-ゴスドラマ過去ログ:11801-11900-
07/29 09:32 酒井雄二「かおるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!」
07/29 09:33 安岡優「あ!そうだ!薫。ドラゴンが。薫の願いなら。1つだけ聞くっていってたよ。」
07/29 09:45 黒沢カオル「え・・・・。ホント?」
07/29 09:55 安岡優「うん。」
07/29 09:55 村上てつや「薫すげーじゃん!」
07/29 09:58 黒沢カオル「俺、何か良い事したのかなぁ…何にも憶えが無い分ちょっと怖い‥」
07/29 10:00 北山陽一「向こうが一つ願いを聴くと言ってるなら、有り難く聴いてもらいましょう。」
07/29 10:01 黒沢カオル「う…でも、今はこれと言ってドラゴンに何とかしてもらうよーな事は…無いなぁ」
07/29 10:02 安岡優「じゃあ、この旅終わってからでもゆっくり考えなよ。」
07/29 10:04 黒沢カオル「そうだね」
07/29 10:05 佐々木真里「ドラゴンに犯人を見つけてもらうのは…駄目なのか?」
07/29 10:06 村上てつや「駄目だ。これは、俺達で見つけないと、意味が無いんだよ。」
07/29 10:08 佐々木真里「犯人の目星はついているのか?」
07/29 10:10 北山陽一「ええ、村を出る際に、いっぱいいっぱいのお医者さんをたき付けて、ドラゴンに逢いに行った人のリストを作ってもらいましたから。」
07/29 10:13 黒沢カオル「(どうしてかなあ・・・・・・・・・・会ったっけ?ドラゴン。。。)」
07/29 10:13 安岡優「薫?」
07/29 10:13 黒沢カオル「思い出した!。(^0^。)(。^0^)。」
07/29 10:18 安岡優「そういえば,薫に感謝してるっていってた。」
07/29 10:42 黒沢カオル「いやあ、会ったっけ?」
07/29 11:03 安岡優「会ってハナシはしてないと思う…。だって、あの時すぐに飛んでっちゃったし」
07/29 11:04 酒井雄二「あ〜、陽一、そのリストってやつ、載ってる数は…多いのか?」
07/29 11:05 北山陽一「少ないですよ。5人です。その中に国王も含まれてます。」
07/29 11:06 酒井雄二「何だって?」
07/29 11:07 ト書き「リストを北山の手からひったくり、一番下に、酒井は名前を見つけた」
07/29 11:07 酒井雄二「ウソだろおい・・・」
07/29 11:08 北山陽一「何ですかね…火傷をした赤ん坊の世話で、忙しいんだとか言ってまして…」
07/29 11:09 村上てつや「はぁ?」
07/29 11:09 酒井雄二「いや、医者の事情はどうでも良いから。何で国王が……でも、日付けは…今から一週間前になる…」
07/29 11:10 北山陽一「殺される寸前に、会ったんでしょうね。お忍びらしくて、従者は居なかったみたいです」
07/29 11:11 酒井雄二「国王が…手を下す可能性は?」
07/29 11:11 北山陽一「あるでしょね。」
07/29 11:13 村上てつや「でも…どうやって…。」
07/29 11:15 北山陽一「ドラゴンの直接的な死因は、首の後ろから、脊髄を通って…多分口の中まで、ただの棒を突き刺してる事なんです。」
07/29 11:16 酒井雄二「ああ、魔法的なものも、呪いも関係ない事は調べてある。」
07/29 11:17 北山陽一「とりあえず、一度国に戻って、国王へ話を聴いてみましょう。ドラゴンの死因は伏せて、どうして会いに行ったのかを、ね。」
07/29 11:18 佐々木真里「あんたたち…本当にやる気なんだな。」
07/29 11:20 北山陽一「勿論です。」
07/29 11:22 ト書き「北山の柔らかな口調に、僅かにとげが紛れているような気がして真里は眉をしかめた。」
07/29 11:24 ナレーション「そして、一旦来た道を引き返し、安岡がモンスターをなだめる事数回、野生動物に黒沢が目を奪われる事数回、北山が珍しい野生草に立ち止まる事数回あって、国に着いたのは夜もふけ始める頃だった。」
07/29 11:26 村上てつや「普通ならもっと早くつくんじゃねーの?」
07/29 11:33 安岡優「まぁいいんじゃないの?」
07/29 12:05 ト書き「まぁまぁ、となだめられて、口を尖らせる村上」
07/29 12:11 村上てつや「まぁ、安岡はいいけどよぉ…野生動物を喜んで眺めてんなよ、黒沢ぁー」
07/29 12:12 黒沢カオル「だって…貴重な“モリアオ”のメスが…」
07/29 12:15 村上てつや「お前は魔法使いで、動物愛護協会に登録してる訳でも野生動物生息域を研究してる訳でもねーんだろ?」
07/29 12:16 黒沢カオル「…ごめんね。絶滅寸前の動物保護には時々参加してるよ…」
07/29 12:18 ト書き「やや、ほんの少し怒った口調で、黒沢は呟いた。」
