-ゴスドラマ過去ログ:8001-8100- |
07/10 22:18 ト書き「陽一は自らの唇に人さし指を押しあてて、『御静かに』のポーズをした」
07/10 22:20 北山陽一「俺は、雄二の鳴き声しか聴こえない。だから、優の前でも俺とは話しちゃ駄目。」 07/10 22:22 酒井雄二「それは優を騙す事になりゃしませんか…我が輩としても少々気が引ける…」 07/10 22:26 北山陽一「…理由は後で。」 07/10 22:28 ト書き「柔らかく微笑んでみせると、手を伸ばし、雄二の顎をくすぐってやる」 07/10 22:31 酒井雄二「(うぅ・・・どうすればいいものか・・・)」 07/10 22:45 ト書き「喉をゴロゴロ言わせながらも複雑そうな雄二」 07/10 22:56 安岡優「陽一兄ちゃ〜ん…入るよ?!」 07/10 22:57 北山陽一「いいよ、どうぞ。」 07/10 22:58 酒井雄二「ニャ!!」 07/10 22:59 安岡優「ゆーじー!!もう平気だよ、てつ兄ちゃんお部屋で音楽聞いてるから。」 07/10 22:59 酒井雄二「それは良かった。」 07/10 23:00 安岡優「やっぱりゆーじは温かい…陽一兄ちゃんもそう思うでしょ!?」 07/10 23:01 北山陽一「そうだな。優、雄二の事大好きだもんな。」 07/10 23:04 安岡優「うん!大好き!」 07/10 23:07 酒井雄二「ニャ〜〜〜.(我輩もです。)」 07/10 23:08 北山陽一「俺も雄二が好きだな…。」 07/10 23:09 安岡優「陽一兄ちゃんも?」 07/10 23:09 北山陽一「うん。」 07/10 23:13 安岡優「僕ね、ゆーじと居ると安心できるんだ…なんかスゴク温かい気持ちになれる…。」 07/10 23:13 北山陽一「温かい気持ち?」 07/10 23:15 安岡優「うん。春の桜が咲いてる時に外で遊んでると吹いてるような風の…そんな温かさ。」 07/10 23:16 北山陽一「…それはきっと雄二からの贈り物なんだよ。優がいつも一生懸命生きてるから。」 07/10 23:17 安岡優「…贈り物?僕が生きてるから?」 07/10 23:20 北山陽一「優が生きてるって事はみんなにとって凄く嬉しい事なんだ。桜は長い冬を頑張って生きた、だから春に温かい風が綺麗な花を咲かせてくれる…それは綺麗で大切な贈り物。」 07/10 23:21 安岡優「難しくてわかんないよぉ…僕…。」 07/10 23:24 北山陽一「そっか…、優にはちょっと難しいかな。」 07/10 23:30 安岡優「もし…もし、ゆーじが言葉を喋ったら…陽一兄ちゃんはどうする?やっぱりてつ兄ちゃんみたいに……。」 07/10 23:32 酒井雄二「優…。」 07/10 23:36 北山陽一「雄二が言葉を喋ったら・・・か。それこそ難しい質問だな〜。」 07/10 23:42 安岡優「・・・・やっぱり変、なのかなぁ」 07/10 23:46 北山陽一「それは不思議なことだけど、変なことじゃないよ?世の中いろんなことがあるからね。ほら、昔本読んであげただろ?妖精を見た人の話。」 07/11 00:05 安岡優「うん。でも、それと何の関係があるの?」 07/11 00:33 北山陽一「世の中どんなことが起きてもおかしくないってこと。理屈で説明できないことだって、本人が信じていれば「真実」になるだろ?・・・って難しいかな。」 07/11 00:59 安岡優「えへへ・・・・・。」 07/11 02:37 ト書き「優は照れ隠しに笑うと、ゆーじをいとおしそうに撫でた」 07/11 05:00 酒井雄二「・・・優。」 07/11 06:26 ト書き「すっと目を細めて優に擦り寄る」 07/11 07:00 北山陽一「…さ、て…」 07/11 07:13 ト書き「雄二の頭をそっとなでる陽一。」 07/11 09:21 安岡優「陽一にいちゃん?」 07/11 09:56 酒井雄二「な〜う・・・?(陽一兄・・・?)」 07/11 10:01 ト書き「にっこりと優と雄二に笑いかけると陽一は「ん〜」と伸びをした。」 07/11 10:03 北山陽一「さて、学校で作った面白い物・・・優見たいか?」 07/11 10:05 安岡優「見たい!見たい!!何作ったの?陽一兄ちゃん!」 07/11 10:57 酒井雄二「にう〜。」 07/11 11:01 ト書き「鞄の中から何かを取り出す陽一」 07/11 12:53 酒井雄二「にゃふー(我輩も見ますぞっ!)」 07/11 13:15 北山陽一「ちょっと待ってね、組み立てるから・・・。」 