-ゴスドラマ過去ログ:2801-2900-
05/23 19:46 ト書き「そう言いながら、二人は夜の街を歩く。そして学校の傍まで来た頃…時間にはふさわしくない喚声が聞こえてくるのに二人は気が付いた。」
05/23 19:46 安岡優「ん、なんだこんな時間に…。…あれ?北山と酒井の声も混じってるような…」
05/23 19:47 ト書き「二人の瞳に映ったのは…夜の校庭で必死に練習する一年生と、酒井北山の両者だった。」
05/23 19:49 北山陽一「あ、ヤス先輩…と小林先生?書置き残しといたんですけど…あ、黒沢はビデオ室で今までの試合のビデオ見てますよ。」
05/23 21:13 小林社長「薫はまた病院抜け出してるのか?!」
05/23 21:30 黒沢カオル「.........................................」
05/23 22:01 小林社長「無理するなって言ったろう?明日病室にビデオ入れてやるから今日はもう帰りなさい.」
05/23 22:02 黒沢カオル「…もうチョット。」
05/23 22:15 小林社長「だめ!!帰りなさい!……いや、俺が送っていく。一人で帰すとまたとんでもない事やらかしそうだし…。」
05/23 22:18 黒沢カオル「・・・はぁい・・・」
05/23 22:19 小林社長「ほら、行くぞ!」
05/23 22:19 ナレーション「そう言って、黒沢に自分の上着を脱いで着せてやる小林。」
05/23 23:46 黒沢カオル「ありがとう、おにいちゃん。」
05/24 00:17 小林社長「礼を言われるほどのモンじゃないよ。」
05/24 00:19 安岡優「練習してる1年!お前達もそろそろ帰れ。人間、体が資本だからな。」
05/24 00:22 酒井雄二「ありゃ?もうそんな時間ですか?!うわっ、もう10時になるじゃないか!1年早く帰れよ〜!」
05/24 00:23 北山陽一「夢中になってたから(苦笑)。そうだ、ヤス先輩家に帰っても1人でしょ?ウチでご飯食べていきません?」
05/24 00:24 酒井雄二「俺も!俺も!!食べるご飯!!!」
05/24 00:25 北山陽一「はいはい、雄二も一緒にどうぞ(苦笑)。母に言えば簡単なものですけどすぐ食べれると思います。行きましょう!」
05/24 00:28 ト書き「そう言って1年を追いたて校門に向かう北山・酒井。後ろから遅れてゆっくり歩く安岡の顔には笑みがこぼれていた。」
05/24 00:29 安岡優「いい後輩を持ったな、俺・・・(ぼそっとつぶやく)。じゃ、小林先生!黒沢!また明日な〜!!」
05/24 00:30 黒沢カオル「は〜い!先輩方気をつけて帰ってくださいね〜!!」
05/24 04:04 ト書き「目を輝かせた笑顔で思いっきり手を振る黒澤カオル」
05/24 07:32 酒井雄二「お前こそ気をつけなさいよ!」
05/24 09:04 安岡優「帰る途中でまたすべって転んだりするんじゃないぞ〜!」
05/24 11:53 ト書き「言ったとたんコケる黒沢薫。」
05/24 12:47 安岡優「言ったとたんに・・・。はぁぁ・・・」
05/24 13:07 北山陽一「これも手術で治せないもんなんですかねぇ…ふぅ。」
05/24 13:07 酒井雄二「それより飯!!」
05/24 13:12 北山陽一「はいはい。雄二は食いもんがかかると怖いですねぇ。(笑)」
05/24 13:44 ゴスペラーズ「たった一とつの事・・・・・」
05/24 14:12 北山陽一「何だいきなり曲が!!!!!」
05/24 15:26 酒井雄二「(…台本のミスプリのようですぞ。気を取り直しましょう気をっ)」
05/24 16:08 北山陽一「まあそれはいいとして。早く帰りましょうか」
05/24 16:20 一般人(女)「(北山宅にて)おかえりなさーい…って、あらぁ、またお友達連れ?ちょうど晩ご飯を用意してたところなのよ、あがってくださいな。(にこにこ)」
05/24 18:33 北山陽一「あ、ではどうぞあがって下さい。」
05/24 18:36 酒井雄二「飯!飯ぃ〜。」
05/24 18:42 効果音「トゥルルル…(電話の音)」
05/24 18:45 一般人(女)「(北山母)陽一〜小林先生という方からお電話よ〜」
05/24 18:45 北山陽一「小林先生?なんの用でしょう…」
05/24 18:46 小林社長「あぁ、北山か?実はな、村上を治せるかも知れない医者が日本に来るんだよ…」
05/24 18:47 北山陽一「えっ!?じゃあ村上先生、手術出来るかも知れないって事ですか?日本で!?」
05/24 18:48 小林社長「ああ。俺の知り合いの医者とその医者が知り合いなんだが、今度一時的にだが日本に来るらしい。そいつが連絡付けてくれて、相手も時間を作ってくれるかも知れないんだ。」
05/24 18:49 安岡優「村上先生には言ったんですか!?」
05/24 18:50 小林社長「おぁ!?安岡そこにいたのか…。 村上にはまだ言っていない。お前の口から言ってやれ。治ったらもう一度監督をやれってな。」
05/24 18:51 酒井雄二「手術の…成功率はどの位なんですか?」
