-ゴスドラマ過去ログ：5401-5500-
ナレーション「瞬時に人間になった薫を見て驚く一同。」
北山陽一「・・・いってらっしゃい・・・（微笑）石はテツを選んだみたいですね・・・」
佐々木真里「そのようね。薫はてっちゃんと出会う運命にあったのよ、きっと。・・・・私も負けてられないわ！いいパートナーを見つけて、立派な魔法使いになるんだから！」
酒井雄二「おぅっ!!!　その意気は感心ですな!　私も真里に負けない位の魔法使いになりますぞ!!(ガッツポーズを見せる)」
北山陽一「大丈夫。２人なら、きっと立派な魔法使いになれるよ（笑）・・・っと、チョット待って・・・・・？薫、「石が呼んでる」って言ってたよね？まさか・・・魔法集団の所に行くつもりじゃ・・・・・！？（汗）」
酒井雄二「俺達もいきますか？というか北山さんは行った方がよいでしょう？」
北山陽一「ああ・・・いや、でもまいったなあ・・いくら使用方法がわかったにしても、まだ早過ぎる・・・・（汗）とにかく、みんなでテツ達を追いかけよう！」
酒井雄二「はい！！」
村上てつや「おいっ、薫！そんなに引っ張るなって！！」
黒沢カオル「早くっ、早く行かなきゃ！！早く行かなきゃいけない気がするんだ！…呼んでるんだ。…早く行かなきゃ！」
村上てつや「薫、チョット待てって！（汗）なあ、ドコに行くつもりなんだよ？ちゃんと話せって。何も言わずに飛び出して来ちまったけど、陽一達心配してるんじゃねーか？」
黒沢カオル「だって・・・だって呼んでるんだもん！「１番大切な人と来い！」って。僕にはみんな大切だけど、１番手言ったら、テツしゃんしかいないんだもん！！大切な人たちをこれ以上傷つけたくないんだ！テツしゃん、分かってよ！！（そういうとまた走り出す）」
村上てつや「ちょっ・・・！お前に聞こえてる声は信じて良いものなんだよな？！わかったから、落ち着けよ！（黒沢のペースで走り出す）」
黒沢カオル「待って！！石が、石が、こっちに来る・・・・・（目を閉じる）・・・・・・そうか、１人で来たんだ・・・・・自分だけの意志で・・・・・」
村上てつや「石が・・・・？・・・っつ・・！！（なんだ・・・？！あ・・・頭に誰かの思念が・・声がでない・・・。）」
酒井雄二「・・・・・あれ？北山さん、あれ村上さん達じゃないですか？追いつきましたよ！」
平見文生「やっと追いついたぁ(>_<)」
安岡優「うにゃ？！あなた誰っ？！（汗）」
酒井雄二「うわっ！！ひ、光が！？村上さん！！？」
北山陽一「雄二！落ち着いて！…多分、あれは…！」
佐々木真里「うっ・・・。」
酒井雄二「なんつー光・・・！！村上さんの姿がみえない・・・。真理大丈夫か？！今まともに光みただろ？！目、みせてみ？」
村上てつや「（頭に響く声に向かって）・・・・ゴ・ゴチャゴチャうるせーんだよっ！黙って俺のモノになりやがれ！！（叫ぶと同時に、眩い光が村上を包み込む）」
黒沢カオル「テツしゃん・・？！」
効果音「随分乱暴だなこんな奴は初めてだよ（笑）俺は考える石だ。お前が正しい者ならば、俺を使いこなせるようになるだろう。お前が正しくないのならば俺はお前から離れるだろう。お前はまだ未熟だ、頑張って俺を使いこなせるようになれよ？ま、話す機会はそうないんでね、伝えておくよ。」
村上てつや「頭の中で声が・・・」
効果音「誰かの中にいると巧く探せなくてな、やっと見つけたよ新しい宿主を。薫の「大切な人」としかわからなかったが、確かに感じたんだよ・・・お前は薫とパートナーなのか？なるほど・・・運命とはそういうものなのかもしれない。さて、俺のおしゃべりはここらへんにしたいんだが、聞きたいことはあるか？」
