-ゴスドラマ過去ログ:7701-7800-
07/08 22:05 安岡優「放してってばぁ〜ッ!!!」
07/08 22:06 効果音「ピシャンッ!!(頬を叩く音)」
07/08 22:07 安岡優「…ッ!!…わぁ〜〜〜〜っ!!(号泣)」
07/08 22:07 ト書き「その場に力無く座り大声で泣き出す優。」
07/08 22:08 黒沢カオル「…ごめん…。」
07/08 22:16 酒井雄二「ニャオ〜ン(参ったなぁ…)」
07/08 22:27 黒沢カオル「ご…ごめんね!」
07/08 22:35 安岡優「きらいだぁ〜!僕…僕もうイイ!!」
07/08 22:37 黒沢カオル「…優、ごめん!なんて言うか…その…つい手が…叩くつもりじゃなかったんだ!」
07/08 22:39 安岡優「僕の事嫌いなんでしょ?!…もうイイ…゛僕も薫兄ちゃんが嫌い!!」
07/08 22:40 ト書き「涙を拭いながら走って外へ出てってしまった優。」
07/08 22:41 黒沢カオル「…何やってんだよ…俺…。」
07/08 22:43 効果音「キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン♪」
07/08 22:43 村上てつや「飯だぁ〜飯!!学食行くぞー!!」
07/08 22:44 一般人(女)「(クラスメイト)>ねぇねぇ、校門に誰か立ってるよ?!」
07/08 22:45 一般人(男)「(クラスメイト)>アレって…てつやの弟じゃねーか?」
07/08 22:46 村上てつや「エッ?!」
07/08 22:47 ト書き「窓から身を乗り出し校門を見るてつや。」
07/08 22:47 村上てつや「優!!!!!」
07/08 22:59 ト書き「教室から飛び出し校門へ向かうてつや。」
07/08 23:00 村上てつや「どうしたんだよ?!1人で…薫兄は?」
07/08 23:00 ト書き「優は無言で薫に抱きつく。」
07/08 23:01 ナレーション「薫さんじゃなくて、てつやさんです!!」
07/08 23:02 村上てつや「(間違えるなよ…)優、ほらっ。何も言わないで居たらお兄ちゃん分からないだろ?!」
07/08 23:03 安岡優「…てつ兄ちゃんとずっと居る…良いでしょ?!」
07/08 23:04 村上てつや「まだ授業2時間残ってんだよなぁ…帰ったらたくさん遊んでやるから、家で薫兄ちゃんと待っててくれよ、なっ?!」
07/08 23:05 ト書き「首を横に振る優。」
07/08 23:05 安岡優「やだ!!てつ兄ちゃんと一緒にいる!!」
07/08 23:07 村上てつや「一緒にいるって言ったって…困ったなぁ(頭をぽりぽりと掻く)」
07/08 23:16 北山陽一「てつ兄、何やってるの・…?って、優!!どうしたの?」
07/08 23:16 村上てつや「それがわかんねぇんだよ…俺とずっと居るって、そればっかで…。」
07/08 23:21 効果音「ピピピピピッ♪(携帯の着信音)」
07/08 23:22 北山陽一「もしもし…薫兄!?あぁ、居るよ…うん、うん、わかった。じゃあね。」
07/08 23:23 村上てつや「なんだって?」
07/08 23:25 北山陽一「どうやら訳ありみたい、連れて帰って来て欲しいって…俺、後の2時間英語だから休めないんだよね…。」
07/08 23:25 村上てつや「雄二は一緒じゃないのか?優…」
07/08 23:30 安岡優「僕1人…。」
07/08 23:31 酒井雄二「なぅ〜〜〜(ったく、優…いきなり何処へ行くかと…)、にゃっ!(てつ兄に陽一兄!)」
07/08 23:36 北山陽一「アッ、雄二!!」
07/08 23:37 村上てつや「優、雄二と一緒なら帰るか?」
07/08 23:38 安岡優「いやぁ!!てつ兄ちゃんがイイ!!」
07/08 23:39 酒井雄二「にゃにゃにゃ(これは断固として譲らない気だなぁ…)」
07/08 23:41 北山陽一「強情だなぁ…いっそのこと帰っちゃえばてつ兄…」
07/08 23:49 村上てつや「そうもいかねーだろーよ・・・。」
07/08 23:52 北山陽一「授業に居させる方がよっぽどダメだって…先生には俺から言っておくから。」
07/08 23:53 村上てつや「俺、一応受験生!」
07/08 23:53 北山陽一「都合の悪い時だけ受験生っていうのを使わない!」
07/08 23:54 村上てつや「仕方ねぇなぁ…」
07/08 23:54 北山陽一「俺バック取って来てあげるよ。」
07/08 23:56 ト書き「走ってバックを取りに行く陽一。」
07/09 00:02 安岡優「・・・(うつむいて無言の優)」
07/09 00:11 北山陽一「はい、バック。…気を付けて帰ってよ。」
