-ゴスドラマ過去ログ:1201-1300-
05/04 21:30 黒沢カオル「よかった〜!!ね、酒井先輩!!」
05/04 21:32 酒井雄二「(じーっと北山を見ている)・・・ん?ああ、よかったよ・・・。(陽一のやつなにか隠してることがありそうだ・・・)」
05/04 21:33 黒沢カオル「んん?変なの〜、北山先輩も酒井先輩も・・・。でも、これで一生懸命練習できます!」
05/04 21:35 安岡優「そうだな、他の部員にも伝えないと。さーて、練習始めるか!!」
05/04 21:35 ト書き「歩き出す3人。酒井だけが立ち止まったまま北山を見ている。」
05/04 21:39 北山陽一「ん?雄二どうした・・・?」
05/04 21:40 酒井雄二「お前・・・なんか隠してんだろ・・・。俺らにも言えないことか?」
05/04 21:42 北山陽一「・・・お前には隠し事はできないな(苦笑)。でもな、本当になんでもないんだ・・・。なんでも・・・。」
05/04 21:44 酒井雄二「その顔はなんでもって顔じゃないだろ?!お前なんでも一人で抱え様とするから心配なんだよ!」
05/04 22:06 北山陽一「……聞いてくれるか?」
05/04 22:26 酒井雄二「なんでも話してくれよ・・・!!」
05/04 22:37 北山陽一「雄二・・・。ありがとうな。実はさ・・・・」
05/04 23:29 ト書き「北山は洗いざらい酒井に話した。」
05/04 23:51 酒井雄二「馬鹿野郎!そんな事隠して何になる!?」
05/05 00:17 BGM「ゴッドファーザーのテーマ」
05/05 00:19 北山陽一「俺だって、隠したくないよ!でも・・・でも!」
05/05 06:34 酒井雄二「・・・頼む・・・村上先生が心配なのは俺たちも一緒なんだ・・・」
05/05 08:48 北山陽一「雄二…。」
05/05 10:38 ト書き「その目には涙が・・・。」
05/05 12:19 安岡優「おーい!!なにやってんのー?ふたりともー!!」
05/05 14:21 北山陽一「(涙をぬぐい)いえ!なんでもありません!!」
05/05 14:21 酒井雄二「陽一!!」
05/05 14:22 北山陽一「ごめん、雄二・・・。俺、まだあの2」
05/05 14:23 安岡優「なにコソコソ話してんだよ!お前達グラウンド20周・・・したい?(にっこり)」
05/05 14:24 酒井雄二「したく・・・。」
05/05 14:24 北山陽一「・・・ありません・・・。」
05/05 14:26 安岡優「よーし、じゃあさっさと練習再開だっ!そういえばさっき、黒沢の練習見てたんだよな?それは俺がやるから1年見てくれ。」
05/05 14:27 ゴスペラーズ「北山・酒井>はい!」
05/05 14:29 北山陽一「雄二・・・練習が終わったら俺の家に来てくれ。考えてることがあるんだ・・・。それまで俺はあのことは言えない・・・。」
05/05 14:31 酒井雄二「・・・わかった。納得はしとらんがな。状況がわからないのに強制も出来ないからな(苦笑)。よおおおおしっ!!おりゃああああ!そこの1年ぼやっとしてんじゃなあああああいい!!走れ〜〜〜!」
05/05 14:33 ト書き「1年に叫びながら走り寄る酒井。それを苦笑で見つめる北山。」
05/05 14:35 北山陽一「ありがとう、雄二・・・。さてと、俺も見てやるかな?ほらほら、そこ!!パスする時よく相手を見て!」
05/05 14:38 村上てつや「・・・あれからもう17年か・・・。」
05/05 14:38 小林社長「え・・・?」
05/05 14:40 ト書き「病院の窓から外を黙ったまま見つめていた村上が発した言葉。それに咄嗟に反応できない小林。」
05/05 14:41 村上てつや「俺達が出会ってから・・・だ(苦笑)。長い様で短いなって思ってな・・・。」
05/05 14:48 小林社長「・・・ああ(目を伏せる)。俺はずっとお前が羨ましかった・・・。でもその反面、誇りにも思っていた・・・何故だろうな(苦笑)」
05/05 14:50 村上てつや「小林・・・。俺も、俺もお前が羨ましかった!その反面尊敬もしていた・・・。心のライバルとしてずっとお前がいたんだ・・・。」
05/05 14:51 ト書き「外から病室に視線を向ける村上。疲れたのか目を伏せる。」
05/05 14:55 村上てつや「どうして・・・どうしてこうなっちまったのかな。どこで狂ったのかな・・・。アノ頃はずっと一緒に上を目指していけるって・・・っ!!」
05/05 14:57 小林社長「・・・村上・・・。もう時は戻せない、俺も、お前も・・・。学校に帰るわ・・・大事にしろよ。」
05/05 14:59 ト書き「村上と目を合わせず病室から出ていく小林。後姿を静かに見つめる村上。」
05/05 15:01 酒井雄二「うわあ、またコンピューター増えたなあ・・・。」
05/05 15:02 北山陽一「うーーーん、増やしたつもりはないんだけどさ。つい、ね。」
05/05 15:58 ト書き「部活が終わり、北山の家にきた酒井。部屋の中をきょろきょろと見まわしている。」
05/05 15:59 北山陽一「その辺の空いてるスペースに座って。」
05/05 15:59 効果音「コンコン(ノック音)」
05/05 16:00 北山陽一「はい。開いてるよ。」
05/05 16:02 一般人(女)「北山母>はい、お茶。酒井くん夕飯食べていくわよね?おばさん腕にヨリをかけてご飯つくっちゃうから、ね?」