05/24 18:52 小林社長「……………30%、だそうだ。これを高いと取るか低いと取るか…まあ村上次第だがな。」
05/24 18:53 安岡優「俺…絶対村上先生にもう一度サッカーを教えて欲しいです!だから…っ(涙声)」
05/24 19:08 小林社長「じゃあ、村上に伝えといてくれよ。」
05/24 19:15 安岡優「わかりました!必ずっ!」
05/24 19:16 小林社長「じゃぁ、そう言うことだ。じゃ、また明日学校でな。」
05/24 19:17 酒井雄二「あ、ヤス先輩電話終わりましたか?…で、なんだったんです?」
05/24 21:10 安岡優「お前さっき話しに讃歌してなかったか?」
05/24 21:32 酒井雄二「…それは、こっちにおいといて…と。」
05/24 21:35 ト書き「両手で架空の『箱』を自分の前から除けた酒井へ、北山は通話の切れた電話子機片手に苦笑を見せた。」
05/24 21:38 北山陽一「…ま、ハナシの筋は聴いてた通りさ。 黒沢も、村上先生も自分で片を付けた…今度は、俺達の番だ。」
05/24 21:39 ト書き「受話器を置いて、北山は口元に猫めいた笑いのようなものを浮かべる。」
05/24 21:41 一般人(女)「(北山母)さぁさっ、皆御飯用意出来たわよ?」
05/24 21:41 効果音「がくぅー」
05/24 21:42 ト書き「それまでの雰囲気を打ち壊す勢いの母親に、全員が脱力をかました。」
05/24 21:43 北山陽一「……ま、まぁ。とりあえず御飯食べましょうか?」
05/24 21:48 酒井雄二「そうそう、まずは飯!腹が減っては戦は出来ないっ!」
05/24 21:49 安岡優「では、いっただきま〜す♪(*^o^)/」
05/24 21:51 北山陽一「今頃村上先生「飯が不味い!」とか言ってるんでしょうね(笑)」
05/24 21:52 安岡優「前は病院抜け出してきたしなぁ…(苦笑)」
05/24 21:53 酒井雄二「ほぉういえば…むがっ(x_x)」
05/24 21:59 北山陽一「ちゃんと食べてから喋れって(笑)」
05/24 22:11 酒井雄二「や゛、じだがみ゛ま゛じだ…いだだだ…」
05/24 22:24 北山陽一「雄二落ち着いて食え」
05/24 22:50 安岡優「やれやれ…(苦笑)」
05/24 22:58 北山陽一「でも、村上先生目見えないのにちゃんと御飯食べれたんでしょうか?」
05/24 23:03 黒沢カオル「はい、村上先生ぇ、あ〜ん!!」
05/24 23:03 村上てつや「あ〜ん…って、なんか恥ずかしいんだけど…(///)」
05/24 23:04 黒沢カオル「だって、先生1人で食べると布団の上にいっぱい零しちゃってるじゃないですかぁ!」
05/24 23:05 村上てつや「見えないんだからしょうがないだろ!」
05/24 23:06 黒沢カオル「だから僕がこうやって手伝ってるのにぃ〜」
05/24 23:07 村上てつや「どーせなら美人の看護婦さんとかがいいっ!」
05/24 23:07 黒沢カオル「見えないんだから僕だって看護婦さんだって同じですよ?(笑)」
05/24 23:07 村上てつや「気持ちの問題だ!(笑)」
05/24 23:08 黒沢カオル「あっ☆いいこと考えた♪」
05/24 23:09 村上てつや「ああ〜?・・・なんかやな予感がする・・・。」
05/24 23:09 黒沢カオル「?」
05/24 23:10 村上てつや「まさか・・・ねーちゃん呼ぶんじゃないだろうなあ、黒沢。」
05/24 23:11 黒沢カオル「えっΣ( ̄▽ ̄;(図星)」
05/24 23:12 村上てつや「な、いいから、お前でいいから!食わせてください!お願いします!」
05/24 23:15 黒沢カオル「ふふっ♪」
05/24 23:16 ト書き「まるで新婚夫婦のようなふたり。」
05/24 23:17 小林社長「ぼそぼそ>俺にもやらせてくれ(笑)」
05/24 23:18 黒沢カオル「あ、おにーちゃん♪」
05/24 23:18 村上てつや「(ちっ…邪魔しやがって)」
05/24 23:19 小林社長「ぼそぼそ>しーーーーっ!!俺も食べさせたい・・・くくくっ。」
05/24 23:20 黒沢カオル「(ぼそぼそ)分かったよ。んじゃ、こっち来てお兄ちゃん。」
05/24 23:21 村上てつや「ん?黒沢?もう飯終わりか?」
05/24 23:22 黒沢カオル「いえ、はいあ〜んして下さい!」
05/24 23:22 村上てつや「あ〜ん♪」
05/24 23:23 ト書き「小林が食べさせているとは知らない村上。2人は笑いをこらえている。」
05/24 23:24 黒沢カオル「(ぷくく・・・:笑)先生、美味しいですかあ〜?」
05/24 23:25 村上てつや「おぅ!旨い!」
05/24 23:25 小林社長「ぶっっっ!くっくっ…くははははは…」
05/24 23:27 村上てつや「???!!!こ、小林かぁぁ??」
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