-ゴスドラマ過去ログ:6101-6200-
06/27 20:39 ト書き「首を横に振ってソファーの方に座る安岡。」
06/27 20:39 黒沢カオル「(小声で)>やっぱり今日の父母参観の事だよな…。」
06/27 20:40 北山陽一「(小声で)>手紙、隠してたぐらいだからね…。」
06/27 20:41 村上てつや「どうすんだよ薫兄」
06/27 20:42 黒沢カオル「優!今日の時間割なに?」
06/27 20:42 安岡優「…国語に算数、体育に音楽に理科…。」
06/27 20:43 黒沢カオル「8時になったら兄ちゃん達と学校行こうな!」
06/27 20:43 安岡優「…どうして。」
06/27 20:44 黒沢カオル「優は今日授業参観日だろ?!兄ちゃん達、優の授業してる姿見に行くんだよ!」
06/27 20:45 安岡優「なんで・・・」
06/27 20:46 村上てつや「なんでって、・・・・・なぁ」
06/27 20:46 安岡優「いいよ・・・・来なくて・・・・・・・。」
06/27 20:48 北山陽一「優…!」
06/27 20:49 安岡優「何だよ!!!!!!」
06/27 20:51 酒井雄二「ニャ―!!(優…?!)」
06/27 20:51 安岡優「行こう、雄二!!!」
06/27 20:52 ト書き「ランドセルを背負い、猫・雄二を抱くと走って外へ出て行った安岡。」
06/27 20:52 酒井雄二「優・・・・本当に良かったのか?」
06/27 20:54 安岡優「…だって…だって…。」
06/27 20:55 酒井雄二「…ハッキリ言ってごらん!」
06/27 20:56 安岡優「…みんなはお父さんとかお母さんとか来るんだよ…なのに、僕だけ違う…17歳と18歳と19歳のお兄ちゃん達なんだよ!?…嫌だよ・・・そんなの。」
06/27 20:57 酒井雄二「…優…。」
06/27 20:58 安岡優「来てくれない方がマシだよ…可哀相なんて…思われたくないもん…。」
06/27 21:00 酒井雄二「だけどさ、優・・・・・」
06/27 21:01 安岡優「だけど・・・・何?」
06/27 21:10 酒井雄二「薫兄たちは頑張って勉強してる優を見たいんじゃないか?」
06/27 21:13 安岡優「……そんなことない!!」
06/27 21:17 酒井雄二「優…強がる事は良い事じゃないんだよ…。」
06/27 21:18 安岡優「…強がってなんか…。」
06/27 21:19 酒井雄二「悲しい時や淋しい時…辛い時や苦しい時は、思いっきり泣いて良いんだよ、大声で空を見ながら泣いて良いんだよ。」
06/27 21:20 安岡優「…泣かないもん・・・泣かないって…決めた…から…。」
06/27 21:20 ト書き「強がる安岡の目はもう涙が溢れそうになっていた。」
06/27 21:43 酒井雄二「戻ろう、優…まだ7時チョイ過ぎだ…。」
06/27 21:43 安岡優「…うん…。(涙)」
06/27 21:44 ト書き「安岡はゆっくり立ち上がると猫の雄二と、家を目指して歩き始めた。」
06/27 21:44 黒沢カオル「…ゴメン…心配だったな。」
06/27 21:45 北山陽一「薫兄がいけないんじゃないです…。」
06/27 21:46 村上てつや「…どうすりゃ良いんだよ…なぁ、父さん…母さん…。」
06/27 21:47 効果音「バタン」
06/27 21:47 酒井雄二「ニャ〜〜〜!」
06/27 21:48 黒沢カオル「雄二?」
06/27 21:49 安岡優「ただいま・・・。」
06/27 21:52 北山陽一「優!!」
06/27 21:53 村上てつや「どこ行ってたんだ?いや、ごめんな。」
06/27 22:03 ト書き「安岡の目が真っ赤なのを見て居た堪れない気持ちになる村上。」
06/27 22:24 安岡優「//」
06/27 22:25 黒沢カオル「優・・・」
06/27 22:43 安岡優「ごめんなさい……。」
06/27 23:08 ト書き「目に涙をためながら一生懸命笑顔を作ろうとする安岡」
06/27 23:10 村上てつや「優・・・!!」
06/27 23:10 安岡優「てつ兄ちゃん・・・。」
06/27 23:11 ト書き「安岡をぎゅっと抱きしめる村上。目にはうっすらと涙が浮かんでいた。」
06/27 23:11 安岡優「やっぱね、お兄ちゃんたちに来て欲しい…」
06/27 23:29 村上てつや「うん。」
06/27 23:32 酒井雄二「ミャ〜〜。。」
06/27 23:43 黒沢カオル「雄二?」
06/27 23:48 ナレーション「黒沢のズボンのすそを引っ張るように引っかいている。」
06/27 23:54 北山陽一「そういえばご飯、まだでしたね(苦笑)。雄二、お腹空いたろ?今日は特別に猫缶ゴールドだぞ!優を見守ってくれたみたいだしな(苦笑)」