05/05 16:03 酒井雄二「は、はい・・・(苦笑)。」
05/05 16:05 北山陽一「母さん・・・。俺達大事な話するからさ、悪いんだけど・・・。」
05/05 16:06 一般人(女)「北山母>はいはい。仲良くするのよ?2人共。」
05/05 16:07 効果音「パタン(ドアが閉まる)」
05/05 16:08 酒井雄二「相変わらず楽しいな、お前んちって。おばさんには俺達幾つに映ってるんだろ・・・。仲良くするのよって(苦笑)。」
05/05 16:11 北山陽一「母さんのいう事は深く考えないでくれ(笑)。それより・・・さ。俺、思ったんだよ。病院に行って。」
05/05 16:12 酒井雄二「ん?村上先生と小林先生のことか?お前の考えってやつ・・・。」
05/05 16:14 北山陽一「うん・・・。あの2人・・・少なくともあと1・2コ秘密を隠してる。お互いにな・・・。それがわかるんだよ、アノ場にいて・・・!!」
05/05 16:15 酒井雄二「陽一、落ち着け!!ってことは何か?お互いに負い目を負っている・・・?そういうことか?」
05/05 16:17 北山陽一「・・・負い目という言葉が正しいとは言えないけど、そういうこと。だからそう簡単に言えないんだよ、先生たちの気持ち考えると・・・。」
05/05 16:20 酒井雄二「う・・・。でもヤス先輩にだけは言った方がいいと思う。黒沢には・・・伏せておいた方がいいかもな。」
05/05 16:23 北山陽一「小林おにいちゃん・・・だからな(苦笑)。はあ、ちょっと楽になった(笑)。ありがとな。」
05/05 16:24 酒井雄二「何言ってんでえ(恥ずかしそう)。よっし、ゲームでもすっか?」
05/05 17:20 ナレーション「へっくしょん!!!」
05/05 18:03 北山陽一「おいおい、ナレの人くしゃみなんかしてるよ・・・。」
05/05 18:39 ナレーション「え・・・あ、す、すいません・・・。」
05/05 18:43 北山陽一「じゃ、気にしないで続けよう。いや、ゲームじゃなくてね。」
05/05 19:26 酒井雄二「おい!そんな奴ほっといて早くやろうぜ!!」
05/05 19:34 北山陽一「いせい良いですけどなにするんですか?」
05/05 20:11 酒井雄二「サッカーですか?やっぱり!?」
05/05 20:14 北山陽一「いざ、勝負!!」
05/05 20:15 酒井雄二「臨むところだ!!」
05/05 20:15 ト書き「そしてサッカーゲームを始める酒井北山だった。」
05/05 20:16 村上てつや「やっぱ健康体の俺には病院食は合わねーな…まっ、明日の朝までの辛抱だが…。」
05/05 20:17 ト書き「ブツブツ文句を言いながら病院の夕食を食べる村上。」
05/05 20:18 村上てつや「…(眼、霞んでくるな…そろそろダメか?)…はぁ、不味いなこの飯。」
05/05 20:18 効果音「コンコン(ドアのノック)」
05/05 20:19 安岡優「失礼しまぁ〜す、安岡で〜す。」
05/05 20:19 村上てつや「オッ、わがチーム要のキャプテン、安岡君!どうした?」
05/05 20:20 安岡優「頭の方…大丈夫ですか?」
05/05 20:20 村上てつや「あぁ、もう何ともねーよ!明日の朝ココから登校いたします。」
05/05 20:21 安岡優「そうですか、良かったぁ。アッ、これ肉まんとあんまん…食べますか?」
05/05 20:22 村上てつや「気が利くな〜!病院の飯不味いんだよ!サンキュ!」
05/05 20:22 ト書き「紙袋から1つ取り出し、村上に渡す安岡。」
05/05 20:24 村上てつや「ところでお前、こんな時間にどうした?なんか話があって来たんだろ?」
05/05 20:25 安岡優「アッ、いや…そのぉ…。」
05/05 20:26 村上てつや「北山から全部を聞いたんだろ?その中から疑問をお前はピックアップして俺に質問に来た…違うか?」
05/05 20:26 安岡優「北山…から?」
05/05 20:27 村上てつや「俺の眼の事とか…。違うのか?」
05/05 20:28 安岡優「(北山…アイツ!)…!チョット用事思い出したんでこれで失礼します!また明日、お願いします!」
05/05 20:29 ト書き「慌ててバックをもち病室から出る安岡、肉まんを咥え余計な事を言ったと後悔する村上。」
05/05 20:32 ナレーション「一方、酒井&北山・・・。」
05/05 20:37 北山陽一「あぁ…また負けた…。ったく、雄二は強すぎるんだよ。」
05/05 20:39 酒井雄二「まだまだ修行が足りないぞ、陽一くん!」
05/05 20:41 北山陽一「もう1回!!絶対次は勝つ!!」
05/05 20:44 一般人(女)「(北山母)>陽一、安岡先輩がいらっしゃったわよ!」
05/05 20:45 ト書き「ドアを開けると北山母の脇に安岡が立っていた。」
05/05 20:46 北山陽一「ヤス先輩!どうぞ、狭いですけど…。」
05/05 20:46 安岡優「うん…。ありがとうございました。」
05/05 20:48 一般人(女)「(北山母)>お夕飯3人分作るから、御ゆっくりどうぞ。」
05/05 20:48 ト書き「部屋のドアを閉める北山。」
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