-ゴスドラマ過去ログ:12101-12200-
07/29 20:21 ト書き「黒沢も、足を進めてドラゴンに近付く」
07/29 20:42 黒沢カオル「貴方の前で、嘘はつけないから、単刀直入に言います」
07/29 21:21 安岡優「薫…。」
07/29 22:52 ゴスペラーズブラック「……言ってみろ。」
07/29 23:14 ト書き「深呼吸をしてまっすぐにドラゴンを見据える黒沢」
07/30 00:04 安岡優「……。」
07/30 00:12 黒沢カオル「貴方はドラゴンの中でも位の高い方です、それなのにどうして人々を脅えさせるのです?」
07/30 00:12 ゴスペラーズブラック「脅えさせておる?人間は嫌いだ…。」
07/30 00:14 黒沢カオル「僕が小さい頃、おじいちゃんと一緒に貴方に逢いに来た…その時貴方は、人間を深く愛していたそれなのに…。」
07/30 00:15 ゴスペラーズブラック「遠い昔の事だ……おじい様は元気か?」
07/30 00:15 黒沢カオル「2年前に……。」
07/30 00:16 ゴスペラーズブラック「そうか…この頃良く夢を見てなぁ…君の事をよろしく頼むとしきりに言われ続けた。」
07/30 00:16 安岡優「それで願い事を1つ叶えるって…。」
07/30 00:17 黒沢カオル「僕は何も願いはありません…けど、教えてください。」
07/30 00:18 ゴスペラーズブラック「なんだ…。」
07/30 00:23 黒沢カオル「どうして貴方しかもうドラゴンは居なくなってしまったんですか…?そして、どうしてあの洞窟のドラゴンを貴方は守らなかったのですか?」
07/30 00:25 安岡優「薫、どういう事?!ドラゴンはまだこの世に2匹いるはずじゃ??」
07/30 00:25 黒沢カオル「俺もそう思ってた…けど違ったんだ。優、ドラゴンの血ってどんな病でも治せる薬になるって知ってた?」
07/30 00:26 安岡優「…うん。」
07/30 00:27 黒沢カオル「人間たちは古文書からそれを見つけ出し、ここ数年それを求めている人が急増しているんだ。」
07/30 00:27 安岡優「もしかして!!」
07/30 00:28 黒沢カオル「ドラゴンの血を入手すれば高額で売買できる…もしかしたらあのドラゴンもって…俺そう思ったんだ。」
07/30 00:30 ゴスペラーズブラック「優といったかね…君にもその血が流れておるんだ。人間なんかと一緒に居るなんて恐ろしい事なんだぞ!」
07/30 00:30 安岡優「確かに魔物使いにはドラゴンの血が流れてる…そんな、じゃあ僕も!!?」
07/30 00:31 黒沢カオル「どうしたら貴方を助けられるんでしょうか?お願いします、教えてください。」
07/30 00:34 ゴスペラーズブラック「私が彼等を守れば確かに彼等は殺されずに済んだ…だがな薫、ドラゴン達は人間を深く愛していた。人間達の為なら血さえ、命さえ惜しまなかったのだ。」
07/30 00:58 黒沢カオル「・・・・・・そうですか。」
07/30 01:01 ゴスペラーズブラック「それなのに人間どもは、私たちを裏切ったのだ!!もう帰れ、私も、もう疲れたよ。」
07/30 01:02 安岡優「そんな・・・・・・・。」
07/30 01:12 黒沢カオル「わかりました。今日のところは、これで帰ります。また、いつかきます。お元気で。」
07/30 01:14 ゴスペラーズブラック「・・・・カオルに優・・・あまり人間を信用しすぎぬようにな。」
07/30 01:15 黒沢カオル「・・・・・・はい。ありごとうございます。」
07/30 02:04 ト書き「黒沢と安岡は、ドラゴンのところを後にした。」
07/30 02:08 ナレーション「そのころ、残された4人は・・・」
07/30 02:10 村上てつや「まだもどらねーのか?あの二人は」
07/30 02:13 北山陽一「そうですね〜。」
07/30 02:16 佐々木真里「さっさと、犯人見つけないと、やばいことわかってんのか!?」
07/30 02:17 酒井雄二「そんなに焦らさんな。急がば回れ。事をせいでは仕損じますぞ」
07/30 03:14 村上てつや「ふあぁぁ〜。もう夜だし、そろそろ寝るかぁ。」
07/30 03:16 北山陽一「2人は、そのうち帰ってくるだろうから、先に休んでおきましょう。」
07/30 03:18 酒井雄二「・・・歌でも、歌いますか?」
07/30 03:19 北山陽一「じゃあ、お願いします。」
07/30 03:22 ト書き「酒井の、透き通るような歌声が、静かな夜に心地よく響いていった」
07/30 03:24 村上てつや「ZZZzzzzz」
07/30 03:25 北山陽一「すぅ〜すぅ〜すぅ〜」
07/30 03:27 酒井雄二「♪〜♪〜ふぅーー寝ちゃいましたか。」
