-ゴスドラマ過去ログ:3601-3700-
村上てつや「安岡…(感動)」
安岡優「てつ・・・・・」
村上てつや「2人っきりで・・・・・な。」
安岡優「(久しぶりだしな・・・・・どんな事されちゃうんだろ・・・・今日は眠らせてもらえないよな。)」
村上てつや「(久しぶりだしな。俺止まんないぜ。はぁ、もう、爆発しそう。)」
ト書き「ただでさえ熱い風呂の仲・・・もとい風呂の中、2人の鼓動は否応無しにも高まっていく。」
村上てつや「ねぇ・・・・・ヤス、1回さ、ここでしようよ。もう、我慢できないよ。」
安岡優「えっ・・・・・いいよ・・・・・久しぶりだからさ、やさしくしてよ。痛いの嫌なんだからな・・・・・」
村上てつや「わかってるって。やさしくする。痛くしないよ。」
ト書き「そんなラブラブの二人には、風呂の外で起こってる出来事に気づくわけもなかった。」
ナレーション「部屋から追い出されたサカイユウジ。何を血迷ったか、旅館内を探検中。」
酒井雄二「こんなトコロに家族風呂じゃん。どーせ、こーゆーもんは、カップルが入ってるに決まってんだ!!何が家族風呂だ!!ふざけんな!!(ドアを蹴っ飛ばす。)」
ト書き「すると、入浴中の札がひっくりかえってしまった!!」
ナレーション「しばらくして、旅館内探検から部屋に戻ろうとした酒井がまた家族風呂の前を通る。」
酒井雄二「まだ、部屋に帰っても怒られるだけだしな・・・・・(北山、恐かったし)(首にかかってたタオルに気づいて)風呂にでも入っていくか。一人じめだぜ。ひとりじめ。」
ト書き「服を脱いで風呂の戸を開けた、酒井の目に映ったものは・・・・・」
安岡優「あっ・・・・・あう・・・・・もう、だめぇ・・・・・」
村上てつや「ヤス・・・・・」
安岡優「つ…て、てつっ…う、あぁっ…」
ナレーション「って、なにやってんですか!!!それ以上進むとマスター権限で規制をかけますよ!!」
ト書き「さすがにやばすぎると思い規制に乗り出したナレーション(って言うか管理人)」
ナレーション「はあああ(深い溜息)頼みますからおとなしくお風呂に入っていてください(涙)」
酒井雄二「はあ〜…、ナレーションもたまにはまともな仕事するんだなぁ」
ナレーション「もちろん!!さ、お風呂に入ってね。お二人さん」
村上てつや「それもそうだな。」
ト書き「『風呂に入ったって出来ることは出来るしな』という言葉は敢えて飲みこむ村上てつや」
安岡優「てつ〜風呂の鍵かけたか?」
村上てつや「あたぼうよ!っと酒井・・(酒井を見てはっとする)」
酒井雄二「悪い、さっきドアを蹴っ飛ばしたから鍵が壊れたんだろう・・おれ行くわ。」
ト書き「クルッと方向を変えた酒井だったが・・・」
村上てつや「せっかく来たんだから入って行けよ!俺はお先に上がって・・・(安岡に目をやる)」
安岡優「僕まだ入ってる〜ご飯までには戻るよ」
村上てつや「そうかよ!!」
ト書き「意外な答えに怒って行ってしまった村上。それを見ていた酒井はオロオロ・・」
酒井雄二「いいのか?怒ってたぞ」
安岡優「へーき、へーき。どうかしてた。骨休めできてたのにねっ」
ナレーション「PM6:00夕食の時間です。」
ト書き「酒井、安岡両人も部屋に戻って来た。村上はすでに酒を飲んでいる。」
黒沢カオル「なぁ…お前ら何かやった?」
ト書き「村上の、この乱れっぷりは自分達の身に憶えが無いので、黒沢は酒井と安岡にこっそりと尋ねていた。」
安岡優「えっ…あっ…まぁ、ちょっと。」
ト書き「と、いきなり村上が立ち上がり、酒井の近くに座った。」
黒沢カオル「何だ?何かやるのか?」
ト書き「一瞬にして」
ナレーション「すいません言い直しますと。一瞬にして緊迫した雰囲気となる。」
