-ゴスドラマ過去ログ:8101-8200-
07/11 21:13 安岡優「…ギックリごしにはなんないよぉ。」
07/11 21:15 酒井雄二「ならん方がイイの!ほら、こっち来なさいっ」
07/11 21:16 ト書き「手に持っていた物を壁の近くに放置して、優は部屋の真ん中に座る雄二の前に立った。」
07/11 21:19 酒井雄二「…座れば?」
07/11 21:20 安岡優「ん。…雄二、あのね…?」
07/11 21:22 ト書き「雄二の前に正座すると、躊躇いがちに優は口を開いた」
07/11 21:23 安岡優「あのね…雄二……ホントに、陽一兄ちゃんも…雄二の言葉、判るの?僕だけじゃなくて…」
07/11 21:25 酒井雄二「…判るようですな。多分、『雄二の言葉が判る』と、意識したからだろう。」
07/11 21:25 安岡優「難しいこと判んないけど…そうなんだ…。」
07/11 21:26 酒井雄二「あのな、優。」
07/11 21:27 安岡優「…なに、ゆーじ」
07/11 21:28 ト書き「何処か悲しそうに見える優に、今度は雄二から話し掛けた」
07/11 21:30 酒井雄二「兄貴達になぜ、ちょびっとだけ我が輩の言葉が聴こえたのか。…判った事がある」
07/11 21:30 安岡優「…え?」
07/11 22:49 酒井雄二「優はなんでだと思う?最近になって聞こえるようになった訳…」
07/11 23:06 安岡優「…わかんない。」
07/11 23:12 ト書き「優は難しい顔をして下を向いた」
07/11 23:19 酒井雄二「私はこう考えるのだが・・・それは優のことをもっと知ろうと兄貴達が意識して、理解しようとして出た結果なのかなって。」
07/11 23:21 安岡優「・・・僕のことを考えて・・・?」
07/11 23:23 酒井雄二「そう。優のことをだよ」
07/11 23:24 安岡優「お兄ちゃんたちが・・・僕を・・・」
07/11 23:26 酒井雄二「優を理解しようと、一生懸命な兄貴達に、優はあのドアと同じようにバリケードを作るつもり?」
07/11 23:28 ト書き「そう言って、さっき優が運ぼうとしていた荷物を指した」
07/11 23:37 安岡優「……。」
07/11 23:37 酒井雄二「…優、よく自分の頭で考えるんだ。」
07/11 23:39 安岡優「雄二・・僕ね・・」
07/11 23:40 酒井雄二「…なんだい?」
07/11 23:45 安岡優「僕ね、時々思うんだ…本当は僕って雄二みたいなのかなって…。」
07/11 23:45 酒井雄二「我輩みたいですと?」
07/11 23:46 安岡優「家族が居ないんじゃないのかなって・・・本当の家族が・・・。」
07/11 23:47 酒井雄二「馬鹿な事を言うんじゃない、優!!」
07/11 23:48 安岡優「だって…だって…。」
07/11 23:49 ト書き「雄二の怒り口調を聞き、優は下を向きそのまま黙ってしまった。」
07/11 23:51 酒井雄二「…(どうしてそういう事には敏感なのだ…優は…)。」
07/12 00:12 効果音「コンコン!」
07/12 00:13 村上てつや「優ぁ〜散歩行かねぇか〜?運動は当分出来ねぇんだから、せめて散歩ぐらい行こうぜ!?」
07/12 00:14 酒井雄二「優、てつ兄が呼んでますよ!?」
07/12 00:14 安岡優「・・・・・・。」
07/12 00:15 村上てつや「居ねぇーのかぁ?入るぞ〜?!」
07/12 00:16 ト書き「ドアを開けようとするが、内側にはさっき優が積んだ荷物が置かれていた。」
07/12 00:16 村上てつや「オイッ!優、何だコレ!!早く退かせ!オイ、聞いてんのか?優!?」
07/12 00:21 黒沢カオル「何してんの?てつや。家の中ではあんまり叫ばないでくれよ〜近所迷惑だろ?」
07/12 00:22 村上てつや「優が入り口に荷物置いて、ドアを開けないようにしてんだよっ!オイ、優!!早く退かせって!!」
07/12 00:23 黒沢カオル「待ってて!今、陽一も呼んでくるから!!」
07/12 00:24 酒井雄二「優…優ならわかるだろ?自分が今何をすれば良いのか。」
07/12 00:25 安岡優「・・・だって・・・だって・・・。」
07/12 00:27 村上てつや「優!!これ以上お兄ちゃん達を困らせないでくれよ!俺等はどれだけお前の心配をすれば良いんだ?!居るなら答えろ!!優!」
07/12 00:28 ト書き「必死にドアを開けようとするてつや、黙って動かない優。」