村上てつや「なんで、オレを選んだ？・・・薫をこれ以上傷つけたくない。薫を傷つけないためには、オレは何をしたらいい？」
効果音「１つ目の質問は、さぁな知らんよただ「感じた」だけだからな・・・・２つ目はお前にとって薫は「お姫さま」なのか？それともパートナーなのか、そこから考えるべきだと俺は思うぞ。」
村上てつや「（前にも同じ事言われたな・・・・）・・・・わかったありがとう・・・・・これから宜しくな・・・・・」
効果音「ははは。やっぱお前おもしろい奴だな。気に入った。こちらこそ、よろしく！では、また…。」
村上てつや「あれ？それだけかよぉ〜！！おいっ！」
北山陽一「あ、光が収まった…。」
村上てつや「守って、守られるのが、パートナーだよな・・・。」
黒沢カオル「テツしゃん、いったい何があったの…？」
村上てつや「ん？・・・いや。（お姫様かパートナーか・・・）・・・かわいい弟かな・・・！（苦笑）」
黒沢カオル「にゃ？！なに？！なんのこと？！てつしゃん弟いるの・・・？！」
村上てつや「まさか！！（笑って薫の頭をなでる）うーん・・・。なんか違うな・・・。お前さぁ・・・。俺はお前にとって、どういう存在だ？」
黒沢カオル「え・・・。てつしゃん？えっ・・・とね、僕はてつしゃんを・・・」
北山陽一「てつ！！薫！！大丈夫か？！石は・・・？！」
村上てつや「ん？ああ、なんとか収まったよ。みんな怪我とかないよな？」
黒沢カオル「・・・・・・。」
村上てつや「・・・あ、悪い北山。俺ちょっと薫と話があるから、酒井達連れて先いっててくれ・・・。ごめんな！」
北山陽一「・・おお、わかった！それじゃ先行ってるよ！（真理達のところへ走っていく）」
村上てつや「急にへんな質問してごめんなー・・・。いいんだ、もう忘れて！困らせようと思ったんじゃなくて・・・」
黒沢カオル「てつしゃんは僕にとってお兄しゃん…じゃなくて…えっとぉ〜お兄しゃん以上の存在だよ。」
ト書き「薫の言葉に村上は少し考えた後、微笑んで薫の頭をポンポンとたたき小さく「ありがとな」といった。」
酒井雄二「おれは？」
村上てつや「は？・・・・あぁ、そうか！薫にとって、酒井はどんな存在か聞きたいのか？」
黒沢カオル「…？…ゆーじは、優のご主人で、てつしゃんの弟子。…僕にとっては…う〜…？」
ト書き「と考え込んで、そのまま俯いてしまう薫」
黒沢カオル「あっ、僕ねぇ、簡単に人間にも猫にもなれるでしゅよ？すごくないでしゅか？（考える事を放棄したらしい）」
酒井雄二「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・（涙）」
村上てつや「薫・・・・。酒井が泣いてるぞ。」
黒沢カオル「えっ？（焦る）」
酒井雄二「か、薫〜(泣)俺は薫にとってどんな存在なんだっ！(もう一度聞くっ！)」
村上てつや「お前さぁ、一体どんな答えを望むのよ？　今のパートナーは、俺なの。それは重々理解してるだろ。トモダチ？ナカマ？それともそれ以外？」
酒井雄二「・・・友達(ぼそっと)」
村上てつや「（友達かよ・・・）でもさ、「家族」に例えるのは結構あってると思うんだよ「○○だからいて欲しい」とかじゃなくて、何もなくていいから傍に・・・っていうか傍にいない事を考える方が難しいみたいな・・・さ・・・そんな感じ？」
黒沢カオル「僕は…皆にいてほしい…。僕のせいで皆を傷つけるのはもう嫌だ…！」
酒井雄二「薫……」
北山陽一「どうしたの？深刻そうな顔をして。」
村上てつや「んにゃ。何でもねぇ。ゴメンな薫、雄二。俺が変な事言ったから…もう、この話なしにしような？」
酒井雄二「・・・そうですね。そうしましょう。」
村上てつや「さー、どーする？」
