-ゴスドラマ過去ログ:101-200-
村上てつや「大丈夫だ、絶対大丈夫だから・・・泣くなよ。」
黒沢カオル「(先輩・・・。)」
佐々木真里「うん///」
黒沢カオル「あの・・・真里先輩・・・」
ト書き「黒沢は、真剣な表情で真里をみた。」
黒沢カオル「ちょっとお話したい事が・・・・・・・・・」
佐々木真里「えっ?何?どうしたの、いきなり真剣な顔になっちゃって・・・。」
黒沢カオル「あの、・・・僕・・・。」
佐々木真里「なに?」
黒沢カオル「えっとぉ・・・」
一般人(男)「(医者)すいません。え〜〜〜〜っと・・・・北山さんの知り合いのお方ですか?」
村上てつや「はっはいそうですけど・・・北山に何か?!」
佐々木真里「先生、北山くんに何かあったんですか?!」
一般人(男)「二人して攻めよやらないでください(汗)」
村上てつや「de?」
佐々木真里「北山くんは!?」
一般人(男)「じ、実は・・・、毎日の無理がたたって身体はもう限界に近づいています。すぐ手術をしなければ!!」
効果音「がちゃ・・・(ドアの開く音)」
黒沢カオル「ぁっ……」
村上てつや「誰だ・・・?」
ナレーション「そこに手術台に乗せられた北山が出てきました。」
一般人(男)「実は今輸血用の血が足りないのです。誰かこの患者さんに血を分けてくれる方はいらっしゃいませんか?」
村上てつや「北山は・・・A型!!」
酒井雄二「この中にA型の方はいらっしゃいますか?それからバーガー3個食べられる方は・・・」
村上てつや「ふざけてる場合じゃないんだっ!!黒沢っ!」
黒沢カオル「えっ?何?」
村上てつや「altu」
黒沢カオル「あっ、俺、A型だった!」
一般人(男)「この患者さんに血液を分けてくれますか?」
黒沢カオル「はい!北山先輩を助けられるなら・・・・協力します!!」
一般人(男)「じゃあ、私と一緒に来てください。」
黒沢カオル「じゃぁ、僕行ってきます!!(礼)」
佐々木真里「北山君・・・・・・・う〜〜・・・死んじゃぁやだよぉ〜〜(号泣)」
ト書き「この状態に耐えられなくなった真理はその場から逃げ出した。そして、それを追いかける村上。」
村上てつや「っ…真里!」
ト書き「真里女史は腕を捕まれ、振り解こうとして壁に押し付けられた」
佐々木真里「うっ・・・・・(泣き崩れる)」
村上てつや「真里っ!!俺もお前と同じ気持ちなんだ!北山は死なない!!これだけを思ってる・・・。」
安岡優「そうだよ・・・陽一は死なないよ。こんなことで死ぬわけがないんだ!!」
佐々木真里「うん、そうだよね、2人ともありがとう(微笑)」
村上てつや「よし、気を取り直して戻るか!」
黒沢カオル「ふ〜〜なんとか終わったよ。だけど、先輩はまだ・・・」
一般人(男)「黒沢さん!!足りません!!来て下さい!」
黒沢カオル「はい!」
村上てつや「(絶対助かれよ、北山・・・)」
安岡優「(てつ…ううん、今は陽一が…助かって…!)」
黒沢カオル「終わったよ。(やっべー、ちょっと貧血っぽい・・・)」
酒井雄二「…誰か手術同意書にサインしたんですか…? 普通、勝手に手術出来ない事になってるんですがね…。」
村上てつや「・・・・なんだって!?」
黒沢カオル「・・たしかに・・・・誰なんですか?・・・先輩・・・・(ふらつく)」
酒井雄二「それに、輸血用血液とかも…万が一の事を考えて、書類にサインしなきゃならないんですが…。誰か書いた人いるんですか?俺、さっきから居ましたけど…誰も書いてませんよね…?」
黒沢カオル「う〜〜ん・・・・・どうなんだろ〜??・・・・(ふらっと倒れる)」
佐々木真里「黒沢君!!」
黒沢カオル「大丈夫・・・ですよ・・・(途切れ途切れ)」
村上てつや「無理するな!」
黒沢カオル「俺のことはどうでもいいから・・・」
酒井雄二「もしかしてこの病院、何かあくどいことを影でしてるかもしれませんよ!そうすると、北山さんが危ない!!」
佐々木真里「えぇ?!北山くん!!!(再び泣き出す)」
村上てつや「真里、しっかりしろ!!」
安岡優「酒井、それが本当だったら・・・ほんとにやばいんじゃない?」
佐々木真里「北山く〜ん、死んじゃいやだあ〜〜〜!!(号泣)」
安岡優「どんな手術されてるんだろう・・・。一体北山はどこが悪かったんだろう・・・。」
村上てつや「北山は、死なない!」
佐々木真里「てっちゃん・・・」
ト書き「それから10分後・・・」
小林社長「やあ、君達」
村上てつや「だれだ?」
安岡優「あ、あなたはあの時の!!」
酒井雄二「その前にき」
村上てつや「どうした!?」
安岡優「あの、あなたはなんでここにいるんですか?」
佐々木真里「あっ!パパ」
ゴスペラーズ「(<北山以外)パ・・・・・・パパ〜!?」
小林社長「はっはっは…どうも、娘がいつもお世話になってます」
安岡優「あっ・・・いえいえ・・・こちらこそお世話になっております。・・・」
小林社長「いやいや。笑っている場合ではありませんな。失礼。」
佐々木真里「でもなんでパパここにいるの?」
小林社長「いや、ちょっとな。」
村上てつや「まさか、北山のことで何か知ってるんじゃ・・・?(戦闘モード)」
安岡優「ちょっと、てっちゃん失礼だよ・・・すいませんねぇ。でも本当になにか知ってるんじゃないんですか?(なにかたくらんでいるような笑い)」
酒井雄二「か、鍵のこと・・・(はっとして口ごもる)」
村上てつや「酒井、なんか言ったか?!」
安岡優「酒井!!」
酒井雄二「すみませんっ!!勘弁してください!!」
ト書き「頭を抱えて走り去る酒井。」
村上てつや「おいっ!酒井っ!どこへ行くのかぁ〜!!」
安岡優「さ〜か〜いぃ〜〜〜!!!どこいくんだよ〜〜!!?」
酒井雄二「きゃあ〜〜〜!!来ないで下さい〜・・・。俺は言ってはいけないことを言ってしまったんです〜!!」
村上てつや「なんだあいつ・・・」
安岡優「(小林社長に)あなたの知っていることと、酒井が逃げたこととは関係があるんですかね(にやり)」
小林社長「ぎくっ」
村上てつや「なにか知ってるな!言え!!」
小林社長「いやだよ〜ん」
村上てつや「言え!!」
ト書き「叫びながら小林社長は走り去った。」
安岡優「ってかさ、鼻血で輸血する?黒沢演技してない?何か隠してるでしょ…陽一の親友として俺、許さないよ…!」
一般人(男)「(先生登場)ただの鼻血じゃありませんよ、北山さんのは。」
安岡優「陽一に会わせて下さい!!早く陽一の顔が見たいんだ!!」
ト書き「すると、奥から陽一がゆっくりと歩いて来た。」
北山陽一「大丈夫だよ、ヤス。それより真里に聞きたいことがあるんだ。(ゼェゼェ)」
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