-ゴスドラマ過去ログ:20801-20900-
09/01 20:46 酒井雄二「歌った方が、面白いですよ。…先日聴かせてもらった、あの曲なんですよね?なら、尚の事…。」
09/01 20:47 黒沢カオル「酒井、歌ってくれるの?うれしい。(にこぉっ。)」
09/01 20:48 酒井雄二「な、誰も歌うとは言ってないですよ。」
09/01 20:49 黒沢カオル「えぇぇぇ?!(涙)」
09/01 20:50 酒井雄二「…アンタねぇ…。世の中、統べて我が押し通るとでも思ってるんですか。」
09/01 20:50 黒沢カオル「俺と酒井の仲じゃない!」
09/01 20:51 村上てつや「黒沢は俺のだぞ?」
09/01 20:52 酒井雄二「…どんな仲ですか。それって。」
09/01 20:53 黒沢カオル「もちろんヒミツ★(微笑)」
09/01 20:54 安岡優「そろそろ、僕達行くね?…発表の順番も確認しないと駄目だし。一応一緒に通しもしないと駄目だし…」
09/01 20:55 北山陽一「ああ。ステージ使える時間が限られてるからな。」
09/01 20:56 黒沢カオル「酒井〜歌おうよぉぉぉ!(涙目)」
09/01 20:57 ト書き「北山と安岡は時計を確認して第一講堂へと向った。」
09/01 20:58 酒井雄二「えぇえい!しつこい! 村上先輩の御指名は貴方一人なんですよ?頑張りなさい!」
09/01 21:05 黒沢カオル「ホラ!黒沢!俺たちも行くぞ!」
09/01 21:07 ト書き「村上にずるずると、引きずられて連れて行かれる黒沢。」
09/01 21:08 ナレーション「すいません。上のやつ黒沢じゃなくて村上ですね。」
09/01 21:12 黒沢カオル「さ〜か〜い〜(涙目)」
09/01 21:16 酒井雄二「(黒沢に手を振りながら)がんばれよぉ〜!」
09/01 21:17 ト書き「にこやかに手を振る酒井。」
09/01 21:18 北山陽一「歌えばいいのに。」
09/01 21:20 酒井雄二「北山先輩、講堂に言ったんじゃ?」
09/01 21:21 北山陽一「そんなことはどうでもいいじゃない?」
09/01 21:22 酒井雄二「どうでもって;」
09/01 21:23 北山陽一「ていうのは、うそで真理を探しにきたんだよ。」
09/01 21:24 酒井雄二「どうかしたんですか?」
09/01 21:26 北山陽一「あいつ、一番最初に演奏しなくちゃいけないのに、どこにもいないんだよ。」
09/01 21:27 酒井雄二「それは・・・まずいですね。一緒に探しましょうか?」
09/01 21:30 北山陽一「頼むよ・・。」
09/01 21:33 酒井雄二「じゃぁ、俺向こう探してきます」
09/01 21:34 ト書き「そのころ真理は、ピアノが置いてある教室で熟睡していた。」
09/01 21:37 北山陽一「真理?何だ寝てるのか………」
09/01 21:38 佐々木真里「あ、陽一君・・・。ハァハァ・・・。何か胸が苦しいの・・・。」
09/01 21:39 北山陽一「どうした?!」
09/01 21:40 佐々木真里「何だか、よくわかんないけど……(その場で倒れてしまう)」
09/01 21:44 北山陽一「真理?!おい!」
09/01 21:47 酒井雄二「救急車呼びますね!!!」
09/01 21:59 北山陽一「あぁ、頼むよ。」
09/01 22:02 ト書き「北山は心配そうに真理の手を強く握っていた。」
09/01 22:19 北山陽一「真里…真里……っ。」
09/01 22:23 ト書き「数分後、戻ってくる酒井」
09/01 22:26 酒井雄二「電話しました!数十分後、来るそうです。」
09/01 22:48 北山陽一「あ、ありがとう。」
09/01 23:01 酒井雄二「何があったんですか!?」
09/01 23:02 北山陽一「見てのとおり、突然倒れたんだよ。」
09/01 23:04 酒井雄二「大丈夫ですか?真里先輩!」
09/01 23:05 北山陽一「救急車が来るまで待つしかないんだな!」
09/01 23:06 酒井雄二「・・・・・・・・そうですね・・・・」
09/01 23:08 ト書き「数十分後、救急車が到着した。」
09/01 23:09 北山陽一「酒井!俺、真理に付き添っとくから、みんなに言っといてくれないか?」
09/01 23:15 酒井雄二「あっ、はい・・・・。」
09/01 23:19 ト書き「北山は、真理に付き添って救急車に乗っていった。」
09/01 23:25 佐々木真里「ダメ・・・陽一くんは今日のステージにたたなきゃダメ・・・私の事なんてどうでもいいから・・・」
