-ゴスドラマ過去ログ:3301-3400-
黒沢カオル「大丈夫ですよ。みんないますし」
佐々木真里「なんか・・みんなに迷惑かけっぱなしだな・・。ゴメンね・・」
効果音「(着メロ・永遠に)♪チャンチャンチャチャ〜ン...♪」
酒井雄二「あっ!すみません・・・(なんでこんな時に・・)はい。ん?どうした?彼氏に・・・そうかぁ。ちょっと今俺病院に入院中だから・・ゴメン。じゃぁ、今度お店きてね。バイバイ。」
ト書き「酒井雄二は寝言で黒沢薫の台詞をとってしまいました。みなさん、気にしないように。」
黒沢カオル「真理さん迷惑だなんて思わないでください。ゆっくり休んでください。」
佐々木真里「電話……いつも相談に来てる女の子?」
黒沢カオル「その子とは、また別の昔相談してきた女性ですよ。」
佐々木真里「ふぅ〜ん・・・・・(なんとなく、やきもちをやく)」
安岡優「(あっ、真里さんやきもちやいてるぅ〜!!←起きてるし・・・)」
村上てつや「///////」
酒井雄二「....」
黒沢カオル「(安岡にむかって)君は、もう少し寝てなさい。」
安岡優「はいはい、お邪魔虫ね。じゃおやすみぃ黒ぽん・・・。」
佐々木真里「ねぇ黒沢君、その人はどんな相談してきたの?黒沢君がよかったらおしえてくれる?」
黒沢カオル「いくら真里さんのお願いでもそれはダメです・・・。ほかの誰かに話してしまうとその子にとてもしつれいです。」
佐々木真里「ごめんなさい。私、そんなつもりで言ったんじゃ…。(涙)」
村上てつや「あーあ!黒沢泣かせちゃった!!いっけないんだー。女の子にはもっとやさしくだじょー・・・。(←寝ぼけてる・・・。)」
黒沢カオル「ごめんね、真里さん。ちょっと言いすぎたかも。」
ト書き「謝っても泣きやまない真里に、優しい顔で黒沢は、真里の頭をなでた」
佐々木真里「黒沢君?・・・・・・・・・・ゴメン・・・(抱きつく)・・・ゴメンね・・・。ホントに・・・ヒックヒック・・・(泣)」
黒沢カオル「えっ、あっ、はい……  真、里さん?あ、……(/////)」
BGM「(愛してる〜って最近♪)」
ト書き「黒沢は真理の涙を拭い取り優しく真理にくちづけた。」
佐々木真里「・・・んっ・・・・・黒沢君?ちょっ・・・離して・・・・・。」
黒沢カオル「あ・・・・なにやってんだ俺・・・す、すみません、忘れてください!」
佐々木真里「う・ううん・・いいの・・」
黒沢カオル「ほんとごめん!俺、どうかしてたわ」
佐々木真里「気にしないで…。」
黒沢カオル「いや・・・俺・」
佐々木真里「ホントに気にしないで・・・ねv」
黒沢カオル「・・・・・・・・・・・・・(やべぇ〜・・・よしっ!!こうなったら!!)・・・・あの、真里さん、前にも言ったと思うのですが・・・・俺っ、真里さんの事、マジで好きです!!あの、それで、真里さんが好きなのは俺じゃないのは知ってます。でも、俺、まってます!!」
効果音「ギュ」
佐々木真里「うん・・・ありがと・・・」
黒沢カオル「すみませんでした。真里さんも、もう休んでください・・・。・・・俺は・・・・。いえ、なんでもないです。」
佐々木真里「・・・?ありがとう。お休みなさい。」
ナレーション「真里が目を閉じるのを確認し、黒沢は部屋から出た。」
安岡優「黒ぽん……」
黒沢カオル「ヤス・・・。起きてたんだ・・・。俺だめだよ。臆病っていうかさぁ・・・。自分の事なのに時々よくわからなくなるときがある。ヤスやてつみたいに、もっとしっかりできたらいいのに・・・。」
安岡優「そんなことないよ。黒ぽんはしっかりしてるよ。…俺よりかは絶対に……」
黒沢カオル「ヤス・・・」
安岡優「俺は……俺があの時もっと………」
BGM「あたらしい世界♪」
黒沢カオル「ヤス?」
安岡優「・・・ううん。なんでもない。俺、もう寝るよ。おやすみなさい・・・。」
黒沢カオル「・・・・・?おやすみ、ヤス・・・・・(屋上へ)」
ゴスペラーズ「(北山)あっ!黒沢さん来ました!やっぱり・・・。 (村上)えっ!黒沢来たのか?俺達さ」
村上てつや「・・・って話を中断させるなぁ〜!俺達、店の片づけ終わって病院行ったらさぁ、黒沢と真里が抱き合ってるから病室入りにくかったんだよね、だから屋上に来たわけ!・・・・でも黒沢、何で屋上に来たんだ?真里にふられたのかぁ?」
黒沢カオル「てっちゃん、俺もう自分がよくわかんないよ。俺さ真理さんにキスしたんだ…なんか真理さんの顔見てたらしたくなって……もう嫌われたかもしれない。」
ナレーション「と言って黒沢はうつむく。」
北山陽一「黒ぽん・・・・大丈夫ですよ!」
