-ゴスドラマ過去ログ:801-900-
04/28 22:51 安岡優「でもっ…!」
04/28 22:52 村上てつや「安岡…、お前には分かるだろ?」
04/28 22:52 安岡優「……っぅ。」
04/28 22:53 ト書き「熱い眼差しで安岡を見る村上。何も言えなくなってしまう安岡。」
04/28 22:55 黒沢カオル「…わかりました、はぁい。」
04/28 22:56 酒井雄二「…けど小林先生は結局医者じゃなくて教師の道を選んだわけだろ…オカシイ話じゃないか?」
04/28 22:56 村上てつや「安定した仕事には変わりないだろ…プロの選手はいつどんな事があるか分かんないからな。」
04/28 22:57 北山陽一「…黒沢、誰だったんだ?」
04/28 22:58 黒沢カオル「あっ、小林先生です。…今から病院に来いって。」
04/28 22:59 酒井雄二「何しに行くんだ?」
04/28 22:59 黒沢カオル「…診察って言ってました、喘息の。」
04/28 22:59 安岡優「黒沢、俺が一緒に行っても良いか?」
04/28 23:00 村上てつや「安岡!!」
04/28 23:01 安岡優「俺はキャプテンです!黒沢は大事な後輩です!!」
04/28 23:02 ト書き「鋭く真剣な目で村上を見る安岡。」
04/28 23:03 村上てつや「…勝手にしろ。明日も朝から1日練習なんだからな…早く帰って寝ろよ。」
04/28 23:04 ト書き「4人を置いて職員室に入っていく村上。」
04/28 23:05 黒沢カオル「じゃあ俺診察行ってきます。」
04/28 23:09 安岡優「じゃあ俺も行くから。北山、酒井、気をつけて帰れよ!お疲れ様。」
04/28 23:52 ナレーション「黒沢と安岡は、並んで病院へ向かった。それを静かに見守る酒井と北山。」
04/29 01:31 酒井雄二「大丈夫かな?心配だな〜俺・・」
04/29 01:46 北山陽一「でも、俺らが行ってもしょうがないからさ、明日聞いてみよう。」
04/29 01:50 酒井雄二「ああっ!!もうっ!!」
04/29 01:52 北山陽一「まあまあ。菓子パンおごってあげるから帰ろう」
04/29 08:59 酒井雄二「っ!!(端から見れば耳としっぽが生えていてぱたぱたしているだろう・・・)」
04/29 09:40 北山陽一「雄二って単純…。」
04/29 10:02 酒井雄二「ん?なんか言いましたかな?」
04/29 11:42 北山陽一「いや、何も。」
04/29 11:59 酒井雄二「ふ〜ん・・・(ちょっと疑いの目をして)」
04/29 13:24 北山陽一「ん?あそこにいるのは…?」
04/29 18:15 安岡優「ん?何々??どうしました??」
04/29 18:21 酒井雄二「うわぁぁーー!!なんでココにおまえが居るんだぁぁーー!!??」
04/29 19:35 安岡優「バック忘れただけだよ…じゃあね、お疲れ!」
04/29 19:35 ト書き「大きなバックを抱えて走る安岡。」
04/29 19:50 北山陽一「…なんであんな大きな鞄持ってるんでしょうか?」
04/29 19:51 酒井雄二「家出とか?(笑)」
04/29 20:14 北山陽一「そんな訳無いでしょう!馬鹿なこと言うんじゃありません!!」
04/29 20:14 酒井雄二「ですよねぇ…失敬失敬。」
04/29 20:16 ト書き「2人もバックを持ち家へと帰る。」
04/29 21:44 安岡優「小林総合病院……。こんなでっかい病院の息子だったのかよ、小林センセって…。」
04/29 21:45 黒沢カオル「お兄ちゃんはこの病院のひとり息子なんですよ。」
04/29 22:31 安岡優「ふ〜ん。じゃあ教師なんてやってる場合じゃないじゃん?」
04/29 22:34 黒沢カオル「確かにそうだけど、お兄ちゃんの夢は医者ではないから・・・・」
04/29 22:53 安岡優「じゃあ、何?」
04/29 22:58 黒沢カオル「花屋さん。」
04/29 23:10 安岡優「さっ、早く診察行くぞ!何なら脳外科でも見てもらうか?」
04/29 23:11 黒沢カオル「酷いです、ヤス先輩…。花屋さんは冗談ですけどね。」
04/29 23:21 安岡優「じゃあ…?」
04/29 23:22 黒沢カオル「…村上先生みたいにサッカーを教えたかったそうです。」
04/29 23:27 安岡優「・・・そうか。」
04/29 23:29 一般人(女)「(看護婦)>黒沢君、先生が診察室で待ってるわよ。」
04/29 23:30 黒沢カオル「あ、はい。じゃあヤス先輩いってきますね。」
04/29 23:34 安岡優「うん。(小林センセは村上センセと再会して嬉しかったのかなぁ…?じゃあ、村上先生は…?)」
04/30 00:25 小林社長「よぅ。オマエついてきたのか・・・」
04/30 05:33 ナレーション「聞こえてきた声に気がつき振り向けば、そこには小林の姿があった。」
04/30 09:31 安岡優「小林…センセ…。」
04/30 09:32 小林社長「なぁ、安岡…。薫、あいつちゃんと練習について行けてるのか?苦しそうにとかしてないか?」
