-ゴスドラマ過去ログ:6701-6800-
北山陽一「・・・音叉が無い・・・これじゃ、アカペラの曲が歌えないよ〜・・・シクシク(泣いている)・・・Zzzzz・・・・」
酒井雄二「・・・村上さん・・・『スコブルイー』買ってください・・・お願いします・・・・ZzZzz・・・・」
村上てつや「何だ?ほらみんな起きろよ次のシナリオ考えるぞ。ほら黒沢も起きろよ」
黒沢カオル「何だよてつ?まだ眠いよ。何だよ安だって北山だって酒井だって寝てるじゃない。。。みんなも起こしてよ」
安岡優「ん〜…? …黒ぽんたちもう起きたの…??」
酒井雄二「う〜ん・・・。ウルサイですな・・・。何かあったんですか・・・?」
北山陽一「Zzzz・・・う〜ん・・・音叉が無いよー・・・俺の音叉〜・・・どこ−・・・Zzz・・・」
安岡優「・・・『音叉が無い』って・・・・・先生、一体どんな夢見てるんだろう・・・?」
村上てつや「ホントホント。さっきなんて、『音叉が無い』『アカペラの曲が歌えない』だったしな。しかも、泣きながら。・・・そういえば酒井、お前も寝言言ってたぞ。俺に『スコブルイー買ってください。お願いします。』って・・・。(笑)」
酒井雄二「えっ!ウソ!!私そんな事言ってたんですか!?」
村上てつや「そうだ!何気に宣伝してたぞ。しかも寝言で。お前と北山のはバッチリ聞こえてたな・・・寝言(笑)。黒沢とヤスも何か言ってたみたいだったけど、うまく聞き取れなかったな・・・。」
黒沢カオル「うぅ・・・。カレー・・・・失敗しちゃたぁ・・・。Zzzz・・・。」
酒井雄二「カレーだって…。」
安岡優「先生ってば、ライブの夢でも見てるんでないの?」
酒井雄二「実力行使で起こします?」
黒沢カオル「てっちゃん・・・食べちゃだめぇ〜・・・・みんな食べてないのに・・・・なんで食い意地・・・はって・・・・ばか・・・・しんじゃえ・・・・」
村上てつや「な…なんだおい。おい、起きろ!黒沢!」
黒沢カオル「てっちゃん??(村上の声にハッと目を覚ます。)」
村上てつや「だ・れ・が、食い意地張ってるって〜?ああん?」
黒沢カオル「???・・・何が???」
安岡優「馬鹿死ねって。 リーダーに。」
黒沢カオル「な!!何言ってんだよ!やす!!そんなこと てっちゃんに言っちゃダメだろぉ!かわいそうジャン!!」
村上てつや「いや…俺、おまえに言われたんだけど…(汗)しかもなぁ、かわいそうとかおまえが言うなよ…張本人じゃん(涙)」
酒井雄二「黒ぽん、あなた、どんな夢見てたんですか(笑)?どうせ皆で鍋食べてたらてっちゃんだけ肉ばっかり食べててってかんじの夢だろうけど一応聞いときますよ。」
黒沢カオル「・・・・・(すごい・・・ほぼ当てちゃってる・・・)」
安岡優「北山さん!お〜き〜て〜。」
北山陽一「ん・・・?ふぁ〜あ・・・・あ・・・おはようございます・・・・・どうしたんですか・・・・?」
安岡優「先生・・・一体どんな夢見てたの?『音叉が無い』って泣いてたよ・・・。」
北山陽一「えっ・・・?あ〜・・・、普段持ち歩いてる音叉が無くなった夢を見ちゃったんだ・・・。結局見つからなかったし・・・。正夢にならなきゃ良いけど・・・・」
安岡優「先生なら大丈夫だよ。(北山に耳打ちで)無くなってる事もわかってない黒ポンとは違うんだからさ。ねっ☆(顔を上げて)ねぇねぇ、次の話考えよう!!」
黒沢カオル「OK!今度こそ俺は刑事を希望するよ!!」
安岡優「・・・でも、前に5人とも刑事ってやったよね?やるんだったら、刑事3人と犯人2人にわかれた方が良いんじゃないかな?」
