-ゴスドラマ過去ログ:1301-1400-
05/05 20:49 北山陽一「どうしんですか?先輩が家に来るなんて珍しいですけど…。」
05/05 20:50 酒井雄二「何かあったんですか…?」
05/05 20:51 安岡優「北山…、村上先生の眼の事って何だ…?俺が疑問を持つような事、お前は言ってないよな?」
05/05 20:52 ト書き「終始無表情で北山に問い掛ける安岡、動揺する北山と黙ってみつめる酒井。」
05/05 20:56 北山陽一「…いえ、俺は何にも知りません…。」
05/05 20:58 酒井雄二「陽一…!」
05/05 21:00 安岡優「俺はそんなに頼りないキャプテンか?!監督の病状を聞いて、何もかも放り投げるようなそんな弱いキャプテンに見えるか!?(怒)」
05/05 21:01 ト書き「北山の胸座を掴み殴りかかかろうとする安岡。」
05/05 21:03 酒井雄二「先輩、落ち着いてください!!!」
05/05 21:06 安岡優「答えろ、北山!!お前が見た事聞いた事、全部話せ!!!」
05/05 21:19 北山陽一「それは…。」
05/05 22:01 酒井雄二「陽一、お前の気持ちは分かる。でもな、ヤス先輩のつらい気持ちもわかってやれ!」
05/05 22:03 北山陽一「……分かりました。話します、俺の知っている事すべて…。」
05/05 22:05 ナレーション「俯いていた顔をあげて北山は話し始めた。一方その頃、黒沢は小林の部屋で彼の帰りを待っていた。」
05/05 22:06 効果音「がちゃ!」
05/05 22:07 小林社長「ふぅ…。ただいま…って誰もいねぇか…。」
05/05 22:07 黒沢カオル「お帰りなさい、お兄ちゃん。」
05/05 22:08 小林社長「!!?!薫?何だ来てたのか、ビックリさせないでくれよ。」
05/05 22:08 黒沢カオル「ごめんなさい、驚かせるつもりは無かったんだけど…。」
05/05 22:12 ナレーション「しゅんとなった黒澤の頭をなぜてやさしく笑う小林。」
05/05 22:13 小林社長「で、どうしたんだ?何か話があったんじゃないのか?」
05/05 22:42 黒沢カオル「おにいちゃんにはわかっちゃうんだね・・・」
05/05 22:48 ト書き「かなわないなとつぶやきながら、黒沢はうつむいた。」
05/05 23:13 小林社長「そりゃな、大切な「弟」のことだからな・・・」
05/05 23:36 黒沢カオル「………お兄ちゃん…」
05/05 23:51 ト書き「黒沢は堪えきれず泣き出すと、小林の胸に飛びこんで行った」
05/05 23:52 小林社長「薫・・・なにがあったんだ?泣いてちゃわかんないだろ?」
05/06 00:09 黒沢カオル「お願いだよ……サッカー部を廃部にするなんて言わないでよぉ……」
05/06 00:13 ト書き「優しく黒沢の頭をなでていた小林の手がびくっと止まった。」
05/06 00:16 小林社長「薫、それは……」
05/06 06:30 黒沢カオル「俺、サッカーが今スゴク好きなんだ…やっと見つけたんだよ…自分が必要としてるものが…だから、お願い…っ!!」
05/06 06:31 小林社長「…サッカーが…好き…かぁ。」
05/06 06:33 ト書き「一度緩んだ顔を引き締めて小林は黒沢を見た。」
05/06 06:34 小林社長「薫…いくらお前の頼みでも、これだけはすぐに返事は出来ない事だ…。」
05/06 06:35 黒沢カオル「どうして…っ!?」
05/06 06:36 小林社長「うちの学校はスポーツに力を入れてるのはお前もわかってるだろ?…サッカーの名門と呼ばれて来たうちの学校が今なんて呼ばれているか…知ってるか?」
05/06 06:37 黒沢カオル「…知らない。」
05/06 06:38 小林社長「サッカーの看板は下ろされて、他の部活が今は看板を背負っている…サッカー部は文科系の部活と同じ扱いなんだよ…。」
05/06 06:40 黒沢カオル「でもっ!…でも、安岡先輩や、酒井先輩、北山先輩はツサッカー推薦で入ってきたんだよ!?」
05/06 06:42 小林社長「村上がどうしてもって頼み込んだ…。他の運動部の先生からのバッシングは凄かった…今でも根に持っている先生は多い。」
05/06 06:43 黒沢カオル「お兄ちゃんも…お兄ちゃんも根に持ってるって…事?」
05/06 06:44 小林社長「その先生たちの上には立てる…。最初は村上を辞めさせようとみんな言っていた、けどそれはあんまりにも可哀相だったからな…廃部なら良いだろうって…。」
05/06 06:46 黒沢カオル「そんなっ!!サッカー部を廃部にしたら、村上先生もきっと辞めるよ…!お兄ちゃんはそれでも良いの…っ?!」
05/06 06:47 小林社長「…それがあいつの決断ならな。」
05/06 06:48 黒沢カオル「どうしてっ!?どうしてなんだよぉ…!!!わぁー――――――!!(号泣)」
05/06 06:49 ト書き「泣き崩れる黒沢をただ見守る事しか出来ない小林。」
05/06 08:14 小林社長「薫…。」
