-ゴスドラマ過去ログ:2001-2100-
05/16 02:51 ナレーション「村上さん、ちょっと緊張してます??」
05/16 06:24 酒井雄二「余計な事言うんじゃないの!!!」
05/16 06:25 村上てつや「もしベスト3に入らなかったら学校を辞めると学校側と約束をした…。」
05/16 06:26 ゴスペラーズ「(村上以外)>そんな…っ!」
05/16 06:29 村上てつや「俺もこの何年間母校のサッカー部の顧問をやってて思ってたんだよ…俺のせいでこんなにこの部活は弱くなったのかなって。」
05/16 06:30 安岡優「そんな事…っ。」
05/16 06:31 村上てつや「俺が無茶やり過ぎたのかなって…そういう話が出たからな、まだ100%辞めるとは言ってないけど、辞めるなら今かもなって。」
05/16 06:32 北山陽一「けど契約書とかは書いてないんですよね!?だったら…!」
05/16 06:34 村上てつや「…俺の視力、急激に落ち始めてるんだよ…もう前みたいにボールを操る事も難しくなってきてる。教師として教壇に立つ事もそのうち出来なくなるだろうよ…。」
05/16 09:04 黒沢カオル「そんな・・・。」
05/16 09:57 北山陽一「何で治そうとはしないんですか!?治らなきゃサッカーの監督だって続けられないし意味ないじゃないですか!!!」
05/16 14:20 村上てつや「俺はアメリカなんて行きたくないんだよ!!!ずっとここにいたいんだ・・・」
05/16 16:46 酒井雄二「目が見えなくなったら何をするんですか?今だけじゃなくて、先を考えて下さい!」
05/16 16:48 村上てつや「今があるから、先が生まれるんだよ…っ!」
05/16 17:00 安岡優「…わかりました。」
05/16 17:00 酒井雄二「ヤス先輩?!」
05/16 17:04 北山陽一「わかりました、って・・・!」
05/16 17:12 安岡優「先生がどうしてもって言うなら…俺達がトヤカク言うことじゃないし。」
05/16 17:13 酒井雄二「そうですけど…!」
05/16 17:16 村上てつや「眼が見えなくなるまでサッカー愛してる奴を応援してやりたいんだよ…眼が見えなくなるまで教壇に立ち続けて居たいんだよ、自分の母校でな…。」
05/16 17:18 黒沢カオル「ちょっと待ってよ!要はベスト3に入れば先生は辞めなくてすむし、その後だったら目治しに行くこともできるんでしょ!」
05/16 17:29 村上てつや「口で言うのは簡単だけどな...」
05/16 17:31 黒沢カオル「先生!!本当は辞めたくないんですよね!?俺達にベスト3にはいって欲しいですよね!?俺達だって同じ気持ちです!!」
05/16 17:33 村上てつや「お前等がベスト3に入らなかったとしても…俺の残された時間は少ない。辞めざるをえないんだよ。」
05/16 19:11 黒沢カオル「そんなの嫌です!!先生も弱音なんか吐かないでください!!僕が、僕らは必ずベスト3に入ります、そう必ず!!」
05/16 19:28 酒井雄二「黒沢・・・。そうだな、俺達が諦めたらおしまいだよな!」
05/16 21:38 村上てつや「黒鷹」ゥゥゥゥゥゥゥゥ」
05/17 00:12 黒沢カオル「黒沢です・・・先生。」
05/17 02:11 北山陽一「ヤス先輩!」
05/17 02:13 安岡優「ゴメン…俺、気持ちの整理出来ないや…。少し1人にしてくれる…。」
05/17 02:13 ト書き「安岡は静かに部室に入ってしまった。」
05/17 02:15 酒井雄二「ヤス先輩…。」
05/17 02:16 黒沢カオル「試合まで後1週間ですよ…このままじゃ本当に…!」
05/17 02:18 北山陽一「黒沢、落ち着け。ヤス先輩なら大丈夫だよ、絶対…。」
05/17 02:19 酒井雄二「村上先生、ヤス先輩と1対1で話して来て下さい。」
05/17 02:20 村上てつや「…1対1でか…?」
05/17 02:21 酒井雄二「タイムリミットは刻一刻と迫っています、1週間の練習でベスト3に入る確率は?!」
05/17 02:21 村上てつや「…50%かな。」
05/17 02:22 酒井雄二「じゃあ1日で1%でも上げましょう!57%、確率は増えます!」
05/17 02:23 村上てつや「…酒井…。」
05/17 02:24 酒井雄二「50%を今下げない為にも、ヤス先輩と1対1で向き合ってください!俺たちは、先生を先輩を信じてますから!」
05/17 02:25 村上てつや「…でもな…。」
05/17 02:25 酒井雄二「グズグズしてると、アメリカに宅配に出しますよ!!冷凍保存で!」
05/17 02:26 北山陽一「オッ、オイ…雄二…。(汗)」
05/17 02:26 黒沢カオル「…酒井先輩、違った意味でコワイ…。」
05/17 02:27 ト書き「村上の背中を押して部室に向かわせる酒井。」
05/17 02:28 安岡優「バカ・バカ・バカ・バカ!!!なんだよ…どうしたいんだよ…!!」
05/17 02:29 ト書き「やり場の無い気持ちを壁にぶちまける安岡。」
05/17 02:30 安岡優「(わかんないよ…村上先生!ずっとサッカー愛してやってたんだろ!?もう諦めるのかよ…そんなの!)許さねぇ!!」
05/17 02:30 ト書き「壁を殴る鈍い音が部室に響く。」
05/17 02:35 安岡優「…ずっと尊敬してたのに…あんな弱い村上先生見たの初めてだよ…村上先生に憧れて…頑張ってきたのに…ぃ。(泣)」