07/11 15:37 安岡優「何かな何かな♪」 07/11 16:05 酒井雄二「(なにをつくったんだろう・・・)」 07/11 16:33 安岡優「(ワクワク♪)」 07/11 16:44 ナレーション「なんと、雄二にそっくりな置物であった。」 07/11 16:58 酒井雄二「にゃ〜?(我輩?)」 07/11 17:09 北山陽一「授業でね、PCを使って…なんていえば良いかな、こういう設計をする授業が合ったんだ。で、ゆーじの置物をポリゴン化…こう、設計したからね、実際作ってみようと思って。」 07/11 17:10 安岡優「うわぁっ!!凄いよこれっ!!」 07/11 17:11 酒井雄二「ふにゃはー…(さすが陽一兄。テクニカルですな)」 07/11 17:31 安岡優「てくにかるぅ…?」 07/11 18:43 酒井雄二「にゃ〜(うれしいですぞ陽一兄〜)」 07/11 18:50 北山陽一「壊すなよ?二人とも。……ま、そんな事はしないか。」 07/11 19:21 効果音「がしゃあ!!」 07/11 19:48 北山陽一「言ったそばから落とすなよ……優。」 07/11 19:49 安岡優「ごっ、ごめんなさぁぁぁいぃぃぃ!!!」 07/11 19:50 酒井雄二「優!陽一兄の力作を!!」 07/11 19:50 安岡優「奪、だって…手が滑って…(涙)」 07/11 19:51 北山陽一「良いんだよ、雄二。すぐに直せるから。」 07/11 19:51 安岡優「よーいちにぃ…ちゃん??」 07/11 19:52 北山陽一「何か?!」 07/11 19:52 安岡優「今…今、雄二に・・・。」 07/11 19:53 北山陽一「えっ?!知らなかったの?優。俺、猫と話せるんだよ!?」 07/11 19:53 安岡優「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!?????」 07/11 19:54 酒井雄二「陽一兄…こう言う事だったんですね…。(^^;」 07/11 19:55 安岡優「ウソでしょ?!嘘でしょ????だってぇ、だってゆーじは僕としか喋れないって前に…!!」 07/11 19:56 北山陽一「おっ!?自白したなぁ〜優。ハハハハハッ!俺の勝ち!」 07/11 19:56 安岡優「エッ??」 07/11 19:57 北山陽一「俺が雄二と喋れてのはついさっきだよ…だからそれを言って時は”優だけ”だったって訳…やっぱり喋れたんだね、雄二は。」 07/11 19:58 ト書き「雄二を抱き上げウィンクをする陽一。」 07/11 20:04 酒井雄二「イヤ、我輩も驚いたんだ優…。」 07/11 20:10 北山陽一「優の口から直接聞きたかったんだ…俺達が言ったところで優は絶対に否定するって思ったからね。それに、俺も確信できたし…。」 07/11 20:14 安岡優「…ゆーじ行こう、お部屋戻ろう…。」 07/11 20:14 ト書き「陽一から雄二を取り返す優。」 07/11 20:15 安岡優「もう雄二とお話しないで…雄二は僕としかお話しないんだ、僕だけなんだ。」 07/11 20:16 北山陽一「優…!?」 07/11 20:19 酒井雄二「優!?そんな言い方為なくても…。」 07/11 20:22 安岡優「お兄ちゃん達にはわからないよ!!僕の事を見ないようなお兄ちゃん達なんかに…!!」 07/11 20:22 ト書き「雄二を抱いて陽一の部屋から走って出る優。」 07/11 20:26 北山陽一「優、どうして……。」 07/11 20:36 効果音「バタンッッ!!」 07/11 20:37 酒井雄二「優、どうした?そんなに怒らなくても…。」 07/11 20:38 ト書き「優は雄二の言葉を無視して、重い荷物を扉の方へ持っていった。」 07/11 20:39 酒井雄二「何をしてるんだ?!優!!」 07/11 20:56 安岡優「これなら誰も入ってこれない!!」 07/11 20:56 ト書き「優は部屋の扉にバリケードを作っていたのだった。」 07/11 21:02 酒井雄二「優、やめなさい!」 07/11 21:04 ト書き「厳しい雄二の言葉に、優はその動きを止めた」 07/11 21:06 酒井雄二「持っているものをそこに置いて…こっちに来るんだ。」 07/11 21:07 安岡優「ゆう…じ…?」 07/11 21:08 酒井雄二「優、そこに物を置くと、確かに誰もドアからは入って来れない。だが、優が出ていく時は…どうするのだ。」 07/11 21:10 安岡優「…又、置いたもの退かさなきゃなんないね。」 07/11 21:12 酒井雄二「そうだっ、あんまり重い物持つと、ギックリ腰になるぞ!アレは癖になるからな」 |
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