-ゴスドラマ過去ログ:2701-2800-
05/22 22:34 北山陽一「クックックック・・・・」
05/22 22:36 安岡優「お前ら…なにやってんの?」
05/22 22:39 酒井雄二「北山笑い過ぎだ…。ヤス先輩こそどうしたんですか?」
05/22 22:40 安岡優「ああ、黒沢がのど乾いたって言うから…。あいつの好きな飲み物って何だっけ…?」
05/22 22:41 北山陽一「えっと・・・・なんだっけ?雄二知ってる?」
05/22 22:51 佐々木真理「薫っちの好きな飲み物はねぇ〜コレ!『アセロラドリンク』コレが美肌の秘訣なのねぇ〜。」
05/22 23:01 安岡優「三年後の肌のためにですか〜」
05/22 23:04 BGM「ガツン!!o(−−;)○」
05/22 23:07 安岡優「痛い…なにするんですか!?」
05/22 23:08 酒井雄二「・・・!!(なんか飛んだぞ、おい?!)」
05/22 23:13 北山陽一「・・・?(背後になにか・・・どわっ!?)」
05/22 23:18 酒井雄二「(…よし!俺は何も見てない!見なかった事にしよう!よし!)」
05/22 23:20 安岡優「(気を取り直して)じゃ、アセロラドリンク…と。」
05/22 23:20 北山陽一「…先輩は、夢とかありますか?」
05/22 23:21 安岡優「な、なんだよ急に…(///)まぁ俺はサッカー一筋だかんな。いけるトコまで…行ってみたいって野望はあるよ、うん。」
05/23 00:00 北山陽一「やるな」
05/23 00:04 酒井雄二「何どもってんの?「やるなら先へ、上へ目指してみたいですよね.」って言いたかったんですよね?」
05/23 00:40 北山陽一「さすが!雄二とは”あうんの呼吸”」
05/23 00:41 佐々木真理「ねぇ、1つ聞いても良いかしら?」
05/23 00:42 ゴスペラーズ「安・北・酒>はい、どうぞ…。」
05/23 00:43 佐々木真理「てっちゃんがさっき私にね『眼が見えなくても、俺は幸せだって思ってる』って言ったの…どうしてか、あなた達は分かる?」
05/23 00:43 北山陽一「どうして、と言われても…。」
05/23 00:44 酒井雄二「わかりませんね…幸せなんて。」
05/23 00:45 佐々木真理「5日後なんだってね、試合…てっちゃん、スゴク心配してたわ。けどね、あなた達を信じてるって。」
05/23 00:46 安岡優「俺たちを…?」
05/23 00:48 村上てつや「こんなに俺の事を心配してくれる生徒…イヤ、後輩を持って幸せだ…。俺はあいつ等を信じなくちゃいけない、結果はわかってる…けど、あいつ等は諦めないでベストを尽くしてくれる…絶対にな。」
05/23 00:49 佐々木真理「…って。(微笑)1番良い顔してたわ。眼が見えなくても分かるんだって…あなた達の顔が、表情が、心が…。」
05/23 00:57 安岡優「村上…センセ…。」
05/23 00:57 佐々木真理「さて、麗しき乙女はそろそろ帰らなくっちゃ☆またね。」
05/23 00:58 ト書き「そう言うと颯爽居なくなる真理さん。そして安岡が村上の部屋へと走り出した。」
05/23 00:58 北山陽一「ヤス先輩…ッ!!」
05/23 00:59 酒井雄二「陽一!…ココはまた2人だけにしてあげないか?ねっ。」
05/23 00:59 ト書き「そして2人はロビーで待つことにした。」
05/23 00:59 効果音「バタン!!」
05/23 01:00 村上てつや「ぅん?!誰だぁ?俺何も見えないんだから名ぐらい名乗れよなぁ〜。」
05/23 01:01 安岡優「安岡です!!!!!!」
05/23 01:02 村上てつや「オッ、オイ…ココは病院だからな、別に叫べなんて誰も言ってないから…叫ぶのは校庭だけにしろ。で、どうした?!」
05/23 01:15 安岡優「すいませんでした!」
05/23 01:16 村上てつや「へ?何がすいませんなんだよ。」
05/23 01:42 安岡優「俺、ずっと自分のことばっか考えてて、先生のホントの気持ち知ろうともしなかった。先生がどんな時でも俺たちことを一番に考えてくれてて……」
05/23 01:46 村上てつや「なんだよ急にと思ったら…(///)あのな、俺はお前らから教えてもらったんだ…たくさんのことを。」
05/23 01:48 ト書き「すこし照れながら、村上は窓越しの夜の街に耳を傾ける。」
05/23 01:50 村上てつや「…一人の人間として、言うぞ。先生だとか先輩だとかそんなんじゃなくて。…“さんきゅ”な。」
05/23 01:53 安岡優「センセ……っ」
05/23 01:54 ト書き「思わず涙をこぼす安岡。その頃、ロビーでは…。」
05/23 01:56 酒井雄二「…ヤス先輩、どーなんでしょーねぇ。」
05/23 01:57 北山陽一「我らがキャプテンなんだし、やっぱ尊敬できる対象ですね。それより…ちょっとだけ練習行きません?学校まですぐだし…夜ですけどね。」
05/23 01:58 酒井雄二「お、真夜中に練習ってのもいいねぇ。行きますかな?ヤス先輩には…書置きでも残しておけばよろしいかと。」
05/23 02:00 北山陽一「置いて行くのは気が重いですけど、ま、そうしましょうか」
05/23 02:24 ト書き「そういった後二人は顔を見合わせる。そして、病院の扉を開いて夜の校庭へ向かった。」
05/23 06:35 北山陽一「あれ・・・?誰かいる?しかも複数・・・」
05/23 07:52 酒井雄二「あれ…一年じゃないか……?」
