-ゴスドラマ過去ログ:8901-9000-
07/16 22:09 酒井雄二「で、三課の人たちは俺達にそれを調べろって!?」
07/16 22:10 村上てつや「そんなとこだな…なんか手の放せない事件があるんだとよ!」
07/16 22:11 酒井雄二「またそうやって!三課の連中達はなんでそういうのばかりを私達に回すんだ!!」
07/16 22:11 ト書き「机をバン!と思いっきり叩く酒井。」
07/16 22:12 村上てつや「しゃ〜ないだろ?お前が署で1番の情報源持ちなんだからよぉ…。」
07/16 22:13 北山陽一「雄二、ほらっ文句言わない!仕事なんだから…。」
07/16 22:13 安岡優「酒井さんは情報通なんですか?」
07/16 22:16 村上てつや「そ、署内一。てか警察一ってくらいのな。」
07/16 22:17 黒沢カオル「へぇ〜凄いですね。」
07/16 22:19 酒井雄二「まあ、それが良いんだか悪いんだかって感じだけどね…こうやって面倒なのは全部回されるし。」
07/16 22:20 北山陽一「なんだかんだいって、期待に答えちゃう人ですからね。」
07/16 22:21 酒井雄二「仕事は最後までキチンとやる!それが俺のポリシーだからね。」
07/16 22:25 村上てつや「そんなのはみんな一緒だっつーの!」
07/16 22:25 北山陽一「まーいーじゃないですか。」
07/16 22:26 安岡優「B.D.で過去に捕まった人のデーターありましたよ!えっとぉ…3人です。」
07/16 22:27 村上てつや「3人?」
07/16 22:28 安岡優「はい、えーっとお…平見…田辺…後1人は捕まってはいなくて指名手配だとか。」
07/16 22:29 村上てつや「指名手配?俺の記憶だとその2人だけなんだけどなぁ…。」
07/16 22:29 ト書き「安岡からデーターを受け取り、確かめる村上。」
07/16 22:30 村上てつや「…ホントだ、確かに3人って書いてある…。誰だ?この指名手配のヤツ。」
07/16 22:31 黒沢カオル「顔写真とか名前とか無いんですか?」
07/16 22:31 村上てつや「書いてねぇ…」
07/16 22:33 酒井雄二「どれどれ、見せてくださいな。」
07/16 22:34 北山陽一「記録ミスとか…?」
07/16 22:35 村上てつや「それはあり得ないな…ここの情報はすべて完璧。」
07/16 22:36 安岡優「オカシイですね…。」
07/16 22:39 酒井雄二「ふーむ。これはちと厄介そうですな。」
07/16 22:40 村上てつや「大きい事件にならないと良いけどな…。」
07/16 22:40 北山陽一「そうなる前に手を打ちましょう!」
07/16 22:41 BGM「ぱん!」
07/16 22:47 北山陽一「いや、ホントに手を打たなくてもいいですよ?黒沢さん…(--;」
07/16 22:48 安岡優「黒沢ぁ…警察学校とは違うんだからって、先生にも言われたのにぃ…。」
07/16 22:49 酒井雄二「相当な天然ですな・・・。」
07/16 22:51 効果音「プルルルル〜プルルルル〜♪(電話)」
07/16 22:52 村上てつや「はい、刑事課2課…はい、はい…わかりました。」
07/16 22:52 北山陽一「誰ですか?」
07/16 22:53 村上てつや「1課からだ…殺人事件がおきたって…場所は新宿。人が足りないから2日で応援よろしくって。」
07/16 22:53 酒井雄二「関連が無いと良いんですが…。」
07/16 22:53 村上てつや「すぐ行くぞ!」
07/16 22:54 安岡優「俺達は…。」
07/16 22:54 村上てつや「お前等もだよ!グズグズしてると置いてくぞ!?」
07/16 22:54 ゴスペラーズ「安・黒>ハイ!!!」
07/16 22:58 酒井雄二「じゃ、行きますか。」
07/16 22:58 ナレーション「五人は颯爽と、部屋を後にした。」
07/16 23:01 村上てつや「えっと、現場は確かここらへんだったと…」
07/16 23:08 黒沢カオル「あそこにパトカーいっぱい止まってますよ!!!」
07/16 23:08 ト書き「野次馬をかき分け5人は現場へと足を踏みいれる。」
07/16 23:10 黒沢カオル「う」
07/16 23:15 酒井雄二「ありゃ、これはまた、なかなかにすごい光景ですな。」
07/16 23:17 安岡優「なんか…初の事件がコレって…。」
07/16 23:17 北山陽一「…ショックだろうね、安岡と黒沢は。」
07/16 23:18 村上てつや「さすがにこーゆー現場見るのは初めてだろーからなぁ…」
07/16 23:18 安岡優「大丈夫か、黒沢」
07/16 23:19 黒沢カオル「…う、うん…」
