-ゴスドラマ過去ログ:201-300-
04/17 06:30 黒沢カオル「(ボールの飛んで行く方向は、ヤス先輩がボールを蹴った瞬間で決まるんだ。その動きさえ見極められれば……)」
04/17 06:31 安岡優「(おっ、いい目してんじゃん)」
04/17 06:34 ト書き「思った通りだとニヤリと笑みを浮かべた安岡は、再びボールをゴールの右上狙いで蹴った。」
04/17 06:35 黒沢カオル「っ!!やったぁ〜っ!!」
04/17 07:11 北山陽一「……止めた。」
04/17 09:06 酒井雄二「なかなか。やりますな。」
04/17 09:10 北山陽一「こんな短い時間であのヤス先輩のボールを止めるとは…すごいね。」
04/17 15:19 酒井雄二「さすが先生が見込んだだけのことはありますね」
04/17 16:53 北山陽一「そんなもんかな…」
04/17 18:57 酒井雄二「冷めてますなぁ…北やM、亜」
04/17 18:58 村上てつや「『北やM、亜』って誰だよ…」
04/17 19:45 北山陽一「俺の事でしょ? …極力、間違えないでほしーです…名前間違えられると、悲しいですからね。」
04/17 19:53 安岡優「外野っ、話反らさない!!行くぞ、黒沢!」
04/17 19:53 ト書き「ダムっと言う音と共に、ボールが安岡の脚から放たれる。」
04/17 19:54 黒沢カオル「もうその手には…えっ?!」
04/17 19:54 ト書き「黒沢がキャッチする寸前、突然ボールの起動が反れる。」
04/17 19:55 村上てつや「黒沢っ、そんなのも取れないのか!(おー、安岡もキャプテンやってるだけあるね。普通の奴じゃあんなに上手くそれないもんだけど…。)」
04/17 20:14 北山陽一「(監督が監督の仕事やってるの見るのも久しぶりだな…相当実力のある奴以外はいつも手抜き放題なのに…(苦笑))」
04/17 20:17 ト書き「その時、高らかな笑い声がグラウンド一帯に響いた。」
04/17 20:18 小林社長「ほほーう、またやってるのかね、村上は。お前も懲りないな…いや、諦めきれないというか往生際が悪いというか。」
04/17 20:19 北山陽一「あれは…確か村上先生とタメの小林先生だっけ?あの先生嫌いなんですよね、毎回サッカー部の邪魔してくるし。(ヒソヒソ)」
04/17 20:40 酒井雄二「小林先生もサッカー部だったらしいですよ。村上監督と並んで名レギュラーだったとか…今はテニス部のコーチしてますけど、何故でしょうねぇ(ヒソヒソ)」
04/17 21:36 黒沢カオル「テニス部って可愛い子が多いからだって、こないだ小林先生言ってましたよ。」
04/17 21:37 小林社長「こ、こら!黒沢!!余計な事言うんじゃない!」
04/17 21:44 酒井雄二「黒沢…お前、小林先生と親しいの?」
04/17 22:29 黒沢カオル「俺ンとこの学科の、センセーだから。 時々授業脱線してそんな話を…」
04/17 23:59 村上てつや「ふぅん、そんな事言ってるんだ〜(にやり)」
04/18 06:31 安岡優「うっぁ〜・・・良いんですかねぇ〜(じーっ)」
04/18 08:47 酒井雄二「うわー、また始まったよ・・・(ヒソヒソ)」
04/18 08:49 安岡優「そこ!1年のパス練習見てるんじゃないのか〜?んん〜?(にっこり)」
04/18 08:50 北山陽一「顔が笑ってるけど目がマジで怒ってるかも・・・雄二!」
04/18 08:51 酒井雄二「はい!ほらいくぞ1年!!(ぼそぼそ)練習邪魔されてるからねぇ。本気モード入ってたしね、ヤス先輩。」
04/18 08:53 北山陽一「そこ!もっと前に出て受け取るんだ!!(ぼそぼそ)昨日の今日だからね(苦笑)。小林先生もタイミング悪いよな。まあどうでもいいけど。」
04/18 08:56 酒井雄二「だから、そこで!よし、タイミングはOKだぞ、覚えておけ!!(ぼそぼそ)陽一、お前嫌いな奴には容赦ないなあ・・・。」
04/18 09:10 北山陽一「よし、告ぎ!!(ぼそぼそ)いや、嫌いって程じゃないんですけど、反りが合わないというか。」
04/18 10:05 酒井雄二「ほら、お前!もっと積極的に前にでないと!(ぼそぼそ)普通の人はそういうのを嫌いっていうんだぞ。」
04/18 10:07 安岡優「何をこそこそと話しているのかなぁ?ん?北山くーん、酒井くーん?」
04/18 11:09 酒井雄二「こそこそだなんて、人聞き悪いっすよ!ヤス先輩…(汗)」
04/18 12:58 黒沢カオル「せんぱーい、練習終わりですか〜?」
04/18 13:19 安岡優「終わりな訳ないだろ!ほら、さっさとポジションにつく!」
04/18 13:21 北山陽一「ほぉ〜いつになくマジですねぇ、ヤス先輩。それだけ黒沢が有望ってことか・・・。」
04/18 13:22 安岡優「失礼なヤツだなぁ〜。俺はいつでも一生懸命さっ☆」
04/18 13:23 ナレーション「そう言うと安岡は大粒の汗をぬぐった。」
04/18 14:04 酒井雄二「しかしヤス先輩もすっごい頑張ってますねぇ」
04/18 17:04 北山陽一「キャプテンだからねぇ、高3も1人なわけだし…。」
