-ゴスドラマ過去ログ:5501-5600- |
黒沢カオル「精霊よ、僕にに力を・・・((今人間です)今度はてをかざし、空気の塊をとばしそのままふっとばす)」 ト書き「そのとき、親玉の口元がかすかな笑みに歪んだのを村上は見逃さなかった・・・。」 小林社長「はっはっはっ!お前らがこんなに強くなるとは思わなかったよ。しかしお前らに俺を殺すことはできない。そのことを覚えとけよ。(と言ったとたん、親玉は消えていった。)」 酒井雄二「すいません・・・何もお役に立てなくて。焦っちゃったばっかりに・・・。俺、もっと強くなって村上さん達のお役になります!」 黒沢カオル「は〜〜〜〜〜〜〜(倒れる)」 安岡優「薫!大丈夫!?(と言って薫に駆け寄る)」 黒沢カオル「うん、大丈夫。ちょっと疲れただけだよ。」 北山陽一「(薫の顔色が悪い・・・)少し休んだほうがいいですね。」 村上てつや「(つっ・・・!なんだ・・・?目がいてぇ・・・。)わりぃ・・・俺もちょっと休んでくるわ・・・。」 佐々木真里「え・・・?てっちゃん大丈夫?てっちゃんもあんまり顔色よくないよ?つかれてんじゃない?!ゆっくり休んでね・・・?!」 村上てつや「あぁ。ありがとな・・・・・」 北山陽一「(石を使った事によって、体力を消耗されてる・・・?汗)俺が召喚魔法で霊獣を出します。それに乗って、ひとまず屋敷に戻りましょう。」 村上てつや「悪いな・・・。」 北山陽一「石というのは確かに大きな力を与えてくれる。でもそれだけ入れ物・・・つまり適任者の器のでかさも必要になるわけです。この場合「器」は魔力も含めて・・・・薫も村上さんも「慣れ」と「成長」が必要なんだっていうことなんでしょうけど・・・大丈夫ですよ、ゆっくりいきましょう、ね?」 ナレーション「北山の魔法により召喚された霊獣は、翼の生えた巨大な霊獣だった。4人+2匹(体力を使い果たした薫は猫の姿に戻っていた)は、霊獣に乗り屋敷へと引き返す。」 北山陽一「さあ着きましたよ。ちょっと、誰かてつと薫を寝室まで運ぶの手伝って!!」 酒井雄二「あ、じゃあ俺が村上さんを・・・!真里、薫を頼む。」 佐々木真里「う・・うん。薫、猫に戻った方がいいんじゃない?力が・・・。」 安岡優「真里しゃん・真里しゃん。薫、猫の姿に戻ってますよ☆さっき霊獣に乗った時、眠ると同時に猫の姿に戻ってたみたいでしゅ。」 黒沢カオル「へへっ(ニコッ)真里しゃん、大丈夫でしゅよ・・・・・・・(そういうが顔色がかなり悪い)いてっ!(村上の目の痛みが、薫にも伝わる)」 北山陽一「…どうしました?……二人とも。目、しぱしぱさせて…」 村上てつや「ちょっとな・・・・薫、大丈夫か?これからも一緒に頑張ってこうな!」 黒沢カオル「北山さぁ〜ん。しぱしぱってなぁに?」 酒井雄二「(黒ポン天然炸裂・・・?)村上さん・・・?大丈夫ですか?(多分、この中で一番心配している)ちょっとって・・・何か、二人とも似たような感じですね・・・」 村上てつや「ああ、たいした事ねぇよ。ちょっと疲れただけだ。」 北山陽一「いくらあなたでもこのままでは危険です。少し眠って下さい。」 村上てつや「わかってるよ……。ぐー…(既に寝てる)。」 酒井雄二「うわっ。もう寝ちゃった!」 北山陽一「テツ・・・。とりあえず、部屋に連れて行きましょう。」 酒井雄二「オッス、じゃあ俺村上さん運びます。」 ナレーション「いやん酒井さんかっこうぃうぃ〜vvvvvあっ、でも重いからってそんな乱暴に・・・・・・」 安岡優「なつかしいナレさんだぁ。ひさしぶりぃ。(薫と一緒に北山の腕に抱かれている)」 ナレーション「あっ、私ですかぁ〜ナレの中では新参者なんですけどね〜でもぉ〜酒井さんの魅力にぞっこん♪なんですぅ〜キャっ☆」 北山陽一「ハァ…あんまり大声で話すと雄二に聞こえますよ!(小声で)」 安岡優「!なゃ!?ご主人しゃま!?ダメでしゅよ!魔法使いなのに包丁なんか持っちゃー!!にゃれさん逃げてー!」 ナレーション「いえいえ。酒井さんに殺されるならナレは本望デス☆」 酒井雄二「雄二、犯罪だけは……(泣きながら懇願)。」 