佐々木真里「きゃー！（突然の悲鳴）」
村上てつや「なっなんだよぉ！！？」
ト書き「突然の叫び声に、３人＋２匹が一斉に真里に視線を集める。」
安岡優「ご主人！真里さんのところに誰かいます！」
佐々木真里「ち、ちかんーよー！！私の胸触ったー！！」
酒井雄二「あぁぁぁぁああ〜〜〜！！！！！このちかんヤロォ〜！（）」」
ト書き「痴漢はメムバそれぞれの技で吹っ飛ばされて、星になってしまいました。」
小林社長「・・って、違〜うっ！（汗）私を、痴漢などと間違えるなあっっ！」
北山陽一「…敵じゃなかったんですね…。いや、さして言うなら『社会と女性』の敵……。悲しいです、社長。」
小林社長「お前たちのところに手紙が来たから届けに来たのに。」
北山陽一「って、違うでしょう！（汗）社長もいつまでもボケかまさないで下さいよ・・っ。いや、最初にフッたのは俺ですけどね（ボソ）　もとい！・・魔法集団の親玉サンの登場ですね？ま、石に逃げられたんですから当然といえば当然の登場ですかね・・・？（笑）」
酒井雄二「なんだか俺・・・頭がこんがらがってきた・・・（見ている方々も頭がこんがらがってる人結構いるはず・・・。）」
安岡優「ご!　ご主人!!　大丈夫?!頭抱えてる場合じゃないですよ・・・現実を見るにゃぁ〜!!(酒井の頭に飛び乗る優)」
村上てつや「ったく、簡潔にいくぞ！？俺達は大魔法使い様の使命により、魔法集団を調べるべく旅を続けてきた。が、薫の持っていた『石』を、この魔法集団の親玉（小林社長）に盗まれたんだろ。」
小林社長「ちゃんと手紙は届けに来たぞ。…私からのな。受け取れ！！（無数の手紙が舞い上がる）」
安岡優「んにゃぁ〜。難しい漢字ばっかりで読めれないにゃぁ〜。北山さん読んでぇ〜！！」
北山陽一「え〜っと…うわっ！？この手紙、罠だ！皆逃げてください！」
村上てつや「罠？っておいっ!!逃げろ！まじかよ〜！！」
酒井雄二「えっ？！えっ？……罠？」
安岡優「ご主人！早く！！（境の頭の上でゲシゲシ叩いて急かしている）」
ト書き「逃げるメムバーの後を無数の手紙が追いかけてきた！」
北山陽一「（追跡型の手紙ですか…。攻撃力は弱いけど、やっかいな古い手を使ってきましたね。）みんな！背中に張り付かれないように気をつけて！」
黒沢カオル「張り付くとどーなるの？」
ト書き「素早く各自、ほうきに乗り手紙を振り切ろうとしていた。北山は全員の後方で魔法で出現させたデコイを撒いている。」
村上てつや「（落ち着け俺！！）・・・・・すぅ（空気を吸う）・・・・・・｜≪＊αβ・・・・・・手紙だけが全て燃える」
小林社長「むっ…『手紙』の反応が消えたか…。ならばっ」
北山陽一「・・・今度は、何を・・・・・・？」
安岡優「(ふわふわと体が空高く上がって)た、助けてぇーー！ごしゅじぃーん！！」
酒井雄二「優！！（ほうきに乗って飛び立つ）」
村上てつや「待て酒井！ここで集中しろ！優を自分のところに戻すイメージだ・・・そうだそのまま・・・解き放て！！（優が酒井の腕の中に収まる）」
安岡優「すごい！！ご主人〜〜〜！！！（感泣）」
黒沢カオル「眼力！！（薫の眼力で親玉に無数のキズが出来る）・・・・・これ以上、僕のまわりをうろつくな！これ以上、僕のまわりにいる、大切な人達を傷つけるな！！（親玉をにらみつける）」
小林社長「な、なんだコイツ！(こんな力があるのかっ？)」
北山陽一「薫、そのちょうしだよ（すごい・・・・・・いや、きっとまだまだ伸びるんだろうな・・・・）」
安岡優「じゃあ僕も！！眼力！！」
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