-ゴスドラマ過去ログ:101-200-
04/16 02:21 酒井雄二「えっ? あ、はい」
04/16 06:22 黒沢カオル「?はい」
04/16 07:13 北山陽一「なんでしょう?」
04/16 07:58 黒沢カオル「何か話でもあるんですか?」
04/16 09:10 安岡優「いや、話ってほどのことじゃないんだけど。」
04/16 11:30 北山陽一「そんなにあらたまって何ですか?」
04/16 13:32 安岡優「いや、・・あの−・・・エーット」
04/16 18:06 酒井雄二「はらへったなぁ〜飯でも食いながら話しません?」
04/16 18:10 北山陽一「ヤス先輩のおごりで!?」
04/16 18:13 黒沢カオル「あっ!俺、ラーメンがイイです!!」
04/16 18:14 酒井雄二「満福亭の”しょうゆねぎラーメン”美味いんだよなぁ〜。」
04/16 18:15 安岡優「…わかったよ、おごれば良いんだろ?おごれば…。(泣)」
04/16 18:15 北山陽一「ご馳走様で〜す、ヤス先輩!」
04/16 18:16 黒沢カオル「やったぁ!俺じゃあ、”味噌コーンバター”にしようかなぁ♪」
04/16 18:16 村上てつや「じゃあ俺は〜”特盛しょうゆチャーシュー”にしよう!」
04/16 18:17 安岡優「なんで先生が居るんですか!?しかも俺がおごらなくちゃいけないなんて可笑しいです!!」
04/16 18:18 村上てつや「いいじゃ〜ん!優秀なキャプテン安岡君!」
04/16 18:19 北山陽一「生徒におごってもらう先生なんて始めてです…。」
04/16 18:20 村上てつや「安岡!?俺が居ちゃあマズイ話なのか?えっ?言ってみろ?!」
04/16 18:20 安岡優「別にそう言う訳じゃないですけどぉ……!!」
04/16 18:21 村上てつや「じゃあ決まり!早く行くぞー!!」
04/16 18:23 ト書き「鼻歌なんぞ歌いながらラーメン屋に向かう村上・黒沢・酒井・北山。肩を落として歩く安岡。」
04/16 18:25 ナレーション「ラーメン屋に着き注文を取り終わる5人。少しの間沈黙が続いた。」
04/16 18:27 黒沢カオル「…で、話ってなんですか?」
04/16 18:31 安岡優「う…うん、チームの事についてね…。」
04/16 18:34 酒井雄二「チームの事、ですか…。」
04/16 18:35 村上てつや「何だ?今のチームじゃご不満か?(にやり。)」
04/16 18:36 安岡優「違います!!俺サッカーで大学に行くから受験は関係ない、けどみんな周りは退部して行っただろ?それでどうしようって…。」
04/16 18:37 北山陽一「どうしたんですか?ヤス先輩らしくないですね…。」
04/16 18:38 安岡優「チームの要のキーパーが辞めただろ?だから今回の試合が俺不安なんだよ…キャプテンとして。」
04/16 18:38 酒井雄二「で、黒沢に頼むつもりだったんですね。」
04/16 18:40 安岡優「実際今までのチームのレギュラーが高3とお前等2人だけだっただろ?まだまともに試合経験してないヤツを出すなんて…どうかなって。」
04/16 18:41 北山陽一「確かにチームメンバーがガラッと変わりますよね…未完成も甚だしい状態。」
04/16 18:41 村上てつや「…春の大会まで後1ヶ月か…。」
04/16 18:42 黒沢カオル「俺!!今回レギュラーに選ばれて凄く嬉しいです!!一生懸命練習して、頑張ります!!」
04/16 18:42 安岡優「黒沢?!」
04/16 18:43 黒沢カオル「どんな事があってもこの1ヶ月間、俺はキーパーとして最善を尽くします!自分が希望したポジションですから!」
04/16 18:43 酒井雄二「でも1ヶ月は短いぞ!?」
04/16 18:44 村上てつや「…その息が大切だ。こうなりゃ一ヶ月俺たちがしごいてやるからな?(にやり)」
04/16 18:44 北山陽一「監督まで…(ため息。)」
04/16 18:47 黒沢カオル「絶対に全国大会行きましょう!先輩!!俺、どんなにツラくても乗り越えていきます!」
04/16 18:47 安岡優「黒沢…お前…。」
04/16 18:48 黒沢カオル「お願いします!!俺、最高のキーパーに絶対なります!ヤス先輩、指導してください!」
04/16 18:49 村上てつや「よし、黒沢。優秀な選手の安岡と優秀なコーチの俺がみっちり指導してやるからなッ!」
04/16 18:50 北山陽一「村上先生はまた…。黒沢、そう甘くはないぞ?!それでも良いのか?」
04/16 18:50 黒沢カオル「ハイ!!」
04/16 18:50 酒井雄二「村上先生はオリンピック強化選手に選ばれたほどの実力の持ち主だぞ?」
04/16 18:51 村上てつや「オイオイ、その昔の話はもう出すになよ…。(苦笑)」
04/16 18:52 黒沢カオル「俺、ヤス先輩が高校で悔いを残さずに大学でも活躍できるように貢献したいです!」