北山陽一「俺のセリフだよ・・・でもまぁ犯罪者にはなるなよ?雄二・・・」 酒井雄二「何をおっしゃる北山氏!ナレの特権を忘れたとは言わせませんぞ!とゆーことで…飛んでけーーー!!」 ナレーション「きゃー!!・・・って、何も起きてませんがよろしいのでしょうか?あぁ!わかりましたわ!酒井さまの愛がわたくしへの攻撃の威力を失わせたのですね?そんな・・・今までのは心とは裏腹な行動だったのですね・・・うれしいvvv」 安岡優「(突然に唄い出す)きみにかっさぁ〜を〜あげっるっ」 酒井雄二「優ーーーー!!! お前はどっちの味方なのだーーーー!!(泣怒)」 北山陽一「ナレさん…一応「お約束」だから吹っ飛んでくれるかな…?そのあとはト書きさんの出番も待ってるし…。ね?」 効果音「ドカッ!バコッ!」 黒沢カオル「はっくしょん!」 北山陽一「あっ、風邪ひいちゃうな・・・・・優、寝ないなら降りて。薫布団に入れてくるから。」 安岡優「はーいっ。ご主人、待ってえ(村上を担いで部屋に入って行く酒井に着いて行く)」 ナレーション「(遠くで)いたい・・・・・・コレが愛?アレも愛?まだまだ道はけわしぃわ〜wa〜〜〜〜〜〜・・・・・・・......」 北山陽一「さてと・・・。もう、一週間という期限の話は無効になりつつあるなあ・・・・こんな事なら、ちゃんと魔法契約でも交わしておくんだった・・(ボソ)」 ナレーション「村上を担いでいった酒井を追いかけていった優を確認すると、眠りこけている薫の傍らで、北山はつぶやいた。どうやら北山にもそうとうの疲れがたまっているようだ。(まぁ、あれだけ頑張ってれば…)」 北山陽一「…ねぇ、薫。俺も、隣ちょっとお邪魔して良いかな…?凄く眠くて…。防衛結界張って…それから……くぅ〜…」 酒井雄二「(戻ってきて)北山さん?あれ、寝てるよ。起きてるの俺だけかぁ。」 黒沢カオル「北山しゃん・・・・・・?(寝ぼけている)布団かけなきゃ〜かぜ〜ひくよぉ〜?(天然?それとも寝ぼけてる?)」 酒井雄二「あっ、俺がかけるから薫もはいりな!もう相当疲れてるんだから・・・。」 黒沢カオル「ふにゃ?…ありがとう♪それじゃお言葉に甘えて、おやすみなしゃ〜い・・・・」 酒井雄二「おう、しっかり休むんだぞ。」 安岡優「ご主人ご主人!!たいへん・・・っと。(薫に聞かれない方がいいかも・・・起こさないように・・・)ご主人、ちょっと・・・。(小声で)」 酒井雄二「どうした???ヤス。そんなに慌てて!(小声で)」 安岡優「てつしゃんの様子がおかしいの。ちょっと来て〜。」 酒井雄二「おわっ!?光ってる?・・・石かな?・・・まだ身体になじんでないとか・・・・・うぅ・・・・北山さんみたいに博識だったらよいんだが・・・・とりあえず調べてみるな!」 安岡優「ご主人、ひとりで大丈夫〜?」 酒井雄二「なぁに!心配するな。ご主人をしんじなさぁい!(…とは言ったものの、やっぱり北山さんに助けを求めるべきか?…いや!北山さんも色々と大変だったし、もうMPも残ってないハズだ。…ということは、ここは俺が何とかするべきか!?)」 安岡優「ご主人、屋根裏部屋に資料があるかも。」 酒井雄二「屋根裏・・・、くもの巣とか・・・ないよなあ?」 ト書き「と言いながら酒井は屋根裏部屋への階段を上っている。その後を優がてくてくと付いていく。」 酒井雄二「おぉ!埃っぽいけど確かにここは書庫みたいだ。優、でかした!…どうやら今は使われていないみたいだな。(膨大な本棚の中から分厚い本を取り出す)…フムフム…読めん!(汗)優、お前この文字読める?」 安岡優「(これ以前どこかで・・見たような気がするなぁ・・・)うぅーん・・・。」 酒井雄二「どうだ?読めるか?」 安岡優「読めましゅっ!え〜とぉ・・・あ、ここに「石」のことについて書かれてましゅ。(と言って優は酒井に前足で指し示した)」 ト書き「しかしその先は難しくて読めない・・・」 酒井雄二「・・・・俺なんとなくわかるかも。たぶんこう書いてある。『石の支持者になったものの身体に異変がおきたとき・・・それは石からの外部者への暗示である。