-ゴスドラマ過去ログ:19701-19800-
08/29 11:10 安岡優「!!陽一・・・・・・・・・・・・」
08/29 11:11 ナレーション「静まる・・・・」
08/29 11:12 北山陽一「ここはそんな曲を弾く場所じゃない!」
08/29 11:41 黒沢カオル「あっすみません」
08/29 11:56 安岡優「いや・・・・・陽一、言い過ぎだろ!落ち着けよ。」
08/29 11:59 村上てつや「どうしたんだよ!いきなり・・・。」
08/29 12:01 安岡優「あっ、村上さん…。」
08/29 12:01 北山陽一「…すみません。」
08/29 12:02 村上てつや「ホントにどうしたんだ?」
08/29 12:03 北山陽一「ちょっと、思い出すことがありまして…別に大した事じゃないんです、すみません。」
08/29 12:05 村上てつや「もうすぐ式が始まるから、準備しようか。」
08/29 12:09 安岡優「そだね(^ ^)陽一、俺とセッションするんでしょ?用意用意!俺バイオリンとってくるね〜。」
08/29 12:22 黒沢カオル「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
08/29 12:24 ナレーション「少し悩む黒沢」
08/29 12:26 村上てつや「気にするこたねーよ。」
08/29 12:27 黒沢カオル「え、えーと…」
08/29 12:27 村上てつや「俺2年の村上っての。ヨロシクな。」
08/29 12:33 黒沢カオル「あ、よろしく・・・。」
08/29 12:34 酒井雄二「なんか老けてますね…。」
08/29 12:44 村上てつや「うるせぇよ。」
08/29 12:52 ナレーション「だって3浪して、留年してもう一度2年生ですからね。」
08/29 13:00 村上てつや「だからうるせぇ〜つーの!」
08/29 13:03 酒井雄二「話を戻しますけど…村上さんの言う通りだと思いますよ。」
08/29 13:03 黒沢カオル「うん…」
08/29 13:04 村上てつや「そうだぞ。いちいち気にしてたら人生やってらんねぇ〜ぞ!」
08/29 13:06 黒沢カオル「じゃあ、おれたち席につきます。もうすぐ式が始まるから…。」
08/29 13:07 村上てつや「おう!それじゃぁな!」
08/29 13:12 ナレーション「入学式が始まって〜学長の話〜そして新入生歓迎の演奏会が始まった。」
08/29 13:19 酒井雄二「あっ!さっきの人達だ。」
08/29 13:19 黒沢カオル「ほんとだぁ〜・・・。」
08/29 13:22 ト書き「安岡のバイオリンソロから始まる前奏に、北山が緩やかな伴奏をつけてゆく。」
08/29 13:49 黒沢カオル「なんかすごすぎ…」
08/29 14:05 酒井雄二「ですね・・・・これが才能ってもんなんでしょうね。」
08/29 14:06 ト書き「さっきとはうってかわって真剣な表情の壇上の二人に、新入生組みはただため息を漏らす。」
08/29 14:08 黒沢カオル「俺たちも、いつかやるのかな〜」
08/29 14:31 酒井雄二「そうありたいですね〜」
08/29 14:33 黒沢カオル「きっとなれるよな?」
08/29 14:34 酒井雄二「あぁ、なれますよ。きっと。」
08/29 14:35 黒沢カオル「あれっ?村上先輩は居ないみたい・・・。」
08/29 14:38 ト書き「そして、よくステージをみてみると、そでで楽譜を持った村上が居た。」
08/29 14:42 酒井雄二「どうやら、村上先輩は作曲科かなにかなんだろうなぁ。」
08/29 14:43 黒沢カオル「ぅん。みたいだね。」
08/29 14:44 村上てつや「えぇー、マイクテス、マイクテス」
08/29 14:46 酒井雄二「え?・・・」
08/29 14:47 黒沢カオル「マイクテストって・・・・」
08/29 15:11 村上てつや「え〜っ。新入生諸君、入学おめでとう!これから私が作曲した作品を君たちに披露します!」
08/29 15:26 酒井雄二「ha」
08/29 15:27 黒沢カオル「e?」
08/29 15:30 ナレーション「すると村上達は、歌いだした。」
08/29 15:49 酒井雄二「すごいですね。」
08/29 15:52 黒沢カオル「うわー・・・綺麗な曲・・・」
08/29 15:56 安岡優「はあ〜。てっちゃん相変わらず上手いなあ。何で声楽科にいかなかったんだろ?」
