-ゴスドラマ過去ログ:8301-8400-
07/13 01:13 村上てつや「(ちらっと雄二を見て)優を寝かせるから、雄二来い!まったく安静にしてないといけないのに・・・(ブツブツ)。」
07/13 01:14 ト書き「ひょいっと雄二の首根っこをつかみ部屋に戻るてつや。呆然と見送る2人。」
07/13 01:15 北山陽一「てつ兄・・・聞こえてなかったのかなぁ・・・?」
07/13 01:17 黒沢カオル「さあ・・・。とりあえず、雄二がどう出るか・・・だな。」
07/13 01:20 北山陽一「というより・・・雄二いつの間にてつ兄の部屋から出てきたんだ〜?」
07/13 01:22 黒沢カオル「いや、きっとこっそり俺達の話を聞いてたんだよ。初めて声が聞こえた話なんてしてるからさ(笑)。」
07/13 01:41 北山陽一「そっか、」
07/13 02:09 黒沢カオル「けど、何気にいいコンビだよな、あの二人……」
07/13 02:19 北山陽一「正確に言えば、一人と1匹だけどね」
07/13 06:32 ナレーション「顔を見合わせてくすっとわらう二人」
07/13 06:54 酒井雄二「(…いい加減、痛いんですがねぇ…幾ら何でも」
07/13 06:56 ト書き「ぶらーんと釣り下げられた情けない格好で、ふと雄二はそんな事を思った。」
07/13 07:28 村上てつや「ったくこの頃お前太ったんじゃねーか?飼い始めた当時より重いぞ。」
07/13 07:31 酒井雄二「ほっといて下さい!!」
07/13 07:31 村上てつや「?!お前また喋っただろ??オイ、白状しろ!」
07/13 07:32 酒井雄二「ニャ、ニャ〜(またやっしまった…)」
07/13 07:33 村上てつや「しかし何で時々しかお前の声は聞こえないんだ?ったく不思議な猫だよなぁ…」
07/13 07:33 ト書き「雄二をジーッと見ながら部屋に入るてつや。」
07/13 07:33 村上てつや「おい!」
07/13 07:36 安岡優「てつ兄ちゃん…ゆーじ苦しそうだよぉ・・・。」
07/13 07:37 村上てつや「わかってるよ!ホレ、コレでも寝るか?」
07/13 07:37 ト書き「雄二を優に渡すてつや。」
07/13 07:38 安岡優「だいじょぶぅ…?ゆーじ…。」
07/13 07:38 ト書き「雄二を抱えて布団に入る優。」
07/13 07:39 村上てつや「…俺の部屋ではバリケード造ったりするの禁止だからな。」
07/13 07:40 安岡優「…ぅん。」
07/13 07:42 村上てつや「何で部屋に閉じこもろうとしたんだ…?なんか理由がなきゃお前がベットとか重い荷物をあんなに運べないだろ。」
07/13 07:43 安岡優「…言いたくなぁい。」
07/13 07:43 ト書き「雄二をギュッと抱きしめながら徹夜に背を向けて寝転がる優。」
07/13 07:45 村上てつや「俺の名前”徹夜”じゃなくて”てつや”なんだけど…!!」
07/13 08:33 ト書き「す、すいません(汗)」
07/13 08:56 村上てつや「・・・まぁ、そんな無理に聞かねェけどよ」
07/13 09:05 安岡優「・・・ごめんなさい。」
07/13 09:48 村上てつや「もう寝ちゃえよ…明日起きれねぇぞ…!」
07/13 10:40 安岡優「うん・・・・。オヤスミ、てつ兄ちゃん。」
07/13 12:36 村上てつや「おやすみ」
07/13 12:59 安岡優「・・・・・・。(ハァー・・・眠れない)」
07/13 13:07 酒井雄二「優…。」
07/13 13:58 村上てつや「なにがあったんだよ優・・・」
07/13 13:59 酒井雄二「・・・・」
07/13 14:34 村上てつや「雄二おまえなにか知ってるか?」
07/13 14:40 酒井雄二「…それは、優の口からお願いします。」
07/13 15:52 村上てつや「菓子パン食わせてやっからさ〜雄二〜」
07/13 15:54 酒井雄二「な〜〜〜(誘惑が!!)」
07/13 15:57 村上てつや「…ってかやっぱ喋ってるじゃん、雄二。」
07/13 16:02 酒井雄二「…テツ兄、よく聞いてください。俺は明日ココを出ます。あとは優個人の問題だから…そうお父上と母上に頼まれたんです。(ぼそぼそ)」
07/13 16:07 村上てつや「なっ!?お前は優にとって必要なんだぞ!?」
07/13 16:25 酒井雄二「つきはなすのも愛情の内だと俺はおもってますので・・。」
07/13 16:30 村上てつや「愛情のひとつか・・・・。寂しがるな、、みんな」
07/13 16:37 酒井雄二「陽一にはもう話してあります…というか、一番最初に感づかれました。もう薫どのにも話しているのではと思います。」
07/13 16:44 村上てつや「・・・そうか」