07/29 12:20 酒井雄二「まぁまぁっ、お二方!国王に話を聴きに行くんでしょうっ?ほら、早くしないと、兵士に追い返される時間になってしまいますっ!」
07/29 12:31 北山陽一「さっさと聴くだけ聴きましょう。」
07/29 12:42 村上てつや「・・・・・・そうしよう。」
07/29 13:03 一般人(男)「おまえたち何をしに来たんだ!!」
07/29 13:06 村上てつや「っ!何を、って…」
07/29 13:07 北山陽一「国王に、用があるんです。とても重要で早急を要する事なのですが。」
07/29 13:08 一般人(男)「通行証はあるのか?」
07/29 13:09 ト書き「ほら、と北山は王家の印が刻まれている書簡を出した。」
07/29 13:09 北山陽一「これでは、不足ですか?」
07/29 13:10 一般人(男)「いかんっ!通行証がなければ、通す事は出来ん!」
07/29 13:11 酒井雄二「どうします、強行突破しますか?」
07/29 13:13 村上てつや「んー無理だな、こりゃあ。」
07/29 13:14 酒井雄二「またアンタ、そんな呑気に…」
07/29 13:16 北山陽一「…雄二さん、歌って下さい。出来れば、城中眠りに就くぐらいで。」
07/29 13:18 佐々木真里「不法侵入にならないか?これは…。」
07/29 13:18 酒井雄二「お前がそんな強硬手段薦めるなんて珍しいな。」
07/29 13:20 北山陽一「急ぐんですよ、こんな所で、時間をつぶせない程に。」
07/29 13:22 ト書き「そう言って、北山は斜め掛けの鞄から、耳栓を取り出す」
07/29 13:23 酒井雄二「あ、じゃあ始めますんで、皆さんも耳塞いどいてくださいね。」
07/29 13:25 北山陽一「…なんたって、国王はともかく、他の4人は海渡らないと会えなかったり、住所不定だったりするんですもん。調べるのに、幾ら時間がかかるか…」
07/29 13:26 ト書き「北山のぼやきは、耳を塞いだ連中には聴こえなかった…らしい」
07/29 13:27 酒井雄二「(陽一ってば、また煮詰まっちゃってるみたいだねぇ。やれやれ…)」
07/29 13:31 ト書き「そして雄二は喉を慣らし歌い始めた。」
07/29 13:38 一般人(男)「はぁ、なんて素晴らしい…歌声…なん…だ…。ぐう。」
07/29 13:43 ナレーション「城中の人という人が深い眠りに包まれてしまった。」
07/29 13:44 酒井雄二「みなさぁ〜ん、寝ちゃいましたよぉ〜。」
07/29 13:44 村上てつや「オッ、ご苦労さん!」
07/29 13:45 安岡優「さすが雄二だね〜スゴイ!!」
07/29 13:46 佐々木真里「へぇ〜。吟遊詩人ってすごいんだなぁ〜。」
07/29 13:46 北山陽一「あの〜ココにも約1人寝てる人が居るんですが…。」
07/29 13:47 黒沢カオル「…ぅ〜ん…もう…食べれなぁい…zzzz」
07/29 13:47 村上てつや「どんな夢見てんだ?こいつは…。」
07/29 13:48 酒井雄二「耳塞いでなかったんでしょうか?」
07/29 13:48 安岡優「薫!起きてってばぁ!!かぁ〜おぉ〜るぅ〜〜!!」
07/29 13:48 ト書き「思いっきり薫の体を揺すり起こそうとする優。」
07/29 13:50 黒沢カオル「ん?あぁ…おはよ〜…!」
07/29 13:50 佐々木真里「この子大丈夫なのか?」
07/29 13:51 北山陽一「薫さん、行きますよ!?」
07/29 13:51 村上てつや「こ」
07/29 13:52 黒沢カオル「????」
07/29 13:53 村上てつや「(すまん)こいつはこういうヤツなんだよ。ほらっ、行くぞ。」
07/29 13:57 佐々木真里「こういうヤツって…。ほんとに大丈夫なのか?」
07/29 13:59 黒沢カオル「大丈夫って何だよ。女なんかにいわれたくないね。」
07/29 14:03 安岡優「まあまあ、2人とも。薫は魔法使いの中でも5本の指に入るぐらい凄いんだよ!?」
07/29 14:04 佐々木真里「全然見えない…ただの子供じゃん!」
07/29 14:05 黒沢カオル「何だってぇ〜!!魔法で石像にしてやる!!!!」
07/29 14:05 佐々木真里「やれるもんならやってみろ〜!!」
07/29 14:05 北山陽一「やめなさい2人とも!!」
07/29 14:06 酒井雄二「そうですよ。時間がないんでショ?急ぎますよ。」
07/29 14:08 村上てつや「お前これ以上俺の仲間侮辱したら切りつけて海に投げ捨てるからなっ!!覚悟しとけ…。」
07/29 14:09 ト書き「行くぞと言い捨てて薫と優の背中を押して中に入るてつや。」
07/29 14:11 酒井雄二「さ、陽一も行きますよ。」
07/29 14:15 北山陽一「そうですね…。」
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