村上てつや「よし!だったら、あまり主役をやった事の無い・・・酒井、北山、お前らが犯人やれ。コンピューターを専門に扱う犯人。爆弾犯なんていうのも、良いかもな?たまには目立つ役をやってみろ!」
北山陽一「また、そういう役ですか?・・・でも・・・何か、楽しそう・・・。本当に爆弾作れるかも・・・・(不気味な笑み)」
安岡優「先生、ちょっとこわいよ〜!!(泣)」
酒井雄二「(こちらも不気味な笑み)・・・」
黒沢カオル「酒井も恐いよぉ〜!」
酒井雄二「別に怖くなんてないですよ・・・(更に不気味な笑み)」
村上てつや「(酒井、北山が不気味な笑みをうかべているのを見て)お、お前ら・・・あんまムチャすんなよ(汗)」
酒井雄二「無茶するなってもねぇ〜…。」
(一部不謹慎な発言につき、削除)
安岡優「く、黒ぽん・・・。(北山がニコニコしているのを見て)せ、先生ってノリ気だね・・・」
北山陽一「爆弾をつくらなければいいんですね??(すごい笑顔)」
村上てつや「(すげ〜不安・・・)」
黒沢カオル「俺とてっちゃんとやすは どうする???」
村上てつや「お前は・・刑事やりたいんだろ?(黒沢の村上を見つめる子供のようにキラキラした目を見て)なら、」
黒沢カオル「・・・なら??」
村上てつや「俺と黒沢とヤスは、酒井と北山を逮捕しろと上から命令された、いつも3人で行動している刑事なんて−のはどうだ?。」
黒沢カオル「(しばしの沈黙)・・・めちゃめちゃ楽しそう!!ねぇ、それでいいから、早くやろ〜☆ねぇねぇ・・・(子供のように頼む黒沢)」
安岡優「はいはい黒ポン、ちょっと待ってね。おさらいするから。先生と雄二が2人組みの犯人。それで、俺と黒ポンとてつが上から命令されて、2人を逮捕しようとしている刑事。・・・・?(シナリオを見て)まただ・・・。みんなー、また過去に訳ありだってさー。」
北山陽一「またですか・・・。まあどうせ、5人がもともと仲良しで、ある事件をきっかけに俺と雄二の2人で、『世間に復讐しよう。』な−んて事になって、それを知った刑事のてつ達が・・・・・」
安岡優「あーあー!!先生、それは書きこむみんな次第だって。勝手に考えちゃダメだよ。もう、早くやろ!これ以上のびたらどうなるか知ったこっちゃ無い・・・(ぶつぶつ)。ハイ、スタート!!」
効果音「カシャン!!」
ナレーション「ここはとある警察署。ここでは今、ある2人組の犯人を逮捕するべく、日夜努力しているのであった・・・。そして、その2人組を逮捕しようとがんばっている3人の刑事も・・・・・」
安岡優「また 部長から呼び出しくらっちゃった〜♪」
黒沢カオル「どうせヤスが悪いことでもしたんでしょ、ってそういえば俺も部長から呼ばれてたんだ!!」
村上てつや「うそ?、俺もだよ、なんか怒られることしたかなあ・・・・」
ナレーション「3人はそれぞれの思いを胸に、部長の所へと向かった。」
村上てつや「しつれーしまーす。(部屋に入り)部長、何ですか?オレら、また何か悪い事しました?」
小林社長「いや、お前達を呼び出したのは・・・この資料を見てくれ。(資料を取りだし)今、我々が扱っている事件は知ってるよな?その事件の犯人の資料なんだが・・・・お前達にこの事件をまかせたいんだ。どうだ?やってくれるか?」
安岡優「その事件って・・・たしか、2人組の犯人のやつですよね?なかなか捕まえることが出来なくて、上の方でも手を焼いているっていう・・・。どうしてそんな事件を僕達に・・・?」
黒沢カオル「そぉ〜ですよ。上の人達でも逮捕できない犯人なんて、俺達でも無理ですよー。そんな事件回さないでください。」
村上てつや「まあ、良いじゃねぇか。上には上の事情ってもんがあるんだからよ。部長、この資料、もらいますから。(黒沢、安岡に)ほら、行くぞ!」