07/09 00:12 村上てつや「あぁ、なるべく早く帰って来いよ陽一も。」
07/09 00:12 北山陽一「うん。…じゃあ優、また後でね。」
07/09 00:13 安岡優「うん…。」
07/09 00:13 ト書き「校門から出るてつやと優と雄二を見送る陽一。」
07/09 00:14 北山陽一「薫兄が優を叩いたなんて…何があったんだろう。」
07/09 00:36 ト書き「**自宅に到着**」
07/09 00:40 村上てつや「ただいまっと。」
07/09 00:45 ト書き「優はというと、いぜんと沈黙のまま・・・」
07/09 00:46 村上てつや「薫兄〜?どこだ〜」
07/09 01:08 黒沢カオル「おかえり。ごめんな、てつや・・・。優は?」
07/09 01:09 ト書き「薫の声を聞くなりてつやの部屋に入る優。」
07/09 01:48 村上てつや「おい、優っ?!」
07/09 01:50 酒井雄二「ニャ〜!(優!!)」
07/09 01:50 黒沢カオル「…優の頬叩いたんだ…。」
07/09 01:51 村上てつや「えっ?!!どうして。」
07/09 01:52 ト書き「今までの経緯をてつやに説明する薫。」
07/09 01:54 村上てつや「で、俺の所に来たって訳か…。」
07/09 01:55 黒沢カオル「オレも本気じゃなかったんだ。なんて言うか……反射的行動って言うの? そんな感じだよ」
07/09 01:56 村上てつや「薫兄はそう思ってたって、あいつはそう思わないだろうさ。優は人一倍そういうのに敏感なんだからさ」
07/09 01:57 黒沢カオル「分かってる、つもりだよ。オレだって。だけど、正直ショックだった。まさかあんな風に思われてるなんて……」
07/09 01:59 村上てつや「嫌い……かぁ。なんだってまた薫兄が優のこと嫌いだなんて……。」
07/09 02:01 黒沢カオル「なんとなく分かる気はするんだ。このところ、オレはあのことを含めていろいろ悩んだり、迷ったりしてあいつのところから離れたりしてただろ? その行動があいつには避けられてると思ったんだろうと思う」
07/09 02:03 村上てつや「んなことでそんな……」
07/09 02:06 黒沢カオル「そう、思い込みたいんだよ。オレが、そうであって欲しいって願ってるんだ……。オレも陽一と一緒なんだよ。心のどこかであいつを憎んでるのかもしれない……」
07/09 02:07 村上てつや「薫兄、それは……」
07/09 02:08 黒沢カオル「優のせいで父さんと母さんが死んだんだって、優さえいなければ……」
07/09 02:09 村上てつや「薫兄!! いい加減にしろよ!」
07/09 02:11 ト書き「薫の言葉を遮るようにしててつやはテーブルを叩くと怒鳴り声を上げた」
07/09 02:20 安岡優「!…てつ兄ちゃん…?!」
07/09 02:21 ト書き「部屋からそっと顔を出す優。」
07/09 02:22 村上てつや「優?!」
07/09 02:24 黒沢カオル「ゆたっ…」
07/09 02:29 安岡優「…てつ兄ちゃん、薫兄ちゃんが悪いんじゃない…僕が悪いの…僕が生きてるから…僕がココに居るから…。」
07/09 02:30 村上てつや「優!!」
07/09 02:31 黒沢カオル「聞いてたのか?」
07/09 02:33 安岡優「てつ兄ちゃんが怒鳴ってたから…怒ってたんでしょ?薫兄ちゃんの事…。」
07/09 02:34 村上てつや「イヤ、それは…。」
07/09 02:35 安岡優「薫兄ちゃんは僕がクッション投げつけたから怒ってるんだよね…叩かれてもしょうがないって分かってた。ごめんなさい。」
07/09 02:36 黒沢カオル「そうじゃないんだ、優…。」
07/09 02:37 安岡優「僕少し寝るね…てつ兄ちゃんベット借りるね。」
07/09 02:37 ト書き「またてつやの部屋に入ってしまう優。」
07/09 03:51 村上てつや「・・・優」
07/09 07:57 黒沢カオル「優…」
07/09 09:18 村上てつや「あれは事故なんだ、誰のせいでもない。だから、優の所為にするのはやめろよ。優だって、自分が生きてなきゃいいなんて思っちまうじゃねえかよ。」
07/09 09:19 ト書き「薫は無言で俯いた。」
07/09 09:20 村上てつや「今度優さえいなきゃなんて言ったら、いくら兄貴でも俺は許さねえぜ。」
07/09 09:21 ト書き「優と一緒に寝てくるわ、と自分の部屋へ引き上げる村上。」
07/09 09:23 村上てつや「忘れんなよ、薫。優は、俺の、俺たちの弟なんだぜ。」
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