-ゴスドラマ過去ログ:21401-21500-
09/04 01:11 ト書き「素早く病室から出る黒沢」
09/04 01:13 佐々木真里「ほんと・・こわか・・った、でも二人が助けてくれたの・・・」
09/04 01:15 北山陽一「(俺1人じゃないんだ・・・)」
09/04 01:15 村上てつや「だ…だいじょうぶだって。俺…等がついてるし!」
09/04 01:17 佐々木真里「……うん。ホントにありがとう。」
09/04 01:19 一般人(女)「(看護婦)北山さんて言う方おりますか?お電話がかかってきたんですけど。」
09/04 01:21 北山陽一「…ちょっと行って来ますね。(それにしても…おりますかって、なんで微妙に大阪弁なんだよこの看護婦)」
09/04 01:21 村上てつや「ああ・・・。」
09/04 01:22 一般人(女)「悪かったわね、大阪人なのよ!」
09/04 01:24 佐々木真里「…うっ…てっちゃん、1人にしないで……おねがい。」
09/04 01:25 村上てつや「・・・・・・・楽譜、のことなのか?」
09/04 01:26 佐々木真里「もう、よくわかんないよ。」
09/04 01:27 村上てつや「…大丈夫、俺は何処にも行かねぇよ、何処にも…。」
09/04 01:27 佐々木真里「楽譜・・・・・・どこ・・・?」
09/04 01:28 村上てつや「それは、また探してやるよ。」
09/04 01:29 佐々木真里「大切な大切な楽譜なの・・・・」
09/04 01:30 村上てつや「わかったから、もう寝ろ!」
09/04 01:31 佐々木真里「お願いよ・・・お・・ねが・・・・・」
09/04 01:33 村上てつや「大丈夫。俺が見つけるから。安心しな」
09/04 01:33 佐々木真里「うん・・・てっちゃん・・・」
09/04 01:34 ナレーション「そういうと真里は安心したように眠った」
09/04 01:35 村上てつや「真理、俺が守ってやるからな。」
09/04 01:36 ト書き「そう言うと、眠っている真理に口づける村上。」
09/04 01:38 ナレーション「あああああ〜〜〜!!村上さ〜〜ん☆☆」
09/04 01:39 村上てつや「うるさい!止められなかったんだよ!」
09/04 01:42 ナレーション「知りませんよ〜〜〜〜!!!!」
09/04 01:42 村上てつや「お前はもう消えろ!」
09/04 01:45 ナレーション「え」
09/04 01:46 村上てつや「俺だってわかってるから、大丈夫だよ!」
09/04 02:40 ト書き「真剣な眼差しで真里を見つめる村上」
09/04 02:42 村上てつや「泣かないでくれよ・・・・・・・。」
09/04 02:56 ナレーション「しばらく下を向いていた村上はふと顔を上げ、微笑んだ。」
09/04 03:01 村上てつや「うん!俺は村上てつやだ!よし、もう大丈夫。俺ってかっこいいじゃん?ちゃ〜んと好きなやつの幸せ願えるなんて〜♪・・・それでいんだからさ。がんばれよ、真理。」
09/04 03:21 ト書き「髪に手を持っていき、ぐしゃ、と掴む村上」
09/04 03:54 北山陽一「ただいま〜〜〜、真里?寝たんだ。」
09/04 03:55 村上てつや「ああ、落ち着いてナ・・・。」
09/04 04:24 ナレーション「珍しく(爆)まじめな顔になる村上」
09/04 05:05 北山陽一「てつ・・・。俺言わなきゃいけない事がある。」
09/04 05:29 村上てつや「なんだよ、急に」
09/04 05:52 北山陽一「俺はテツの事も好きだから、だからやっぱりちゃんと言っておきたいんだ・・・俺は真理が好きだ。」
09/04 06:35 村上てつや「・・・んなこととっくに知ってるよ・・・」
09/04 07:08 北山陽一「てつもそうなんだろ?」
09/04 07:23 村上てつや「……いや。」
09/04 07:24 北山陽一「え?」
09/04 09:08 ト書き「北山に表情を見られないように、後ろを向く村上」
09/04 09:13 北山陽一「本当は、真理の事好きなんだろ?なぁ・・・。」
09/04 09:14 村上てつや「いや、俺は…。俺は友達としてしか見てなかったよ。」
09/04 09:18 効果音「でも、さっき、真理さんにチューしてたじゃないですか!村上さん!見てましたよ!(笑)」
09/04 09:18 ナレーション「効果音じゃないですね、ナレーションですね、スイマセン・・・。」
09/04 09:52 村上てつや「否定はしねーよ!ナレさん・・・、でも、ホントに友達としてしかみてねーから・・・北山・・・。」
09/04 11:58 北山陽一「…(複雑な表情)……。」