04/30 09:34 ナレーション「心配そうに尋ねる小林に安岡は複雑な気持ちになった。」
04/30 11:22 安岡優「はい・・・。いつも一生懸命練習しています。あの・・小林先生、小林先生は・・」
04/30 12:24 小林社長「ん?なんだ?さっきの威勢はどうした(苦笑)はっきり言えよ。」
04/30 12:27 安岡優「小林先生は今でもサッカー好きなんですか?・・・いつもサッカー部を見に来るじゃないですか・・・。見に来るって表現が正しいかはいいませんけど・・・。」
04/30 12:28 ト書き「ビックリした顔で安岡を見る小林。そっと微笑んで昔を思い出す様に遠くを見つめた。」
04/30 12:35 小林社長「そうだな・・・。昔は好き過ぎて周りが見えないくらいだったな(苦笑)。どうせ村上辺りから聞いてるんだろ?今は・・・今でも好きなのかもな、こうして母校に戻ってきてるて事は(苦笑)。忘れられないって表現が合ってるのかもしれない・・・。」
04/30 12:36 安岡優「だったらなんでっっ!!」
04/30 13:30 小林社長「……やっぱりな、いくら時間を置いても心の中で素直になれない自分がいるだ。心のどこかでオレはまだあいつのことを恨んでいる。そう言う感じだ」
04/30 13:36 安岡優「センセ……」
04/30 14:04 小林社長「まあ、俺のことよりもだ。黒沢のこと、よろしくな。」
04/30 15:14 ト書き「優しく微笑んだ小林の顔を見つめている安岡。」
04/30 15:17 黒沢カオル「ただいまー。」
04/30 17:32 マネージャー竹内「おかえり」
04/30 17:43 黒沢カオル「今ヤス先輩・・・おにい、じゃなかった小林先生となに話してたの?」
04/30 18:03 安岡優「ん?あぁ、まだ先生サッカー好きなんじゃないかな〜とかそんな・・・」
04/30 19:43 黒沢カオル「おれもそう思います!」
04/30 20:02 安岡優「難しいな・・・・・・」
04/30 21:00 黒沢カオル「俺には小林先生にしてあげられることって無いのかなぁ…。」
04/30 22:15 安岡優「難しく考えることはないさ。とりあえずは……無理せず発作を起こさないことだな。お前になにかあると、今度こそあの先生飛んで来るよ」
04/30 22:51 黒沢カオル「……はい。」
04/30 23:28 安岡優「じゃあ、そろそろ帰るか。」
04/30 23:40 ナレーション「安岡は黒沢の肩をぽん、と叩くと、帰宅の途についた。」
05/01 00:36 安岡優「ただいま〜って言っても誰もいないんだよな〜・・・。ん?留守電・・・誰だろ?」
05/01 00:39 効果音「録音件数・3・件・です・・・ピー・・・。」
05/01 00:44 酒井雄二「あっ、酒井です。黒沢の様子どうだったかなってちょっと気になったんで電話、しました。それだけなんですけど。いないみたいなんで明日学校で聞きます。じゃあ失礼します!」
05/01 00:48 効果音「プツ・・・プープー・・・。ピー・・・。」
05/01 00:53 黒沢カオル「あの、黒沢です。先ほどはありがとうございました。僕、一生懸命サッカー頑張ります!そうすれば小林先生に村上先生の気持ち伝わりますよね?それがいいたくて電話しました。失礼します。」
05/01 00:55 安岡優「酒井も黒沢も(苦笑)。この分だと北山からの電話か?」
05/01 00:56 効果音「・・・ピー・・・。」
05/01 00:58 北山陽一「あ、北山です。もしかしたらもう酒井から電話きてるかもしれませんけど、黒沢どうでしたか?心配だったので電話しました。何かあったら携帯に連絡ください。では明日。」
05/01 01:10 安岡優「やっぱり(苦笑)。あいつら心配性だな〜。」
05/01 01:11 ト書き「そういいながらも口元に笑みが浮かんでいる安岡。」
05/01 01:12 安岡優「さてと、ご飯たべよっと。今日のご飯はなににしよう〜。ご飯ご飯ごは〜ん。」
05/01 01:13 効果音「プルルルル・・・。」
05/01 01:14 安岡優「ありゃ、電話だ。鍋、火にかけてるから出られないな・・・。あっ、でも留守電にしてるから・・・。」
05/01 01:15 効果音「----メッセージを残してください・・・ピー・・・。」
05/01 01:15 村上てつや「あっ、村上です。」
05/01 01:16 安岡優「えっ?村上先生??」
05/01 01:17 ト書き「慌てて鍋の火を止めて電話に駆け寄る安岡。」
05/01 01:18 村上てつや「今日は色々と済まなかったな。俺、教師として失格かもな(苦笑)。でもな、お前達が本当にサッカーを愛してるって知って嬉しかった。」
05/01 01:19 安岡優「村上先生!!(受話器を取り上げて叫ぶ)」
05/01 01:21 村上てつや「え??安岡?なんだいたのか。いるならいるって言えよ〜。恥ずかしいな、おい(苦笑)。」
05/01 01:53 安岡優「俺頑張りますから!本当にサッカー好きだから」
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