-ゴスドラマ過去ログ:12401-12500-
07/31 01:33 北山陽一「まっ、いいですけどね。そして、皆さん部屋は2部屋しか取れませんでしたので、窮屈でしょうけど我慢してくださいね。」
07/31 01:37 村上てつや「なに〜!?1人1部屋じゃね〜のかよぉ〜!!」
07/31 01:38 安岡優「まあまあ、そう言わないで」
07/31 01:42 黒沢カオル「真理さんが、一部屋使って、残りの男5人でもう一部屋かぁ〜」
07/31 01:45 佐々木真里「いや、私は別に構わないが・・・・・・?」
07/31 01:46 ゴスペラーズ「えぇっ!?(! ̄□ ̄;)」
07/31 01:49 村上てつや「よし!酒井!おまえ真理と同じ部屋な!」
07/31 01:50 酒井雄二「なっ!!なにをいってるんですか!?」
07/31 01:54 村上てつや「(あのな、目の前で、あれだけいちゃつかれると、うっとしいわけ、おまえも男なら、バーンときめて来い!)」
07/31 01:58 ト書き「村上は、酒井と真理を引っつかむと、部屋に向かって突き飛ばした。」
07/31 01:59 効果音「バタン!がちゃ!」
07/31 02:01 ト書き「荒々しくドアを閉めると、外からカギを閉める村上。」
07/31 02:03 黒沢カオル「そこまでしなくても……。」
07/31 02:06 村上てつや「これぐらいしねぇと、ぜんぜん進展しないだろう。さぁ!!俺らも、寝るぞ!!」
07/31 02:08 安岡優「ぼく、子供は女の子がいいなぁ。」
07/31 02:09 北山陽一「ヤス………。」
07/31 02:10 黒沢カオル「え〜!男のこの方がいいよ〜。」
07/31 02:11 北山陽一「…あのねぇ…(ため息)」
07/31 02:13 ト書き「などと言いながら、4人は部屋に入っていった。」
07/31 02:15 ナレーション「そのころ、もう1部屋のほうの、酒井と真理は……」
07/31 02:18 佐々木真里「何も、カギまで閉めることないのになぁ。…って、どうした酒井、おまえなんか変だぞ!」
07/31 02:20 酒井雄二「…えっ!?い…いや。だいじょうぶだよ……」
07/31 02:22 ト書き「酒井の鼓動は、心臓が、破裂寸前になるほど、高まっていた。」
07/31 02:24 佐々木真里「ほんとに、大丈夫か?おまえ。」
07/31 02:27 酒井雄二「……うん。大丈夫だから、もう寝ましょう。」
07/31 02:32 佐々木真里「そう…だな。……おまえには、いつも助けられてばかりだな。ほんとに、ありがと。(笑顔)」
07/31 02:33 酒井雄二「……」
07/31 02:34 効果音「プチン!!」
07/31 02:35 佐々木真里「……さか」
07/31 02:37 ト書き「真里を黙って抱き寄せる酒井。抵抗せず、身を預ける真里。」
07/31 02:39 佐々木真里「さかい…」
07/31 02:40 ト書き「次の瞬間、酒井は真理に激しく、くちずけをしていた。」
07/31 02:49 佐々木真里「いいよ、このまま・・・・・・・ね?」
07/31 02:50 ナレーション「・・とまぁ、あとは若い二人に任せましょうv」
07/31 04:43 ト書き「え〜そうですね〜♪」
07/31 04:47 ナレーション「一方別組の方は……」
07/31 04:48 安岡優「薫、眠れない?」
07/31 04:48 黒沢カオル「あぁ、優……うん、なんかね、落ちつかなくてさ。優も?」
07/31 04:50 安岡優「ま、そういうとこ」
07/31 04:53 ト書き「二人はそんな会話をすると、しばらく黙ったまま闇に黒ずんだ海の彼方を見つめていた」
07/31 04:54 安岡優「あのさ、薫、一つだけ、いい?」
07/31 04:54 黒沢カオル「えっ? あぁ、うん。なに?」
07/31 04:57 安岡優「前から気になってたんだけど、薫の力の一部って、龍の影響高いだろ? いくら高等魔法使いでも、あそこまでレベルの高い魔法を使うとなると、相当なる修行を積まなきゃならないか、それだけの素質が元々あったか……」
07/31 04:58 黒沢カオル「それは……」
07/31 05:00 安岡優「僕も魔物使いの端くれ。いろんな魔法使いの人間と関わって来たけど、薫ほど強い人間には会った事はないよ。それに」
07/31 05:01 ト書き「優は自分の胸に手を当て目を閉じた」
07/31 05:03 安岡優「僕の心が反応するんだ。同調って言ってもいいかな。似た力との共鳴っていうか……。今までドラゴンとの共鳴はあったけど、人間との共鳴は感じた事ないよ」
07/31 05:04 黒沢カオル「優……」
07/31 05:07 安岡優「それに、あのドラゴンは僕にだけじゃない、薫にも気をつけろって言ってた。ドラゴンの血を引く僕だけなら分かる。でもあのドラゴンは薫にも同じように注意を促していたじゃないか」
07/31 05:10 ト書き「優の言葉に、薫は視線を逸らし苦笑いを浮かべた」
07/31 05:11 黒沢カオル「やっぱ気づいてたんだ。 最も、優ならなにも言わなくても分かるとは思ってたけど」
07/31 05:13 安岡優「別に、隠すつもりはなかったんだ。けど、気になるとどうしても知りたくて……」
07/31 05:14 黒沢カオル「いいよ。いずれは話さなきゃならないと思ってたし。」