09/01 23:27 北山陽一「何言ってるんだ、こんな時に!」
09/01 23:28 佐々木真里「だって・・・もう迷惑かけたくない・・・私いっつも陽一くんに迷惑かけてばっか・・・」
09/01 23:32 北山陽一「莫迦!…チャンスは何時だってある。でも、真里の…お前の命は一個しかないんだ…。迷惑だなんて思うな!」
09/01 23:34 佐々木真里「陽一くん・・・ありがと。(にこっ)やさしいね。」
09/01 23:36 北山陽一「い…いや、おまえのためだから。俺、おまえの事、大事だから。」
09/01 23:37 佐々木真里「え?どういうこと・・・?(首を傾げる)」
09/01 23:43 一般人(男)「(救急隊員)うぉっほん!んー…最近喉の調子が…」
09/01 23:45 ト書き「ぎくり、と身体と表情を強張らせる北山。」
09/02 00:03 北山陽一「彼女を宜しくお願いします。」
09/02 00:12 ナレーション「そして搬送されていったのです・・・。」
09/02 00:19 酒井雄二「(真里先輩も体弱いのかな?北山先輩と同じ位心配だ…。)」
09/02 00:22 安岡優「あれ?陽一と真里ちゃんは?」
09/02 00:25 酒井雄二「今、救急車で…。」
09/02 00:47 安岡優「えっ、けがしたの?陽一が?真里ちゃんが?」
09/02 00:51 酒井雄二「真里先輩です。北山先輩は付き添いで・・・・・」
09/02 00:54 安岡優「そっか〜…大変だなぁ……。」
09/02 00:55 酒井雄二「北山先輩はともかく、真里先輩も体弱いのですか?」
09/02 00:57 安岡優「う〜ん…そんなんじゃないと思ってたけど。…やっぱオンナノコだし…。」
09/02 00:59 酒井雄二「 ? 女性の方が身体は丈夫に出来ているというハナシは聴きますが。」
09/02 01:02 安岡優「ははは。大丈夫だよ、真里ちゃんは。あれっ?陽一戻ってきた。」
09/02 01:05 北山陽一「はぁ…はぁ……ぅうっ…。」
09/02 01:07 酒井雄二「…北山先輩!まさか、病院から走ってきたんじゃ…」
09/02 01:10 北山陽一「…まぁね。目と鼻の先にあるから、楽だと思ってたけど…学校の広さは予想外だったな…」
09/02 01:11 安岡優「真里ちゃんに帰れって言われたんだろ?」
09/02 01:13 北山陽一「うっ・・・・」
09/02 01:14 酒井雄二「…身体の方、大丈夫なんですか?」
09/02 01:14 北山陽一「どっち?俺の?それとも佐々木さんの?」
09/02 01:15 酒井雄二「二人ともです!」
09/02 01:19 安岡優「北山はね…確かに身体弱いんだけど。…原因はね……飯喰わないからなんだよ」
09/02 01:20 酒井雄二「はいぃ!?」
09/02 01:21 安岡優「こいつ、だからこんな細いんだよ。」
09/02 01:23 北山陽一「いや、俺の場合喰っても中々太れないから…」
09/02 01:24 酒井雄二「はあ…。(この前は深刻そうだったのに…。)」
09/02 01:25 安岡優「寝不足に、栄養摂取が不相応…不健康だろ?。それに精神的疲労も加わったら、そりゃあ人間倒れない方がおかしいって。」
09/02 01:26 酒井雄二「そうなんですか…。いや、それじゃあ真里さんは?」
09/02 01:28 北山陽一「…まだ検査結果出てないんだけど。」
09/02 01:38 酒井雄二「たいした事無ければ良いのですが・・・」
09/02 02:07 ト書き「そう呟き、肩を落とす酒井の背中を、北山は安心させるように優しく叩いた。」
09/02 02:13 北山陽一「大丈夫・・・」
09/02 02:29 ト書き「そこに検査結果を伝えに先生が来ました」
09/02 02:34 安岡優「……伝えてくれって、言ってたの?陽一…」
09/02 03:19 北山陽一「え?言ってないはずけど・・・」
09/02 04:42 一般人(男)「医者>佐々木さんのほうはしばらく安静ということで何日かいてもらったほうがいいかもしれません。それと北山さんちょっとお話が・・・」
09/02 06:22 北山陽一「えっ?オレ??」
09/02 07:35 一般人(男)「はい。ちょっとあちらの部屋に来てもらえますか。」
09/02 07:47 北山陽一「はあ・・・・・」
09/02 08:15 安岡優「・・・・・・」
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