-ゴスドラマ過去ログ:1-100-
ナレーション「ゴスドラマリニューアルオープンです。今までの展開は過去ログを参照の上でお願いします。」
ト書き「なお、連続投稿に関して若干の規制を加えさせていただきました。ご了承ください。」
北山陽一「色々とすいません。」
安岡優「ただいま!!」
村上てつや「ふぅ…お疲れさま。 茶でも呑んで、一息つくかい。」
ト書き「そこにすかさず梅こぶ茶が差し出される。」
北山陽一「ありがとうございます」
酒井雄二「やっぱり黒澤は料理系うまいなぁ〜。このお茶も丁度いいあんばいだよ☆」
黒沢カオル「これからどうするんだろ?」
北山陽一「確か…俺が真里さん追っかけるシーンだったような。」
安岡優「そうだったねぇ」
村上てつや「んじゃ、ちゃきちゃき行ってこい。俺らはここで出番来るまで梅こぶ茶すすってるから」
北山陽一「え…皆…、ずるいよ」
村上てつや「ずるくないっ!」
北山陽一「俺だってお茶飲みたい!」
村上てつや「だめっ!!」
黒沢カオル「いってらっしゃい!」
酒井雄二「よし!今日はキャンプにいくぞ!」
安岡優「雄二の様子がおかしいよ!」
村上てつや「それはいつものこと!ほら、ドラマ始めんぞ!!」
安岡優「はあーい。」
北山陽一「どこからだっけ?」
村上てつや「だから、お前が真里さんを追いかけるシーンだろ!?」
北山陽一「じゃあ、いきます!真理さん、待って下さい!!」
ト書き「大声で叫ぶ北山」
佐々木真里「だからどこにも行かないわよ。」
北山陽一「良かった・・。」
ト書き「安心する北山・・・。」
佐々木真里「ねぇ、いつまで見張ってるつもり?私すこし眠りたいんだけど。」
北山陽一「あの……俺、お前のこと………ずっと、好きだったんだよ!」
佐々木真里「えっ?」
北山陽一「だから…あの……」
佐々木真里「え・・・・?」
ナレーション「頑張れ!北山さん!」
北山陽一「真里のさ、」
ナレーション「なに、なに??」
ト書き「そういって北山が真理を引き寄せ抱きしめる」
佐々木真里「ちょっと・・・・。北山君・・・?」
北山陽一「俺さ・・・」
佐々木真里「なに?」
ト書き「さらに強く抱きしめる北山」
北山陽一「(…気付けよ、な)」
佐々木真里「その顔・・・・何か訴えてる?(ちょっとドキドキするかも・・。)」
ト書き「二人の間に沈黙が流れる…。」
佐々木真里「ねぇ北山君・・・」
北山陽一「なんですか?」
佐々木真里「なにかはっきり言って・・・。」
北山陽一「俺と付き合ってくれないかな・・・・?」
佐々木真里「え!!?」
北山陽一「ダメ・・・かな?」
佐々木真里「ううん・・・・うれしい・・・・・本当に私でいいの?」
北山陽一「…ああ。」
佐々木真里「ほんとに私でいいの?後悔しない???」
北山陽一「後悔なんてするわけないじゃん!」
ト書き「そんな二人の様子を、村上と黒沢は複雑な表情で影から見守っていた。」
村上てつや「・・・・・そうか・・・」
黒沢カオル「いいんですか?あれで・・・。」
村上てつや「よくねぇよ・・・・よくねぇけど・・・・。」
黒沢カオル「真里先輩の気持ちですか・・・?」
北山陽一「…!(うっ!こんなときにまた発作が!)」
効果音「ガッターン」
佐々木真里「北山くん?!」
村上てつや「北山っ!?」
黒沢カオル「北山先輩!!」
村上てつや「しっかりしろよ!」
佐々木真里「あ…貴方達……何時からいたの!?」
村上てつや「それより救急車だ!」
黒沢カオル「ここ病院です!村上先輩! 慌てないで下さい!」
村上てつや「うっ、そうか。あまりのパニックで忘れてた。」
北山陽一「だ、大丈夫だよ・・・くっ・・・。」
佐々木真里「あ、あたし先生呼んでくるっ!」
黒沢カオル「先輩!!」
田辺恵二「ど、どうかしましたかっ!!」
村上てつや「北山がまた倒れたんだよ!いつもの発作ぽいんだ・・・。」
黒沢カオル「は、鼻から血が!!!!」
北山陽一「だ・・・い・・じょ・・う(バタッ)」
酒井雄二「おおぅ!!鼻血は俺の専売特許!!」
村上てつや「んなこと言ってる場合かよ!」
佐々木真里「みんな、先生が来てくれたわよ!」
黒沢カオル「先輩!大丈夫ですか?」
村上てつや「しっかりしろ!北山!!」
ト書き「北山の様子を見た医者は周囲の看護婦に指示を出す」
一般人(男)「(医者)すぐに処置室に運んで止血を!」
一般人(女)「(看護婦)はい!」
ナレーション「止血って鼻血をですか?」
黒沢カオル「鼻血をバカにしてはいけない。。」
ナレーション「その根拠は?」
黒沢カオル「そんな事はどうでもいい!」
佐々木真里「大丈夫なのかな〜・・・・・。」
酒井雄二「大丈夫なのか?」
村上てつや「大丈夫じゃなかったら承知しねぇぞ!」
一般人(男)「(医者)はぁ〜い、だいじょーぶですよ!!」
佐々木真里「本当ですか、先生?わたし・・・北山君が死んじゃったらどうしよう・・・。」
村上てつや「大丈夫だって!!」
黒沢カオル「そうだよ、弱気なこと言っちゃダメだよ。絶対北山先輩は死なないよ!!!」
佐々木真里「…うん、そうよね。」
ト書き「真里はそういいながらも泣き出した。」
佐々木真里「もー北山君がどうかなっちゃったら私どうしたらいいの(泣)。」
村上てつや「真理・・・(本当に北山のこと好きなんだな・・・俺はどうすりゃあいいんだ?)」
黒沢カオル「・・・・・・・。」
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