05/17 02:37 ゴスペラーズ「その場に力無く座り込み、あふれ出る涙も隠さず、ただじっとその言葉だけを繰り返していた。」
05/17 02:38 ナレーション「私の仕事です!!」
05/17 07:37 安岡優「ナレーション、ちょっと黙ってて。」
05/17 08:37 村上てつや「(俺には何を言ったらいいかわからない・・・でもっ!!)」
05/17 08:39 ト書き「酒井に背中を押され、意を決して部室に向かう村上。」
05/17 08:43 安岡優「なんだよ、なんだったんだよ!!・・・今まで・・・今まで頑張ってきたのはっっ!(壁を叩く)」
05/17 08:46 村上てつや「(啜り泣きと・・・何かを叩く音?)・・・安岡・・・?っっ!!お前何やってんだ?!」
05/17 08:48 ト書き「村上が部室に入ると安岡が泣きながら同じ言葉を繰り返し壁をたたいている姿があった。」
05/17 08:50 安岡優「俺のことは気にしないでください(涙をぬぐい冷たく言い放つ)。こうしていないと気持ちが落ち着かないから・・・やっていること・・なんです・・・くっ!!」
05/17 09:08 ト書き「村上は自分のせいだと責任を感じ、思わず視線を逸らした。」
05/17 13:07 安岡優「・・・っ・・・(くやしい・・・何もできないのが・・・)」
05/17 14:01 村上てつや「……………」
05/17 14:51 安岡優「(なんで・・・なんで俺には何も出来ないんだ!!)」
05/17 16:02 村上てつや「安岡…っ!」
05/17 16:03 安岡優「気にしないで下さい…ッ!!…俺の事なんて…ッ!」
05/17 16:07 村上てつや「お前の思ってる事、全部言って欲しい…(これしか思いつかない…)。」
05/17 16:07 安岡優「気休めなんて…いいです…!!…くっ!」
05/17 16:08 村上てつや「頼む、安岡…!今の俺には、お前の本心が必要なんだ…道を歩くために…。」
05/17 16:09 安岡優「何を言えって言うんですか…ッ?!俺は何も…!!」
05/17 16:10 ト書き「壁を叩く手を止め、下を向いて涙を堪える安岡。そっと近くによる村上。」
05/17 16:10 村上てつや「……頼む。」
05/17 16:11 ト書き「村上の気配を感じると安岡は素早く立ち上がり村上の胸座を掴んだ。」
05/17 16:12 安岡優「どうしてそんな簡単に諦めるんだよっ!!!」
05/17 16:13 ト書き「安岡の目には涙が溜まり、それを見て村上は抵抗せずに下を向いた。」
05/17 16:13 安岡優「今までずっと信じてきたのに…っ、今までずっと尊敬してたのに…っ!そんな弱い人だったなんて、思わなかったッ!!!」
05/17 16:14 村上てつや「………(…安岡)。」
05/17 16:16 安岡優「俺は1歩でも村上先生に近づけるように頑張ってきた!憧れてた!…これからもずっとサッカーを愛してくんじゃないのかよ、村上先生ッッ!!?」
05/17 16:17 村上てつや「…悪かった…けどな、安岡…もう俺には無理なんだよ、それが現実なんだよ…。」
05/17 16:19 安岡優「逃げるなよッ!!『何時だって立ち向かえ、逃げるな!前に行け!!』そうやって俺にいつも言っててくれたんだろ!!」
05/17 16:20 ト書き「掴んだ胸座を揺すり、精一杯自分の気持ちを打ち明ける安岡。」
05/17 17:57 安岡優「今の先生はホントの先生じゃない!!元に戻って…諦めるなよっ!!!」
05/17 18:26 村上てつや「安岡・・・(俺は・・・俺はっっ!!)」
05/17 18:57 安岡優「先生!!!」
05/17 19:13 ト書き「ずっと掴んでいた胸ぐらを放し、何も答えない村上に諦めを持つ安岡。」
05/17 20:12 安岡優「…失礼します。」
05/17 20:13 ト書き「ぱたん、と湿った音をたてて安岡は扉を閉じた。ぱたぱたと足音が廊下に響く中…部屋に一人残される村上。」
05/17 20:46 村上てつや「安岡・・。」
05/17 20:56 ト書き「一方、酒井たちは…」
05/17 21:04 酒井雄二「なーんか俺菓子パン食べたくなってきた。」
05/17 21:06 北山陽一「何言ってるんですか、こんな時に…あ、ヤス先輩?!」
05/17 21:07 安岡優「…悪い、遅くなった。」
05/17 21:08 ト書き「努めて笑顔で言う安岡の目元が赤い事、三人は気付く。」
05/17 21:09 安岡優「もう一度だけ聞いておくけど…全員、ベスト3位入る気、あるな?」
05/17 21:39 酒井雄二「菓子パン…。うっ!燃料切れだ!!」
05/17 21:40 黒沢カオル「酒井先輩!あ、俺メロンパンなら持ってますよ〜。えと……あ、あった!!はい、どおぞ〜。」
05/17 21:42 酒井雄二「おっ!サンキュウで〜す!(むしゃむしゃ…)」
05/17 21:42 安岡優「お前ら…話聞けって!もう!!」
05/17 21:46 北山陽一「俺らをあんまりなめないで下さい、ヤス先輩!ベスト3に入る気ない訳ないじゃないですか!!」
05/17 21:48 酒井雄二「も、もちろん俺も!(もぐもぐ)glggkjgjgyyg(〇_ 〇)!!」
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