07/31 05:16 安岡優「話して、くれるの?」
07/31 05:18 黒沢カオル「まぁ、優の知りたい程度にね。関わりは、オレが小さい頃から始まっていた。俺も生まれた時は普通の人間だったんだ。そこは優とは完全に違うよな」
07/31 05:21 安岡優「そうだね。僕はハーフドラゴンだから最初から異種の血が混ざっているし」
07/31 05:23 黒沢カオル「けど、4歳か5歳ぐらいのときかな……俺は1度死んだんだよ。事故で大怪我をして、じさまが言うには一度は間違いなく死に至ったみたい」
07/31 05:24 安岡優「つまり……それを救ったのがあのドラゴンってことかな?」
07/31 05:27 黒沢カオル「そういうこと。じさまはドラゴンに頼み込んで俺に治癒魔法を施した。おかげで俺は命を救われた。けれど、人間にとってドラゴンの魔法は影響が強い。特にまだ幼い子供なら尚更ね。」
07/31 05:28 安岡優「それで……」
07/31 05:32 黒沢カオル「影響はすぐに現れたよ。それまでなかったはずの力が俺の中に生まれ、コントロールが利かないときもあった。俺が魔法使いの修行をするようになったのはそう言ういきさつもあったんだ」
07/31 05:34 安岡優「その、翼竜の痣もその影響から?」
07/31 05:35 黒沢カオル「……そうだよ。オレが息を吹き返してしばらくした後に突然浮かび上がった。これが痣だってよく分かったね。あの二人には刺青って誤魔化しといたんだけど」
07/31 05:36 安岡優「それが無難だって。普通の人間にはそんなにくっきりと形を成した痣が出るなんて考えつかないだろうし」
07/31 05:38 ト書き「優はそう言うと、何気に薫の胸元に指を触れさせた。その瞬間」
07/31 05:39 安岡優「や、やばっ・・・・・・」
07/31 05:39 黒沢カオル「ゆ、優?!」
07/31 05:41 ト書き「苦しそうに胸元にこぶしを当てたかと思うと、優はその場にガクッと膝を落とした」
07/31 05:42 黒沢カオル「優っ、大丈夫か?」
07/31 05:44 安岡優「う、うん……なんとか平気」
07/31 05:45 ト書き「そう言いつつも、優の顔色はひどく青ざめ、急激な運動でもしたように息が上がっている」
07/31 05:47 黒沢カオル「いったい何が……」
07/31 05:48 安岡優「さすがドラゴンの力……ってところかな。僕じゃなかったらとっくに死んでる」
07/31 05:50 黒沢カオル「それってどういう……」
07/31 05:54 安岡優「簡単に言えば護符みたいなもんだよ。ドラゴンの力がそこに凝縮されてる。僕も危うく力を奪われて本性現わすところだった」
07/31 05:55 黒沢カオル「ほ、本性……?」
07/31 05:58 安岡優「いわゆる本当の姿ってところ。一応僕は人間の血もあるけど、ドラゴンの血も受け継いでるからね、ひどく力が消耗すると人間の姿を取ることが出来なくなるんだよ。だいたいこうして人間の姿を取っていること自体ものすごく力を使うんだ。」
07/31 06:00 ト書き「とりあえず回復させた優は薫に今更ながらの説明を加えた」
07/31 06:01 黒沢カオル「そう言えばそうだったね……ってことは、何? 今力を奪われたってこと?」
07/31 06:03 安岡優「ちょっとだけどね、エネルギーを吸われたっていうか……たいしたことはないよ。それより、彼らはこのことを知らないんだろ? あんまり近づけさせない方がいいと思う」
07/31 06:09 黒沢カオル「そうだよね・・・」
07/31 06:34 ト書き「二人は深刻な顔で頷いた。」
07/31 06:50 黒沢カオル「…でも、北山はどうかな…博識な分、『入れ墨』って言ってもバレそうでさ…『いえ、それは痣です。』とか冷っ静〜に突っ込んできそうだよ。」
07/31 06:52 ナレーション「あの…ちゃんと、ログ読んでますか?」
07/31 07:21 安岡優「は?」
07/31 08:07 黒沢カオル「どういうコト?」
07/31 08:40 ナレーション「どーゆーって…。」
07/31 08:47 ト書き「混乱中の3人」
07/31 08:48 ナレーション「まーいいから進めてください」
07/31 09:01 安岡優「寝ようか?そろそろ・・・。」
07/31 09:07 黒沢カオル「そうだね。」
07/31 09:54 ト書き「2人は、静かに、眠りについた。」
07/31 09:59 ナレーション「あ〜さ〜で〜すぅ〜よ〜ん」
07/31 10:01 村上てつや「なぁーなぁー、あの2人どうなったか、きにならねぇ。」
07/31 10:03 北山陽一「なりませんよ〜。こんな、朝早くに何なんですか?まだ、みんな寝てますよ。」
07/31 10:04 村上てつや「うるせ〜なぁ〜。チラッと様子を見てくるだけだろう。」
07/31 10:06 北山陽一「だったら1人で行ってください!何で、私まで…」
07/31 10:07 村上てつや「。。。。。。。。。。。。。。。」
07/31 10:09 北山陽一「・・・どうしたんですか?」
07/31 10:13 村上てつや「なっ!すこ〜しだけだから、いいだろ!」
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