04/18 17:08 酒井雄二「なんか他にもありそうなんですけどねぇ…。」
04/18 17:09 小林社長「今年も春の大会予選敗退だったら廃部なんだろ?サッカー部さんよ!」
04/18 17:10 村上てつや「…!!小林先生!」
04/18 17:10 安岡優「えっ…!!」
04/18 17:11 ト書き「小林の発言に驚きを隠せない部員たち。」
04/18 17:12 小林社長「まっ、精々最後の悪足掻きでもするんだな!頑張れよ、村上センセ!」
04/18 17:12 ト書き「声高らかに笑いながらテニス部のほうへ向かう小林。」
04/18 17:13 村上てつや「お前等、練習続けてろ。いいな!?」
04/18 17:13 一般人(男)「(サッカー部員)>…はい!」
04/18 17:13 安岡優「待ってよ、先生!!今の話…。」
04/18 17:14 村上てつや「…練習してろ…。」
04/18 17:14 安岡優「でも!!」
04/18 17:15 村上てつや「良いから!!…5時半になったら合同練習に切り替えろ、わかったか。」
04/18 17:16 ト書き「村上は校舎に入っていった。」
04/18 17:18 酒井雄二「…他にもあったのは、」
04/18 17:18 北山陽一「村上先生の方だったみたいだな…。」
04/18 17:29 酒井雄二「……。」
04/18 17:33 北山陽一「とりあえず。俺たちにできるのは練習するだけですね。限界を超えるまで…」
04/18 19:00 酒井雄二「そうですな…。」
04/18 19:53 ト書き「動揺を振り切るかのように練習を始める.」
04/18 20:45 黒沢カオル「ヤス先輩…。」
04/18 20:46 安岡優「あっ…悪い黒沢、俺チョット用事思い出した…。向こうに混ざって練習しててくれ。」
04/18 20:47 黒沢カオル「えっ…あ、はい。」
04/18 20:47 ト書き「安岡は村上の後を追いかけるように校舎に入った。」
04/18 20:48 安岡優「村上先生!!」
04/18 20:49 村上てつや「なんだ、安岡…早く練習に戻れ、お前が仕切らなくてどうするんだよ。」
04/18 20:49 安岡優「いつ決まったんですか?!いつから先生は知ってたんですか?」
04/18 20:50 村上てつや「…この前の職員会議…。」
04/18 20:50 安岡優「どうして黙ってたんですか!?」
04/18 20:50 村上てつや「…安岡、俺にもどうしようもない事がたくさんあるんだよ。」
04/18 20:53 安岡優「センセはそれで良いの?伝統あるこのサッカー部の卒業生として監督になって戻って来てくれたんでしょ?」
04/18 20:53 村上てつや「今は練習に集中しろ…それからだ。」
04/18 20:54 ト書き「職員室に入る村上。その後をもう追う事が出来ない安岡。」
04/18 20:54 黒沢カオル「…遅いですね、ヤス先輩。」
04/18 20:55 北山陽一「きっと気持ちの整理をしているんだよ、キャプテンが気持ち乱れてたら仕方ないって自覚してるから。」
04/18 20:56 酒井雄二「…ツライよな、ヤス先輩も村上先生も俺達も…。」
04/18 20:57 黒沢カオル「でも先輩!まだ決まったわけじゃないんですよ!?春の大会で良い成績を収めれば…!!」
04/18 20:57 安岡優「コラッ、そこ!喋ってないで早くポジションにつけ!」
04/18 20:58 北山陽一「ヤス先輩!」
04/18 20:58 安岡優「時間が無いんだからなっ、早くしろ!ホラ、北山、酒井も!黒沢も早くゴールの方に行けよ!」
04/18 20:59 ト書き「やり場の無い思いを堪えつつ、安岡は指示を出す。」
04/18 21:42 安岡優「ほら、」
04/18 22:03 北山陽一「ほら?」
04/18 23:02 安岡優「なんでもない!!それより早く練習再開するぞ!!」
04/18 23:10 酒井雄二「とにかく練習しましょう・・・。」
04/18 23:13 北山陽一「そうだな・・・。お前等突っ立ってないで走れ〜!!練習終わってないんだからな〜!」
04/18 23:14 酒井雄二「ほらそこ!!もたもたするな〜!!何にもしないより体動かした方がいいもんな。」
04/18 23:18 安岡優「ほら黒沢ももたもたするな!ゴール前に立て!!」
04/18 23:18 黒沢カオル「はっ、はい!!」
04/18 23:21 ト書き「職員室からグラウンドを見る村上。その瞳は少し寂しげだった。」
04/18 23:22 村上てつや「俺だって分かってる・・・。お前等の気持ちは十分過ぎるほどにな。くっそっ!!」
04/18 23:25 DJバリ"K"〜ん「村上先生、荒れてますねぇ(苦笑)。」
04/18 23:26 村上てつや「いや、そんなことはないですよ(引きつった笑)。バリ先生こそ部活に顔出さないでいいんですか?」
04/18 23:29 DJバリ"K"〜ん「ウチはね〜、今日は休みなんですよ(苦笑)・・・。今日もサッカー部頑張ってますね。」
04/18 23:31 村上てつや「・・・ええ。」
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