04/16 18:53 安岡優「ありがとう、黒沢…。よし、明日から猛特訓だ!弱音は絶対に許さないからなッ!」
04/16 18:54 黒沢カオル「ハイッ!!よろしくお願いします!!」
04/16 19:01 酒井雄二「いい後輩に恵まれましたね、ヤス先輩!」
04/16 19:09 安岡優「お前等2人も飛躍してもらうために、みっちりと特訓してやるからな!」
04/16 19:10 北山陽一「…やっぱり…覚悟はしてます。1ヶ月間俺たちも頑張ります。」
04/16 19:11 村上てつや「春の大会まで残り31日。安岡、一緒に頑張るぞッ!」
04/16 19:13 ナレーション「かくして、熱血コーチ村上率いるサッカー部の猛練習が開始されるのであった…。」
04/16 19:26 村上てつや「おらそこ!!もっと走れ!!」
04/16 19:36 黒沢カオル「はい〜〜〜」
04/16 19:36 北山陽一「黒沢、走るの速いのはいいんですけどなんか気が抜けますねぇ…」
04/16 20:04 酒井雄二「まぁまぁ、本人は一生懸命なんだから気にしない、気にしない.」
04/16 20:18 安岡優「…ちょっと厳しくしてみてもいいかもね?」
04/16 20:54 酒井雄二「厳しくするんですかぁ?!」
04/16 21:12 北山陽一「サディストだなあ、ヤス先輩は。」
04/16 21:46 安岡優「黒沢はいっつもニコニコしてるだろ?で、あの実力ってことは…険しい顔になったときはもっとスゴイ力が発揮されるんじゃないかと思うんだよな。」
04/16 22:13 酒井雄二「え?そんなんあり?」
04/16 22:16 安岡優「あり! 黒沢〜もっと速く走れよ!そんなんじゃ意味ないだろ!!」
04/16 22:17 ト書き「安岡の檄が容赦なく飛ぶ。」
04/16 22:17 村上てつや「後ろのヤツに抜かされたら腕立て100回にスクワット100回だからなッ!!」
04/16 22:18 効果音「ハイ――!!(1年生)」
04/16 22:18 黒沢カオル「は〜い〜〜!」
04/16 22:19 北山陽一「どうしてああいう時だけはワンテンポ遅れるんだろうね…不思議なヤツ。」
04/16 22:20 ト書き「グランドを走らされてる1年を監視する酒井と北山、その中のトップ黒沢から目を離さない村上と安岡。」
04/16 22:22 村上てつや「酒井、北山、これが終わったら1年のパス練習見てやってくれ。」
04/16 22:22 酒井雄二「わかりました!」
04/16 22:23 北山陽一「一通り終わったらシュートも混ぜてやりますか?」
04/16 22:24 安岡優「そしたら黒沢にキーパーやってもらう。それまで俺がアイツに着いてやってるから。」
04/16 22:24 北山陽一「了解!では、後ほど。」
04/16 22:25 ト書き「ヘトヘトになっている1年の所へ向かう酒井と北山。黒沢はゴール付近へ走ってきた。」
04/16 22:26 村上てつや「次は安岡に着いてもらうから。安岡のシュートするボールを止めろよ!」
04/16 22:27 安岡優「(シュートされた分)×腕立て20回だからな。」
04/16 22:27 黒沢カオル「ハイ!」
04/16 22:29 ト書き「グローブを着けて構える黒沢、軽く身体を動かすとゴールをシッカリと見つめる安岡。」
04/16 22:30 村上てつや「真剣にやれよ!!勝負は何回も無いんだからなッ!!」
04/16 22:31 安岡優「ふぅ…。さてと…(まずはウォーミングアップって事で軽くネ…)行くぞ!!」
04/16 22:36 効果音「ザシュッ!!」
04/16 22:37 黒沢カオル「…(行ける!)!」
04/16 22:38 ト書き「安岡の蹴ったボールは黒沢の左手をわずかにかすった。」
04/16 22:38 黒沢カオル「クソぉ〜…行けると思ったのに…!!」
04/16 22:39 安岡優「(まだまだかぁ)…1回目だぞ!次ダメだったら40回だからな〜!!」
04/16 22:40 黒沢カオル「よし、来い!!」
04/16 22:46 村上てつや「黒沢!安岡の足をよ〜っく見ろよ!!」
04/16 23:04 黒沢カオル「ハイッ!!」
04/16 23:07 安岡優「これは…どうだっ!!!」
04/16 23:26 ト書き「ゴール左隅ギリギリに芸術的なシュートを蹴る安岡。」
04/16 23:31 黒沢カオル「とやぁ〜!くーっ、だめだぁ・・・。ちっともとれないよぉ!もぉ〜・・・。」
04/17 06:10 安岡優「まだまだ行くぞっ」
04/17 06:20 黒沢カオル「はいっ」
04/17 06:22 ト書き「安岡は、緩急をつけ、あらゆる方向へのシュートを試みた」
04/17 06:25 黒沢カオル「(次はどっちにとんでくるのか……どこで見極めればいいんだ……あっ、そうか)」
04/17 06:28 ト書き「フラフラになりつつ思考をフル回転させていた黒沢は、ふとさっきの村上の言葉を思い出した」
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