石が光ったときは、その支持者の・・・』えっ・・・そんなっ!」 ト書き「なぜその本が読めたのかはわからないが、ずっと読み続けていた酒井は急に声を止め、目だけで文を読み進めていった。顔色がみるみる青ざめ、本を持つ手が震えていた。」 安岡優「どっ・・・どうしたの?ご主人・・・」 酒井雄二「ごめんヤス・・・ちょっと1人にしといてくれないか・・・」 安岡優「・・・。ご主人、僕はご主人のパートナーだにゃ。ご主人が悩んでるのを僕は見て見ぬふりはできないのにゃ。だから僕も一緒に考えるから、一人で悩まないでにゃ。」 酒井雄二「//」 ト書き「酒井は「そうじゃない、悩んでるからではなく、考えをまとめたいから一人になりたいんだといい」優をなっとくさせた」 安岡優「はにゃ。」 ト書き「優は二度三度酒井の方を見て、部屋の外に出た。」 酒井雄二「その支持者の…死の予告である……」 安岡優「(死の予告!?村上しゃんが・・・死ぬ・・・・?)」 酒井雄二「あっ・・・・・・・こっちにもなんか書いてある・・・・えっ?疲れてる時にもでる?はっ?あっ・・・・色が違うのか?う〜んよくわからん・・・えっとぉ・・・辞書・・・辞書・・・あっ・・・・とぉ・・・村上さんのは疲れかぁなんだぁ・・・・黄色だもんなぁ・・・」 安岡優「・・・疲れ・・・か(少し安心して呟く)」 酒井雄二「なんだぁ、ビックリした〜(ホッとしている)・・・でも、石が、もし赤く光ってしまったら・・・・・(酒井の頭の中には薫の笑顔が浮かぶ)・・・・・薫はどうするんだろう・・・・・でも、てつさんが死ぬわけないか〜、ははん!!(とりあえず、わかがわからないが、笑ってみた酒井)」 安岡優「あっ、でもここ見て?ここなら読めるよぉ・・・うんとね、防げる・・かな??あっとぉ・・・パートナーなら防げるんだよ!!多分!!」 酒井雄二「おおっ!?優!出て行ったとばかり思っていたが、こんなところにいたのかい!」 安岡優「ごめんなしゃい。ご主人が心配で…」 酒井雄二「…?優、何か嫌な気配がしないかい?」 安岡優「……にゃ。……<ナニか異質な気配を感じ、身を低く伏せる」 佐々木真里「きゃあああ!!みんなぁ!あいつらよ!みんな来て!!はやく・・・っ!ああどうしよう・・・。てっちゃんが!!てっちゃんがぁ!みんな来てぇ!!はやく!!(真理が狂ったように泣き叫ぶ声)」 北山陽一「どうした!!・・・これはっ!真理!何があった・・・。てつはどうした!!あいつらって・・・。悪の魔法集団だな?!くそっ!石の支持者をさらったか・・・!!」 黒沢カオル「・・・・・・・・・・・・・・そんなに遠くじゃないよ・・・・・・・こっち!!早く!!(人間の姿になり、飛ぶ)」 北山陽一「みんな、薫の後を追うんだ!(ほうきに乗り、飛び立つ)」 安岡優「ご主人!僕らも行こう!!」 酒井雄二「あ・・ああ。(てつさん・・・大丈夫なのか?身体がかなり弱ってるはずだ・・・。さっきはヤスがいたからごまかしたけど、石の暗示は『過労』じゃない・・・。間違いなく『死の宣告』だ・・・。)ちくしょうっ!どうして・・・!!どうしたらいいんだ・・・。」 ト書き「酒井の表情は焦りと不安で青ざめていたが、村上の救出で頭がいっぱいの北山達は気づかなかった。」 北山陽一「いた!あいつら・・・!てつもいる!(おかしいな・・・いつものてつならきっと目を覚ましているはずなのに、眠ったままだ・・・。それとも気絶させられたのか・・?いや・・・てつに限ってそんなこと・・・どちらにしても早く連れ戻した方がよさそうだ・・・!)」 黒沢カオル「なんだろう さっきからくるこのもやもやは・・・」 小林社長「きたか・・・。愚か者ども!!この石はこいつの元ではなんの価値にもならない!・・・しらないのか?!この石の暗示をみなかったのか!こいつは我々が手を下さなくとももうすぐ・・・・。」 酒井雄二「もうすぐ・・・!(言わないでくれ!)」 |
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