酒井雄二「(不機嫌そうだなぁ…。」
ト書き「村上はにやり、と笑ったかと思うと、唐突に酒井の頬を片手で掴み無理矢理口を開けさせた」
酒井雄二「がっ!?」
村上てつや「飲め。」
ト書き「面白がって銚子の中身を口の中に注ぎ込む村上てつや。更に抵抗できなくなった酒井雄二の両足を掴みジャイアントスイングをかました。」
村上てつや「ふはははははぁ〜っ。」
黒沢カオル「えー…、存じない方に説明させていただきますが。ジャイアントスイングとは、相手の両足を掴み、そして自分自身も回転し、その遠心力で相手にダメージを与えるのですよ。勢いがついた時に手を離すと相手の身体は吹っ飛んで…。。」
北山陽一「黒沢さん、説明してる場合じゃないです。」
ト書き「酔って、あまり力の出ない村上が酒井の身体をそう長時間も支えられる訳も無く、数回回転させるとそのまま酒井の足を離してしまった。」
黒沢カオル「てつ、やり過ぎだろ。」
村上てつや「ははははははははははは!!!」
ト書き「酔った陽気なのか、本気で楽しいのか判らないが、村上は大爆笑している。」
酒井雄二「h〜ん…。」
ト書き「立ち上がろうとするも、酔いも大分回った上の回転のせいで、酒井は布団の上で何度も唸った。」
黒沢カオル「雄二、大丈夫か?」
安岡優「酒井さんっ!……てつ、いい加減に…?!うわっ!」
ト書き「止めようとする安岡を後ろから羽交い締めにする村上。」
村上てつや「ふ〜ん、ヤスぅ。そういうつもりなんだ?」
ナレーション「なんだか一触即発って言うか…」
酒井雄二「う〜ん…う〜ん<まだ唸っている」
北山陽一「いい加減にしろぉーーっっ。」
ト書き「北山がとうとう切れた。」
ナレーション「どうしよう。。。。。」
北山陽一「何の為に温泉来てるんですか!魂の洗濯でしょ?仲良くしてくださいよ!!」
ナレーション「そ、そうですよ!!人類みな兄弟!!仲良く仲良く!!」
ト書き「といいつつ腰がひけてるナレーション。」
黒沢カオル「北山、ちょっと退いてろ。」
ト書き「水を汲んで来た黒沢が村上、安岡もろとも水をかける。」
安岡優「うわっ。」
村上てつや「つっめ…何すんだー!」
黒沢カオル「実力行使。」
ト書き「きっぱり、あっさりと黒沢は言った。」
黒沢カオル「安岡、ごめんなー冷たかったろ。」
安岡優「え……あ、いえ。」
黒沢カオル「濡れたまんまだと風邪ひくからな、一回風呂入ってこい。」
村上てつや「…俺は?」
ト書き「安岡と比べてあまり水をかぶっていない村上が尋ねる。」
黒沢カオル「てつは酒入ってるから、も少し」
ト書き「時間が経ってから、と言おうとしたのだが。北山に口を塞がれる。」
北山陽一「もうちょっと頭冷えるまでここにいたらどうですか。何かと片付けないといけない物も有りますしね。」
安岡優「んじゃ、俺入ってくんね(と、部屋から出ようとする)」
ト書き「黒沢は床にこぼれた水を拭きはじめている。」
北山陽一「俺も手伝うよ」
黒沢カオル「わるいな。」
ナレーション「あ…私も手伝います。」
黒沢カオル「ホント?今度から後先考えないと駄目だな。」
村上てつや「ねぇ、俺は・・・・・」
黒沢カオル「手伝うか大人しくしてるかどっちか、それ以外は却下。」
ト書き「いつになく厳しい黒沢カオル。」
酒井雄二「う〜ん…」
黒沢カオル「あぁ!雄二、ゴメン!すっかり忘れてたぁ…」
ト書き「でも、こういう所はやっぱりいつもの黒沢カオル」
黒沢カオル「てつっ!前言撤回。てつは雄二を介抱すること!」
酒井雄二「・・・・・いいよ・・・・・てっちゃんだけは、やめてくれ・・・・」
ト書き「とりあえずリーダーは拒否。」
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