07/30 03:28 佐々木真里「・・・・・・・。」
07/30 03:31 酒井雄二「・・・・・どうしたんですか?・・・眠れないんですか?」
07/30 03:33 佐々木真里「・・・いや・・・・あ・・・・・・うん。」
07/30 03:37 酒井雄二「だいじょうぶですよ。何も不信なものは、いないみたいですから。」
07/30 03:42 佐々木真里「そうじゃないんだ。・・・・あんたの歌、聞いてたら死んだ両親のこと思い出して…・・・(泣)」
07/30 03:44 酒井雄二「っっっ!!」
07/30 03:47 佐々木真里「……ごめん、泣いたりなんかして。」
07/30 03:49 酒井雄二「………だいじょうぶですか?」
07/30 03:54 佐々木真里「うん…あの……おねがいがあるんだけど……私が寝るまで手を、握っててくれないか!(赤面)」
07/30 03:55 酒井雄二「…えっ!!?」
07/30 04:00 佐々木真里「…ごめん。なんだかわからないけど、すごく不安で…少しの間だけでいいんだ。(真っ赤)」
07/30 04:02 酒井雄二「……ふぅ〜。わかりました…。」
07/30 04:04 ト書き「そういうと、酒井は、真理の手をそっと握った。」
07/30 04:09 佐々木真里「ふふふ……おまえ、あったかいな。…父上の事を思い出すよ……。」
07/30 04:12 ト書き「真理は、にっこりと酒井を見据え、涙声でそう言った。」
07/30 04:13 酒井雄二「(どきっ!!)」
07/30 04:16 ト書き「酒井は、自分の心拍数が高まっていくのを感じた。」
07/30 04:21 酒井雄二「(なんだよ、これ。何で俺、こいつにこんなにドキドキしてるんだろう?……まさか!こいつのことを!?…そんなことあるわけないよな!?」
07/30 04:23 佐々木真里「す〜す〜」
07/30 04:27 酒井雄二「…ほっ。眠ってくれたか。………黙ってれば、かわいいかもな………。」
07/30 04:30 ト書き「と言って、酒井は無意識に、真理の頬に手を触れていた。」
07/30 04:31 酒井雄二「(…俺、こいつのこと好きなのか?)」
07/30 04:33 ト書き「酒井は、まだ自分に疑問符を投げかけていた。」
07/30 04:36 ナレーション「鈍感だね〜酒井さんって。自分の気持ちもわからないなんて。」
07/30 06:36 酒井雄二「(なっ、ぬぉっ!?何だと?ナレーションめっ!」
07/30 06:46 安岡優「(ナレさん、なれさん、また地の果てにとばされるよ!?)」
07/30 07:15 黒沢カオル「(皆寝ちゃってる…」
07/30 07:16 酒井雄二「あ…おかえりなさい。……ドラゴンには会えましたか?」
07/30 07:34 黒沢カオル「あ、起きてたの?」
07/30 08:14 酒井雄二「ええ、でどうでした?」
07/30 08:58 ト書き「酒井のそばに座り込む黒沢。」
07/30 09:42 黒沢カオル「えっと・・・話したいのは山々なんだけど、皆が起きてからにしよ?俺疲れちゃった。」
07/30 09:45 酒井雄二「寝やすくなるように歌いましょうか?」
07/30 09:46 安岡優「・・・おやすみなさ〜い!」
07/30 09:47 酒井雄二「ぬお?!それはどう言う意味ですかな?」
07/30 09:53 黒沢カオル「あのドラマおわったのか?」
07/30 09:58 ナレーション「あのドラマ?どのドラマですか〜?今はドラクエ風ドラマですよぉ?」
07/30 10:57 酒井雄二「やっぱり皆聞きますねぇ。」
07/30 11:32 黒沢カオル「うんうん。」
07/30 11:33 安岡優「す〜す〜(寝息)」
07/30 11:35 酒井雄二「本当に寝てますよ。(・・・微笑。)」
07/30 12:04 黒沢カオル「僕も寝るから歌ってよ。」
07/30 12:10 酒井雄二「……わかりましたよ。」
07/30 12:21 ト書き「酒井は、再び透き通るような歌声を披露した。」
07/30 12:34 黒沢カオル「ZZzzzzz〜〜」
07/30 12:35 酒井雄二「…1人になってしまった…」
07/30 12:38 黒沢カオル「一人じゃないよ」
07/30 12:40 酒井雄二「うわぁ〜!!」
07/30 12:41 黒沢カオル「そんなに、驚かなくても……。」
07/30 12:42 酒井雄二「起きていたんですか?」
07/30 12:44 黒沢カオル「いや〜ちょっとぉ・・・」
07/30 12:45 酒井雄二「何かあったんですか?」
07/30 12:46 黒沢カオル「うん。ドラゴンにあったら昔のこと思い出しちゃって。」
07/30 12:49 酒井雄二「昔、ですか。」
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