07/13 17:00 酒井雄二「このうちに居られて幸せでしたぞ、我輩は。」
07/13 17:01 村上てつや「ずっと優のそばにはいられねぇのか?」
07/13 17:17 酒井雄二「…哲也殿は何故我輩が優のもとに来たかわかりますか?」
07/13 17:37 村上てつや「・・・なんとなくだけど・・・わかる気がする・・・。」
07/13 17:47 酒井雄二「そうですか・・・。」
07/13 18:21 村上てつや「今まで優の側に居てくれて、ありがと…な。」
07/13 18:24 酒井雄二「にゃ〜〜〜」
07/13 18:53 村上てつや「ちぇっ、いきなり猫語に戻るなよな・・・。」
07/13 18:58 ト書き「片手で、てつやは軽く後頭部をかく」
07/13 19:07 村上てつや「は〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・・・・・・・・」
07/13 19:14 北山陽一「ねえ薫兄、さっき雄二が言ってたんだけどさ…」
07/13 19:33 黒沢カオル「雄二・・・が?」
07/13 19:40 北山陽一「うん…雄二がココへ来たのは、父さんと母さんに頼まれてって…。」
07/13 19:42 黒沢カオル「頼まれて?どういうこと?」
07/13 19:43 北山陽一「雄二の使命は”優を1人で歩けるように…”つまり自分の力で何でもで考えられるようになるまでって…。」
07/13 19:44 黒沢カオル「…そんなドラマとか物語みたいな事が現実に起こるんだ…。」
07/13 19:45 北山陽一「もしかするともうすぐ雄二は旅立ってしまうかもしれない…優が気持ちの整理をして俺達に話したら…。」
07/13 19:46 黒沢カオル「そっかぁ…寂しくなるね。優も、俺達も…。」
07/13 19:47 北山陽一「…明日、父さんと母さんの命日だね…」
07/13 19:47 黒沢カオル「うん…もしかしたら明日雄二はいなくなっちゃうかもしれないね…。」
07/13 19:48 ト書き「2人はベランダで夜風に当たりながら星を眺めていた。」
07/13 19:49 安岡優「…ぅん…!?」
07/13 19:50 酒井雄二「どうした?優…起きちゃったのか?」
07/13 19:50 安岡優「…てつ…兄ちゃん…は??」
07/13 19:51 ト書き「目を擦りながらゆーじの居る床へと座る優。」
07/13 19:52 酒井雄二「優の部屋を片付けに行ったよ。明日の午後に修理に来るんだって、扉近くに荷物があったら出来ないだろう?」
07/13 19:52 安岡優「…そっかぁ…。」
07/13 19:58 酒井雄二「なぁ…優…」
07/13 20:02 安岡優「ねぇ、雄二!ねぇ…雄二はずっと僕のそばに居てくれるよね?」
07/13 20:02 ト書き「雄二の言葉を遮るかのように優は言った。」
07/13 20:07 酒井雄二「そうだな…優が大人になったら我輩はもういらないだろう。」
07/13 20:08 安岡優「大人っていくつになったら大人なの?僕大人になんかならないよ!」
07/13 20:10 酒井雄二「大人っていう単位は年齢だけじゃない…心の単位でもある。誰にでも大人になる日は来るんだよ。」
07/13 20:11 安岡優「イヤだぁ…僕、大人になんかなりたくない…嫌だぁ!!」
07/13 20:14 酒井雄二「いい加減にしなさい、優!!もう誰の助けも借りないで、1人で考えてもいい年なんだぞ!?甘えた事を言ってると、いつまで経っても優は何にも出来ない!!」
07/13 20:15 安岡優「…ゆぅ…じ…。」
07/13 20:31 酒井雄二「傷付くのが怖いからって、自分を責めるなんて一番卑怯な事なんだぞ!傷付きたくないのなら、逃げるんじゃない!!」
07/13 21:03 安岡優「う、うん(泣)」
07/13 21:19 酒井雄二「俺だって優とはなれるのは寂しい…(ぼそっ)」
07/13 21:21 安岡優「・・・雄二・・」
07/13 21:34 酒井雄二「それでもいつかは別れにゃならんときがくるんですよ・・・」
07/13 21:37 安岡優「・・・うん。」
07/13 21:43 酒井雄二「分かってくれますな?」
07/13 21:51 安岡優「…わかった…。」
07/13 22:40 酒井雄二「では、もう夜遅いんですから早く寝なさい。」
07/13 22:41 安岡優「…ゆーじ…。」
07/13 22:41 ト書き「雄二に手を伸ばす優。」
07/13 22:41 酒井雄二「今日が最後ですよ…良いね?!」
07/13 22:42 ト書き「雄二は優の胸に飛び込み、優は雄二を抱えてそのままベットに入り寝息を立てた。」
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