08/29 15:59 黒沢カオル「かっこいいvvvvv(きらきら☆)」
08/29 16:01 村上てつや「おっ、俺の良さがわかってくれたか?じゃあ、いっしょに作曲科こい!!」
08/29 16:01 黒沢カオル「はいい〜!!」
08/29 16:03 村上てつや「黒沢〜、お前はいい奴だ.」
08/29 16:04 北山陽一「って、黒沢は、ピアノ科だって!!(笑)」
08/29 16:08 村上てつや「なんだ黒沢、俺を裏切るのか?」
08/29 16:12 黒沢カオル「えっ!あ、その〜…」
08/29 16:14 北山陽一「ピアノ科だよね?」
08/29 16:23 黒沢カオル「雄二〜、どうしよう??」
08/29 16:23 ト書き「ぐるぐるという目眩のような感覚に黒沢は知恵熱を出しそうだった。」
08/29 16:25 酒井雄二「俺に頼らないで下さいよ…っとにもぉ。」
08/29 16:32 村上てつや「じゃあ、次は我が校きっての天才北山陽一のピアノをお楽しみください。」
08/29 16:34 北山陽一「…ピアノ弾くんですか?」
08/29 16:36 ト書き「渋々、という雰囲気で北山はピアノの前に座った」
08/29 16:37 一般人(男)「おい…村上、何でアイツに演奏させるんだよ。」
08/29 16:38 村上てつや「ん〜? 別に?良いだろ?」
08/29 16:40 一般人(男)「…校内のコンクールでさえ落ちる奴に、演奏させて良いのか?」
08/29 16:41 北山陽一「・・・いきますよ?」
08/29 16:42 安岡優「おお、始まるよ♪」
08/29 16:43 効果音「♪〜」
08/29 16:43 村上てつや「……四の五の言わずに聴いとけって。……な?」
08/29 16:44 黒沢カオル「すごい…言葉で言い表せないよ…。」
08/29 16:47 ト書き「野次を飛ばそうとしていた面々も、顔を見合わせ機材室へと去っていった。」
08/29 16:48 村上てつや「今のハナシ、聴こえてただろ。そこの新入生二人。」
08/29 16:48 酒井雄二「え……あ、はぁ……。」
08/29 16:49 村上てつや「一応、ゆっとくけどな。…アイツが校内のコンクールで落ちたのは、本当だ。」
08/29 16:50 黒沢カオル「 ? ……でも……」
08/29 16:51 安岡優「てっちゃん、あれは…!」
08/29 16:53 村上てつや「抗議しに行った俺と、そこの安岡しか知らねぇ事だけど。……あいつは、『学生』っていう秤で審査する技術と才能じゃねぇんだと。」
08/29 16:53 酒井雄二「それは……。」
08/29 16:55 安岡優「それは?」
08/29 16:57 村上てつや「入賞したのは、学生範囲の技術を持つ連中だけだっつぅ事。…アイツは、プロに指導を受けた方が良いってよ。」
08/29 16:59 酒井雄二「凄すぎる…。」
08/29 17:04 村上てつや「ま、この事は口外すんなよ? 他の『英才教育』を受けてる奴らからしたら、面白くねぇハナシだからな。」
08/29 17:05 黒沢カオル「はい。でも、そんなスゴイ人が先輩としているなんて、感激だな。」
08/29 17:07 ト書き「何かを言おうとした酒井だったが、拍手が起こり、軽く一礼した北山が戻ってくる所だったので、口を閉ざした。」
08/29 17:08 村上てつや「じゃあ、今日は歓迎会ってことで飲みに行こうぜ!」
08/29 17:09 北山陽一「……俺、用事在るから帰ります。それじゃあ。」
08/29 17:11 安岡優「うん。教授にはそう伝えとくよ。ばいば〜い。」
08/29 17:12 ト書き「この勢いを何処に発散したものか、村上は黒沢と酒井を見た」
08/29 17:13 村上てつや「お前ら大丈夫だよな?」
08/29 17:18 酒井雄二「…説明とか…あるんで……。それに、俺は未成年なので酒は……。(汗)」
08/29 17:20 黒沢カオル「行きます!ねっ、酒井も行こうよ(にこっ)」
08/29 17:23 酒井雄二「うあああ……。説明が終わったら…、行かせてイタダキマスです…はい……。」
08/29 17:26 安岡優「管理棟脇の、プレハブのとこで待ってるから。絶対だよ?」
08/29 17:27 黒沢カオル「は〜いvv」
08/29 17:29 酒井雄二「…迷わないように極力尽力します…。」
08/29 17:30 黒沢カオル「絶対だぞ!」
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