05/23 07:54 北山陽一「何してるんだ?こんな時間に…。」
05/23 09:08 ト書き「そこには、黒沢をはじめ黙々と基礎練習をこなす1年たちがいた。」
05/23 09:20 北山陽一「…もしかして、黒沢が?」
05/23 09:26 黒沢カオル「あ…先輩…?(驚)」
05/23 09:26 酒井雄二「なんでみんな練習…?こんな夜中に…」
05/23 09:27 黒沢カオル「俺ができるのはこれくらいですし…みんなも今回の試合、すっごく気合入ってるんです!だから…」
05/23 09:29 北山陽一「じゃあ俺たちもやりますか?(酒井のほうを見てニヤリと笑う)」
05/23 09:30 酒井雄二「よっしゃぁ、やるぜ! おらおらそこの一年〜!もっと考えてパス出せ!」
05/23 09:31 北山陽一「大会まであと少ししかないからな。今から猛特訓としますか♪」
05/23 09:36 黒沢カオル「ハイッ!(にっこり)」
05/23 11:52 酒井雄二「まったく、いい一年をもったな・・・・。」
05/23 12:06 北山陽一「黒沢はまだ安静ですよ。手術前にまた発作が起きたら洒落になりませんから。」
05/23 12:07 黒沢カオル「はい〜。俺はとりあえずビデオ室で今までの試合の研究してきますんで〜。」
05/23 13:04 酒井雄二「まったく…なんだかなぁ。」
05/23 13:06 北山陽一「イイじゃないの…。」
05/23 13:14 酒井雄二「なぁ陽一…村上先生、学校辞めるのかなぁ。」
05/23 13:15 北山陽一「えっ……。」
05/23 13:16 ナレーション「病院では…。」
05/23 13:17 村上てつや「安岡…お前、将来の夢って何だ?」
05/23 13:19 安岡優「…サッカー選手で何処まで行けるか試してみたいんです。…でも…。」
05/23 13:19 村上てつや「でも、なんだよ?良いじゃないかサッカー選手でも。」
05/23 13:21 安岡優「…(///)村上センセみたいなのも…良いかな?…教師をしながらサッカー部の顧問…なんてっ。(汗)」
05/23 13:21 村上てつや「まっ、どっちにしろ楽しい事は間違い無しだろうな。」
05/23 13:23 安岡優「先生は?センセの将来の夢…。」
05/23 13:24 村上てつや「俺もう30歳だぞ?!夢って歳じゃねぇだろ…。(笑)」
05/23 13:24 安岡優「けどっ!…けどこれから先…。」
05/23 13:27 村上てつや「叶わない夢だけどな…もう1度”光”が見たいなぁ…なんて。まだ眼が見えなくなって数時間しか経ってねぇけど…。」
05/23 13:36 安岡優「…どうして…どうして手術を受けないんですか?」
05/23 13:43 村上てつや「ありのままの自分を受け止めたかった…小林に気を使われるのも嫌だったんだよな…。1人じゃ生きていけないのは分かってる、けど少し1人で歩きたかったんだよ。」
05/23 15:28 安岡優「先生・・・」
05/23 16:00 村上てつや「でもなぁ・・・こうなってみてよく分かった、意地をはらなくてももうイイのかもな、手術ね・・おい安岡、あのな小林にさり気なく言っておいてくれないか?」
05/23 16:01 安岡優「何をです?(??)」
05/23 16:04 村上てつや「あ、の・・・・なんだその・・・な?手術をな、受けても・・・その、日本でなら手術受けても良いって事を、言っておいてくれないか?」
05/23 16:06 安岡優「ほ、本当ですか先生!?(超笑顔)」
05/23 16:08 村上てつや「ああ、本当だ、この後に及んで嘘つくかよ!ただし日本でだからな!!」
05/23 16:10 安岡優「は、はい!わかりました、それでは早速小林先生に言ってきます!」
05/23 16:12 ナレーション「勢いよくドアを開けて飛び出していく安岡。」
05/23 16:13 村上てつや「さ、さり気なくだぞ安岡〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜、あーあ行っちまった・・・。」
05/23 18:43 安岡優「先生ったら本当に素直じゃないからなあ(クスクス)」
05/23 18:45 ト書き「病室を飛び出した安岡は小林を探しながら村上が聞いたら大声で怒りそうなことをつぶやいていた。」
05/23 19:07 安岡優「でも、先生に手術受ける気があってよかった。」
05/23 19:19 小林社長「あ、安岡、ココ一応病院だぞ、廊下は走らない!!」
05/23 19:30 安岡優「あ!!センセイ!!丁度いいタイミング!村上先生、日本でなら手術受けてもいいって!!!」
05/23 19:42 小林社長「そうか…今の日本にはあいつを治せる医者はいないけど…私が探しておこう。それより、もう夜も遅い。帰ったほうがいいんじゃないのか?親御さんも心配してるだろうし…」
05/23 19:42 安岡優「言われてみれば…(腕時計を見る)えっもう9時半?!バタバタしてたら気づかなかった・・・」
05/23 19:43 小林社長「確かお前の家は学校の近くだったな。私はちょっとビデオ室に用があるから送ってやろう。」
05/23 19:44 安岡優「じゃ、お言葉に甘えて♪…ビデオ室ってことは、今までの全国大会の研究ですか?」
05/23 19:44 小林社長「ああ、もう一応監督なわけだしな。」
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