村上てつや「黒沢、…それ優みてたか?」
黒沢カオル「えっ!?なんで!?(←どんかん・・・)」
北山陽一「なんでって黒ポンわからないんですか?」
黒沢カオル「うん・・・わからない、・・・」
村上てつや「さすが、黒沢だなぁ。分からないなんて。」
北山陽一「うんうん。わかるでしょ、普通の人間なら。(天然をのぞいてね。)」
黒沢カオル「なんだよぉ〜。教えろよぉ〜!!」
村上てつや「お〜ま〜え〜な〜。優はなぁ、好きなんだよ!マリを!」
黒沢カオル「えっっっっ・・・・・。だって、今までそんなそぶりなくなかったよねぇ??」
村上てつや「まぁ、俺もビックリしたけどな!」
北山陽一「それでヤスはどんな様子でした?」
黒沢カオル「てっちゃん・・・?『も』って何・・・?・・・ヤスの様子は、何か、悲しい感じだった・・・俺から見ても、ヤス自身から見ても・・・。・・・やっぱり俺悪いことしちゃったのかな・・・?ヤスに嫌われちゃったり・・・(目に涙を浮かべ無理に笑おうとする)」
北山陽一「(黒沢の頬をひねる)・・・痛いでしょ?がまんすることない・・・今のうちに泣きな?(黒沢を抱く)」
黒沢カオル「しくしく・・・・・・(泣)」
ト書き「優しく黒沢をなだめる北山」
村上てつや「お〜い・・なくなよ・・・泣いても仕方ないだろう・・・な?」
黒沢カオル「う…うん。(涙)」
ト書き「一方真理の病室では、いまだ熟睡中の酒井、そして黒沢のことが気がかりで眠れなくなっている真理を真剣な顔で見つめている安岡がいた。」
安岡優「真理さん眠れないの?」
佐々木真里「あ・・・。うん。あなたこそどうしたの?」
安岡優「いえ・・・。ほんと、みんないい奴ですよねぇ・・・。なにいってんだろ俺・・・。」
佐々木真里「どうしたの・・・?」
安岡優「真里さん・・・。あなたは黒ぽんのことどう思っていますか?」
佐々木真里「えっ?“どう”って、何で聞くの?そんなこと…。」
安岡優「い、いえ・・・。なんとなく・・・。」
佐々木真里「ふぅ〜ん、黒沢君のことねぇ〜。前は全然なんとも思ってなかったけど、だんだん惹かれていっている気がするの。」
安岡優「真理さん・・・。黒ぽんは本気で真里さんのこと思ってるんです。だから、本気で答えてやってくださいね・・・。(はは・・・なにいってんだろ俺・・・)」
佐々木真里「安岡君、さっきからちょっと変だよ。なにかあった?」
安岡優「な・・・なんでもないです。なんでも・・・(ふと涙がにじむ)」
ト書き「安岡は少し涙ぐみながら黙って真理を抱きよせた。」
佐々木真里「や・・・安岡君・・・?」
安岡優「ゴメンなさい・・・真里さん、俺は黒ポンの為になりたいんだ・・・(真里から離れる)」
佐々木真里「・・・?・・・安岡君、ゴメンね。私、黒沢君の所に行ってくる!!」
安岡優「・・・。(いいんだ・・・。これでいいんだ。自分が望んだことなんだから。黒ぽん・・・真理さん・・・どうか幸せに・・・)」
村上てつや「優・・・。お前、素直になっていいんだぞ・・・。後悔するようなことするなよ・・・?(いつのまにか近くにいた)」
安岡優「・・・てっ・・ちゃん・・・(泣き出す)。」
村上てつや「まぁ、気が済むまで泣きな・・・」
ナレーション「そのころ真里は……」
佐々木真里「(屋上へ行き)黒沢君!!」
黒沢カオル「へ?」
北山陽一「あれ?真理さん…。(ん?なんか俺お邪魔みたいだな)それじゃ俺、病室に戻るから2人で話して。(笑顔で屋上を出て行く)」
黒沢カオル「あ・・・。(下を向く)真里さん。ごめんなさい・・・・。俺、俺・・・でも、真里さんのことが大好きです!」
佐々木真里「あの・・・黒沢君?・・・わ、私も・・・・・黒沢君のことが好き・・・。(赤面)」
黒沢カオル「えっ?ほんとうですか?」
佐々木真里「…う、うん。ホントだよ。私、自分でも知らないうちに黒沢君に惹かれていたみたいなの。」
黒沢カオル「あのっ・・・1つ聞いていいですか?ヤス・北山さん・てっちゃん・酒井さん達の事・・・どう思いますか??」
佐々木真里「みんな好きよ。仕事仲間だし…。でも黒沢君のことは違う意味で好きだよ。黒沢君は私の言うことが信用できない?私が嘘をついてるみたいに見えるの?(泣)」
村上てつや「いやっ・・・。あの・・・。泣かないで下さい!!すいません。なんか、夢みたいで・・・。信じてますよ(にっこり)」
ナレーション「村上さん、それ黒沢さんの・・・!!村上さんが言うとある意味こわいですね・・・。」
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