06/27 23:55 黒沢カオル「あれ?この間は俺に年老いた親父みたいなことしてるって言ったのに、陽一も話しかけてるじゃん。」
06/27 23:57 北山陽一「雄二の目を見てると・・・何だか、何もかも俺達の会話とか分ってる気がして・・・。つい・・・あはは(笑)。」
06/27 23:59 酒井雄二「んにゃ・・・。(ぎくっ!!陽一兄・・・。私は分っておりますがここは知らん振り・・・。)」
06/28 00:00 黒沢カオル「でも、やっぱコイツ、ホント不思議な猫だよなぁ?」
06/28 00:03 北山陽一「そうですね。」
06/28 00:04 酒井雄二「にゃ・・・にゃ〜ん(やばっ!!優〜!!)」
06/28 00:05 黒沢カオル「あっ、逃げた・・・。また優のところか?本当に仲良いな・・・(苦笑)」
06/28 00:06 北山陽一「・・・と言うより優を見守ってる感じがするんだよな〜。薫兄、そう感じたことない?」
06/28 00:08 黒沢カオル「う〜ん…そうかなぁ?」
06/28 00:09 安岡優「お兄ちゃん達〜!!僕お腹空いちゃったよお。やっぱりご飯食べて学校いく!!」
06/28 00:10 黒沢カオル「はいはい(苦笑)。この話しはこれでおしまいにして、ご飯食べよう・・・な?」
06/28 00:11 北山陽一「さっきまでご飯いらないって言ってたのに・・・(苦笑)。まあ、食べることはいいことだしな。」
06/28 00:12 村上てつや「陽一、めし食わないのか?それなら俺が・・・。」
06/28 00:13 北山陽一「だめですよ、てつ兄!!!」
06/28 00:27 ト書き「ピシャリッと村上の手を叩く北山」
06/28 00:33 黒沢カオル「てつ〜、やめなよぉ(笑)」
06/28 00:36 村上てつや「冗談だって。痛ぇな、もう。」
06/28 00:46 黒沢カオル「さ、食べるぞ。」
06/28 00:54 安岡優「ユウジも良かったね、今日は御馳走だし♪」
06/28 03:21 酒井雄二「ニャー(おいしいよ!)」
06/28 05:57 村上てつや「上手そうに食ってるよなぁ。雄二ってさあ、猫のクセに表情豊かだよなぁ。」
06/28 06:06 黒沢カオル「猫の“クセ”にっていうのは雄二に失礼だと思うけど、てつ兄もそう思う?」
06/28 06:09 村上てつや「だってよぉ、俺達が雄二の話していても、雄二に向かって話していても、きっちりリアクションがあるからさぁ。」
06/28 06:10 ゴスペラーズ「(酒井・安岡)>(ギクッ!?)」
06/28 06:13 北山陽一「そうなんですよねぇ。今までは、動物に話しかけるのって何だかなぁって思っていたけど、雄二にはちゃんとわかってもらっているような気がして、つい話しかけたりして・・・」
06/28 06:15 黒沢カオル「そうそう。雄二に話しかけているときは、ちゃんと顔を見ていてくれるもんな。」
06/28 06:18 酒井雄二「(話をする時も、話を聞くときも、相手の目を見るのは基本ですからニャ〜。とはいえ、まずかったかニャ・・・)」
06/28 06:21 安岡優「だって、お兄ちゃん達がいつも言っているじゃない?話をする時・聞くときは、しっかり相手の目を見なさいって。」
06/28 06:24 村上てつや「でもよぉ、俺が話しかけようとすると、雄二が挙動不審になるのはなんでなんだ?!」
06/28 06:27 酒井雄二「ニャ〜オ〜、ンニャー(日頃の行いの悪さのせいですぞ!警戒したくもなるでしょ)」
06/28 06:28 黒沢カオル「いつも雄二のことを、からかっているからだろう(微笑)」
06/28 06:30 北山陽一「“食ったら美味そう”なんて話しかけたら、危機感を感じるでしょう。」
06/28 06:31 酒井雄二「にぁ〜(そのとおりです!!!)」
06/28 06:34 黒沢カオル「雄二って本当に、いいタイミングでリアクションをくれるよなぁ(微笑)」
06/28 06:36 安岡優「てつ兄がもう少し、雄二に優しくしてくれたら、ちゃんとお話聞いてくれるよ(笑)」
06/28 06:37 北山陽一「優、てつ兄が雄二に対する気持ちには、ちょっとヤキモチが入っているんだよ(微笑)」
06/28 07:11 黒沢カオル「そうそう。」
06/28 08:32 村上てつや「結局俺が悪いのかよぉ…。」
06/28 08:46 黒沢カオル「そこで拗ねないでよ。」
06/28 08:47 村上てつや「いいんだよ、どうせ俺なんてよぉ・・・」
06/28 08:50 黒沢カオル「ああ、もうわかったから、早く食べよう。」
06/28 08:53 村上てつや「ほっとかれるのもちょっと・・・。」
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