07/16 23:20 村上てつや「お前はどうなんだよ、顔青いぞ(安岡に向かって)」
07/16 23:22 ト書き「黒沢と同じくらい青い顔をしている安岡に村上は問い掛けた。」
07/16 23:23 安岡優「正直、ちょっとつらいかな・・・。」
07/16 23:26 村上てつや「仕方ないな、俺も学校出た当時は毎回そんなんだったし…。」
07/16 23:28 安岡優「それはなんか、信じらんない…」
07/16 23:30 村上てつや「なんだと?!」
07/16 23:33 北山陽一「ま、当然じゃないの。あんたってば、何事にも動じなさそうだもん。」
07/16 23:44 酒井雄二「吐きたいならあちらへどうぞ・・・。現場は汚さない!これ刑事の鉄則ですよ。」
07/16 23:53 安岡優「そうね。じゃ、黒沢一緒にいこ。」
07/16 23:57 黒沢カオル「う、うん…。」
07/17 00:00 ト書き「建物の中に入る安岡と黒沢。」
07/17 00:03 酒井雄二「それじゃ、二人が戻ってくる前にある程度コトを進めておきますかね。」
07/17 00:13 北山陽一「さて……じゃぁ、まずは事件の状況を把握しないとね」
07/17 00:18 村上てつや「状況から見て、ただの物取りや、通り魔って訳じゃなさそうだよな。」
07/17 00:25 酒井雄二「うーん、そうですね。争った後も無いし。」
07/17 00:28 村上てつや「一発で仕留められてるな・・・。ほれ、見てみろ。」
07/17 00:32 酒井雄二「見事な腕前ですな。急所を一発か。」
07/17 00:41 北山陽一「プロだね、こりゃ指紋とかは当てにできそうもないな…」
07/17 00:47 村上てつや「はなからんなモン当てにゃしてねぇけどよ。」
07/17 00:52 北山陽一「まぁね…じゃ、あとは身辺の調査か…聞き込みはあの二人にやらせようか?」
07/17 00:54 ナレーション「現場に戻ってくる安岡&黒沢の二人に目をうつしながら言った」
07/17 01:06 村上てつや「…それでもいいけど、とりあえず誰かついといた方が良さそうだな。」
07/17 01:08 酒井雄二「じゃー俺行ってきます。聞き込みは得意分野ですし…。」
07/17 01:10 北山陽一「あ、これ持って行け・・・何か役に立つはずだから」
07/17 01:17 ナレーション「と言って、コンパクトなデジカメを渡す北山。」
07/17 01:28 酒井雄二「了解。では後のことは頼みます。」
07/17 03:20 村上てつや「あぁ、よろしく頼む」
07/17 03:27 ト書き「村上は、新人二人を連れて降りて行く酒井に声をかけると、現場でいろいろ調べている北山の元に戻った」
07/17 03:27 村上てつや「なにか分かりそうか?」
07/17 03:30 北山陽一「弾の種類だとか詳しい犯行時間とかはこれからでしょうけど、はっきり分かるのは、犯人は現場にいなかったってことですね」
07/17 03:31 村上てつや「……どういうことだよ」
07/17 03:32 北山陽一「つまりガイシャを撃った犯人は遠くから狙って撃った……そう考えれば、結構納得行くんですよね……」
07/17 03:33 村上てつや「オレには分からん。どう納得いくんだ?」
07/17 03:36 北山陽一「今鑑識とか調べてるんで、結果待ちですが、様子から見て、犯人がここにいたって言う感じがないんですよ。犯人に限らず、ガイシャ以外の人間がいたという痕跡も見当たらない」
07/17 03:37 村上てつや「そういやそうだな……」
07/17 03:39 北山陽一「もし見知らぬ者が入りこんだなら、多少なりとも争ったあとがなければウソですし、逆に顔見知りであれば、お茶なりなんなり用意するのが普通でしょ? そう言った形跡もないんですから」
07/17 06:38 村上てつや「まぁ、確かにそうだな・・・」
07/17 06:51 ト書き「顎をつるりと撫でて、村上は頷いた」
07/17 07:21 北山陽一「で、犯人は現場にはいなかった説が成り立つわけです。」
07/17 07:33 ト書き「一方、聞き込みにまわった3人は…」
07/17 07:58 酒井雄二「…えぇ、はい…どうもありがとうございました。」
07/17 09:00 ナレーション「なかなか聞き込みの成果は得られない様子。」
07/17 09:14 酒井雄二「ううむ、不審者の目撃情報もなし、か。」
07/17 09:20 黒沢カオル「どうしましょう‥」
07/17 09:46 安岡優「…ひょっとして、犯人は現場には来て無かったんじゃないかな…。」
07/17 10:54 黒沢カオル「?どうゆうこと??」
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