05/06 09:50 黒沢カオル「(俺……どうしたらいい?)」
05/06 11:02 ト書き「困惑する黒澤。」
05/06 11:43 黒沢カオル「わかんないよ…大人ってわかんねえよっ!!」
05/06 12:04 小林社長「薫・・・・・。(俺もどうすれば良いのかわかんないんだよ)」
05/06 12:20 ト書き「しばしの沈黙が続いた。」
05/06 12:47 効果音「バター―――――――ン!」
05/06 12:48 ナレーション「黒沢は,急いでその場から走り去った。」
05/06 12:49 酒井雄二「どうしたんだ?あいつ?」
05/06 13:06 北山陽一「(・・・小林先生となんかあったのか・・・?)」
05/06 15:40 酒井雄二「(なにかあったとしか考えられんでしょう……)」
05/06 16:52 黒沢カオル「きゃぁーーーーーーーーーっ!!」
05/06 17:36 効果音「ドテッ」
05/06 18:38 酒井雄二「(…何かあったはずなのにこれですな…はふぅ(ため息))」
05/06 20:39 北山陽一「黒沢〜。一体どうしたんだ?」
05/06 20:57 黒沢カオル「廊下が濡れてて、滑って転びました〜(;_;)」
05/06 21:01 ナレーション「ってか、ココ小林先生の家です!2人とも安岡さんと一緒に北山さんの家でしょ?!!」
05/06 21:03 酒井雄二「あっ、ゴメンゴメン、ついついね…。」
05/06 21:04 ナレーション「ホラッ、頑張って下さい!続き行きますよぉ〜!」
05/06 21:04 ゴスペラーズ「は〜い!」
05/06 21:05 ト書き「北山にすべてを聞き、動揺する安岡。」
05/06 21:05 安岡優「そんな…村上先生が…酷い!小林のヤツ…!」
05/06 21:07 北山陽一「近いうち本当に村上先生は失明してしまうと思います…それがいつかはまた分かりませんが。」
05/06 21:08 安岡優「どうして自分の道を滅茶苦茶にされたのに、黙ってるんだよ!」
05/06 21:09 酒井雄二「それを北山ともさっき話していたんですが…もしかしたら、2人ともお互いに隠し事をしていると思うんですよ。」
05/06 21:09 安岡優「なんだよ…!?隠し事って…。」
05/06 21:11 北山陽一「小林先生がサッカーを辞めたり、サッカー部を廃部にする本当の理由…」
05/06 21:12 酒井雄二「…村上先生が母校でサッカーを教えたり、小林先生を庇おうとする本当の理由が。」
05/06 21:12 安岡優「本当の…理由…。」
05/06 21:16 北山陽一「何でサッカー部がこんなになってしまったんですかね…。」
05/06 21:20 酒井雄二「サッカー推薦も俺達の代で止まったし…。ヤス先輩…俺達この学校で、村上先生の下でサッカーやってて良いんですかね…わからなくなって来ました。」
05/06 21:22 安岡優「サッカー部は絶対に廃部にしない…!村上先生の眼も絶対に救ってみせる…!!」
05/06 21:26 北山陽一「先輩…。でも具体的にはどうしましょうか?結局本人同士にしか解決できない問題のような気もするんですが…」
05/06 22:30 酒井雄二「・・・確かにそれもあるでしょうな・・・」
05/06 23:06 安岡優「出来ることからやるんだよ!」
05/06 23:19 ト書き「そういって安岡は微笑み、北山と酒井の肩を叩いた。」
05/06 23:28 北山陽一「先輩……」
05/06 23:32 酒井雄二「ヤス先輩…」
05/06 23:36 安岡優「俺たちがしっかりしないと、1年の奴らは戸惑って不安がる。とにかくがんばろうぜ」
05/06 23:42 ゴスペラーズ「(酒井・北山)はい!!」
05/06 23:56 北山陽一「では作戦でも立てますか。」
05/06 23:57 効果音「コンコン!(ドアをノックする音)」
05/06 23:59 北山陽一「はい。開いてるよ?」
05/07 00:01 一般人(女)「北山母>お夕飯できたから3人ともいらっしゃい!冷めちゃうと美味しくないわよ?」
05/07 00:02 北山陽一「すぐ行く!!とりあえずご飯食べますか。」
05/07 00:03 酒井雄二「腹が減ってはいい考えも浮かばないし、頂きましょう!」
05/07 00:06 安岡優「そだな、北山の母さんが作ってくれたご飯。頂こうか!」
05/07 01:20 北山陽一「決定ですね。とりあえず下降りましょう。」
05/07 01:42 一般人(女)「母>沢山食べてちょうだいね〜」
05/07 01:44 村上てつや「遅かったな〜お前ら!!半分冷めちまってるぞ!」
05/07 01:44 安岡優「?!なんで村上先生が居るんですか?!今日一日は病院泊まりでしょう!!」
05/07 01:45 酒井雄二「ホントですよ、どうしたここにいるんですか?」
05/07 01:46 村上てつや「メシまずいから脱走」
05/07 01:47 酒井雄二「なんて無茶を〜」
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