09/04 12:12 ト書き「ナニかしら、自分の中で整理を付けようとしているようだったが、如何せん北山の頭の回転は鈍っているようだ」
09/04 12:26 村上てつや「あ……なぁ、さっきの電話って…?」
09/04 12:27 ト書き「遠慮がちに尋ねる村上へ、北山は頭を軽く振って二、三度瞬きをして答えた。」
09/04 12:29 北山陽一「俺の書いた楽譜が…コピってたヤスの分なんだけど…誰かに持ってかれたって。」
09/04 12:30 村上てつや「…っ!?……おい、それって…」
09/04 12:32 北山陽一「後ろ姿は先生だったみたいだから。保管室か教員室に持って行ったんだと思ったんだけど…」
09/04 12:35 村上てつや「そいつ…もしかしたら……真里の楽譜持っていった奴と、同一犯かもしんねーな…」
09/04 12:36 北山陽一「…?……なに、それ……」
09/04 12:38 村上てつや「あ?お前…知らねーのか?」
09/04 12:39 北山陽一「知るも何も…学校の中の噂とか。俺、科じゃあハブにされてるから入ってくるの遅いんだよ。」
09/04 12:41 村上てつや「仕方ねぇ奴もいるんだな…この年にもなって。…んじゃ、俺が知ってる分だけど……」
09/04 12:45 ト書き「寝ている真里女史を起こさぬように、小声で説明をする。…少し前から、卒業者の楽譜が持ち出されている事。最近保管室から楽譜が消えている事。そして真里女史の楽譜も消えた事。」
09/04 13:30 村上てつや「…ま、こんなトコかな。俺より詳しい奴はもっといるだろうけど…いまいち信憑性に欠けるし。」
09/04 13:57 北山陽一「そっか・・・・。」
09/04 14:20 村上てつや「真里の楽譜だけでも見つけてぇんだけどな。」
09/04 15:21 北山陽一「そうですね。」
09/04 15:43 ナレーション「果たして、見つかるんでしょうか?北山さん、村上さん・・・。」
09/04 15:46 村上てつや「さて・・・っと」
09/04 15:50 北山陽一「何処にいくんだ?」
09/04 15:59 村上てつや「ベッドかりてくるよ。付き添い用のな。」
09/04 16:00 黒沢カオル「じゃあ俺、黒沢呼んできますね」
09/04 16:02 ナレーション「スイマセン。↑北山さんの台詞です」
09/04 16:03 北山陽一「(気を取り直して)じゃあ俺、黒沢呼んできますね」
09/04 16:05 黒沢カオル「こんばんみ」
09/04 16:07 村上てつや「…クロサワ…こんばんみって…」
09/04 16:08 黒沢カオル「えっ?なんか俺、おかしかった?ん?(笑)」
09/04 16:58 村上てつや「まっ、気をとりなおして。」
09/04 17:22 北山陽一「はぁ…。<前髪雑にかきあげながら」
09/04 17:40 黒沢カオル「どうしたの?」
09/04 17:41 北山陽一「ちょっとね・・・・。」
09/04 17:43 村上てつや「…明日、ガッコ行ったら…俺からもそれとなくカマかけてみるから。心配すんなって。」
09/04 17:44 北山陽一「でも、俺、あんまり先生と親しいって訳じゃないし…。」
09/04 17:45 村上てつや「俺、『総理』と仲良いぜ?この前も、録音機材運んでやったら、教員室で茶ぁ奢ってくれたしな。」
09/04 17:46 黒沢カオル「そ…うり?って誰…?」
09/04 17:48 北山陽一「板垣教授の事だよ。字は違うけど、フルネームは『イタガキタイスケ』だから。」
09/04 17:51 村上てつや「もうそろそろ、定年だっつってたな。…総理も」
09/04 17:58 黒沢カオル「はあ・・・、おじいちゃんなんですねえ。」
09/04 18:00 北山陽一「はい、そうなんですよ。」
09/04 18:13 村上てつや「(…なんで黒沢が居るとここまで和むんだ…(- -;))」
09/04 18:17 北山陽一「今日はもう寝ましょうか?」
09/04 18:18 ト書き「その時、病室から……」
09/04 18:19 佐々木真里「……てっちゃん!どこに行ったの?!1人にしないでよぉ〜!(泣)」
09/04 18:40 村上てつや「ん??」
09/04 18:46 北山陽一「真里俺は?」
09/04 18:48 黒沢カオル「…北山先輩は…バイトで帰ったと思ってるんでしょ。」
09/04 18:50 村上てつや「真理、俺はここにいるぞ!安心しろ!」
09/04 18:51 佐々木真里「1人にしないでって言ったじゃない!てっちゃんのバカ!」
09/04 18:51 村上てつや「えっ?」
09/04 18:54 ト書き「村上の服をつかみ涙を流しながら言う真理であった。」
[TOP|NEXT|BACK]