07/12 00:30 村上てつや「だっ〜〜〜〜〜〜〜!!」」
07/12 00:32 ゴスペラーズ「北・黒>てつや!!」
07/12 00:32 効果音「ドスン!!!」
07/12 00:33 村上てつや「優!!!!」
07/12 00:33 黒沢カオル「てつ!」
07/12 00:34 酒井雄二「優!!」
07/12 00:35 安岡優「雄二・・・・・・」
07/12 00:38 村上てつや「絶対開けてやる…っ!!オリャァァァ!!」
07/12 00:38 効果音「ドスン!!バタン!!」
07/12 00:39 安岡優「……っ!!」
07/12 00:39 ト書き「ドアはぶち抜かれ、てつやは優のそばへ転がって来た。」
07/12 00:40 北山陽一「てつ兄、大丈夫か!?」
07/12 00:40 黒沢カオル「こんなものを置いて…優。」
07/12 00:41 ト書き「壊れた扉のそばの大きい荷物を見て、薫と陽一はそのまま立ち尽くしていた。」
07/12 00:42 村上てつや「足イテぇ」
07/12 00:43 安岡優「…てつ…兄ちゃん…。」
07/12 00:44 村上てつや「って、そんな事はどうでもいいんだよ!オイ、優!何でこんな事したんだ?!理由をちゃんと説明しろ!今度ばかりは俺だって許さねぇぞ!!(怒)」
07/12 00:47 黒沢カオル「あ〜あ、ドアの修理代が・・・・・。」
07/12 00:48 村上てつや「薫兄、ごめん、優、出て来い!」
07/12 00:50 北山陽一「うわ〜ベット置いてたんだ・・・・。(よく蹴り破ったな)」
07/12 00:52 黒沢カオル「優、出ておいで、理由を話せばテツだって分かってくれるから、な。」
07/12 00:52 安岡優「・・・・・・・・・」
07/12 00:53 北山陽一「ほら、隅っこにいないで、そばにおいで」
07/12 00:56 村上てつや「陽一も薫兄も甘やかさないでいい!!来い!!」
07/12 01:01 酒井雄二「なあ〜〜〜〜(怖いよ〜)」
07/12 01:02 ト書き「優の手を無理矢理引っ張り、リビングに連れて行くてつや。」
07/12 01:24 安岡優「うわぁぁ〜!!やめてよぉ!」
07/12 01:41 村上てつや「問答無用!!!」
07/12 01:43 安岡優「はなせぇ〜!はなせよぉ〜!わーん。(泣)」
07/12 01:49 黒沢カオル「てつ〜〜〜可哀相じゃないか」
07/12 01:50 村上てつや「理由いうまで放すか!!!」
07/12 01:51 北山陽一「ちょ、ちょっと落ち着いて。てつ兄も優も・・・。」
07/12 02:07 村上てつや「甘やかしすぎるからこうなるの!」
07/12 02:15 安岡優「うわああああ〜〜〜ん!!!」
07/12 03:30 村上てつや「泣いてもダメ!男の子だろ?そうやって直ぐ泣かない!」
07/12 03:50 黒沢カオル「てつや、そんなことしたら話せるものも話せなくなるだろ!」
07/12 03:59 村上てつや「ったく……」
07/12 06:39 安岡優「ふぇ〜(泣)」
07/12 06:46 ト書き「てつやに掴まれていない方の腕で、優は目元を擦る」
07/12 07:54 黒沢カオル「ほら、優大丈夫だから泣かないの。」
07/12 08:51 安岡優「薫兄ちゃぁん。」
07/12 09:01 村上てつや「こらっ、そやって甘やかすな!」
07/12 09:08 黒沢カオル「いいじゃん別にぃ〜。」
07/12 09:35 北山陽一「そうですよ。てつ兄は少し落ち着いて。」
07/12 09:44 ト書き「てつや腕から優を引き離す、陽一と薫。」
07/12 11:54 黒沢カオル「ほら男の子なんだからもう泣かないの、ね?」
07/12 11:58 北山陽一「ほら、涙を拭いて・・・。てつ兄も・・・立ってないで座って。仁王立ちされると僕でも怖いよ(苦笑)。」
07/12 12:00 村上てつや「・・・わかった・・・。」
07/12 12:01 北山陽一「さっき、優は俺にいったよね?気になったんだけど「僕のことを見ないようなお兄ちゃん達なんかに・・・」って。それはどういう・・・?それが原因なの?」
07/12 12:38 黒沢カオル「・・・そんな事言ったの?」
07/12 12:58 安岡優「う゛・・・・それは・・・・・。」
07/12 14:41 北山陽一「どうした?」
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