんと黒ぽんが絡み過ぎ!2人で1人じゃないんだからぁ。」
村上てつや「だってよぉ〜、台本に書いてあんだから仕方ねぇだろ?」
北山陽一「…満更でもなさそうですけどね…。」
村上てつや「そう言う風にお前等も言うからだろ!?ったく…なぁ、黒沢。」
黒沢カオル「う〜ん?…知らねぇ…どうでもイイや、俺…。」
ゴスペラーズ「…黒沢(さん)…。」
ト書き「お酒がかなり回っているのか段々静かになり冷たい言葉を発する黒沢。」
酒井雄二「何はともあれ、まともな”ゴスドラマ”を今回は目指しましょう!普通の…。」
安岡優「難しくなくて老若男女、誰でもわかる楽しいドラマね♪」
村上てつや「で?じゃあ、ナニすんだよ…?」
黒沢カオル「俺・・・眠い・・・」
村上てつや「学園ものかあ?」
酒井雄二「あ〜あ…。黒沢さん寝ちゃったよ。」
安岡優「黒ぽん、お酒強いはずなのに…。疲れてんのかな?」
北山陽一「そりゃそうですよ、二重人格者の役なんて使い分けが大変です…。」
村上てつや「ほら黒沢、風邪引くぞ。」
ト書き「ソファーに置いてあった黒沢のコートをかけてあげる村上。」
酒井雄二「黒沢さんが起きないように、静かに話しましょう、静かに。」
安岡優「で?学園ものって案がてっちゃんから出てるけど、どう?」
北山陽一「なんだか、随分前にそんなのあったような気がするけど。」
村上てつや「あったか?そんなの。オレも年かねえ…。覚えてねえや。」
酒井雄二「ありましたよ。」
安岡優「……あったねぇ…そういえば。」
酒井雄二「この前中途半端に終わったファミリーコメディーを復活させるって言うのはどうでしょう?…配役変更して…。」
安岡優「酒井さんがおじーちゃん。ってのは?」
酒井雄二「はい、却下。他にご意見は?」
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