黒沢カオル「待ってよ〜、てっちゃーん。・・・え〜と・・・失礼しました。ねぇ、待ってよ〜。(部屋を出て行く)」
安岡優「(部長はなんだって僕達にあの事件を・・・)あっ、待ってよ〜二人とも〜!(部屋を出て行こうとする)」
小林社長「安岡君!!(安岡を呼びとめる)この事件の犯人2人は、たぶん君達でないと逮捕できないだろう・・・感情にだけは流されるな・・・・頼んだぞ・・・!!」
安岡優「(僕達じゃないと逮捕できないって・・・一体・・・?)・・・失礼しました・・・・。(部屋を出て行く)」
黒沢カオル「ヤス、どうしたの?部長に何か言われた?」
安岡優「うん・・・。部長が、この事件の犯人2人は、僕達じゃないと逮捕できないって・・・。どうして部長はあんな事言ったんだろう・・・?」
村上てつや「うーん・・・それは、資料を見ればわかるんじゃないか?とりあえず、もらった資料見てみようぜ。」
安岡優「そうだね。てっちゃん、資料見せて。(資料を渡され)え〜と・・・なになに・・・犯人の名前・・・『酒井雄二』と『北山陽一』って言うんだ〜。(懐かしいな。あいつ等と同じ名前か・・・)次は・・・犯人の経歴・・・・えっ!?これって・・・まさか・・・!」
黒沢カオル「(資料を読み)てつ・・・これって・・・この名前にこの経歴って・・・やっぱり・・・・・」
村上てつや「ん?なんだ…?(資料を見て)……あいつ等じゃねーかよ…」
安岡優「(そのまま資料を見る)」
村上てつや「う〜ん。俺達じゃないと捕まえられないって・・・このことだったのかぁ。。」
黒沢カオル「う〜〜〜〜〜〜〜んZZZ・・・・・」
安岡優「黒ポン!この大事な時に寝ないでよ!!あの2人が犯人なんだよ!(怒り)・・・もう・・・。ねぇ、てっちゃん・・・どうしよう・・?あの2人が犯人だなんて・・・僕・・・・」
村上てつや「そうだな・・・。あいつら・・・やっぱり・・・あの時の事・・・まだ・・・・(うつむく)」
ナレーション「(寝ている一人を除いて)3人は犯人が自分達の知りあいだとわかり、動揺を隠せなかった。その頃酒井と北山は、秘密基地で次の計画を立てていた。」
酒井雄二「ZZZ〜・・・」
北山陽一「寝ないでくださいよ!!」
酒井雄二「ん??・・・・あぁ・・・・すまん・・・・Zzzzzz・・・・・」
北山陽一「で、どうするんです?次何にします?なんか、面白いことないんですか?」
酒井雄二「Zzzz・・・んあ・・・そうだなあ・・・警察に爆弾でも送ってみますか?」
北山陽一「いいですね〜!!(めちゃめちゃ乗り気)早速、作りましょう。うーん、威力はどれぐらいが良いかな〜?やっぱり、家一件粉々に出来るぐらいが良いかな〜?・・・あっ!!材料切らしてる。雄二、買出しに行きましょう。」
酒井雄二「あぁ…たまには俺も一緒に行くか。いっつも陽一に任せてますからな。」
北山陽一「確かにね。雄二、いつもの事ですけど、人に悟られないように細心の注意を払って・・・ですよ。さて、行きましょう!!」
ナレーション「(やけに楽しそう・・・こわいわ。)」
北山陽一「さてと、雄二」
酒井雄二「何でしょう?」
北山陽一「行こう!!!わぁ〜楽しみ。早く作りたいんだから!ほらっ!」
ナレーション「…今回の二人、めちゃめちゃ怖いです(汗)あっ?(酒井・北山に見つかる)」
酒井雄二「(無視無視)はいはい、今すぐ行きましょう。(そういって変装する)」
ナレーション「そんなあ、酒井さ〜ん(泣)こうなったら、警察に通報してやるわ!(逆ギレ)」
北山陽一「……。(視線だけでナレを黙らせる)」
ナレーション「ごめんなさい・・・・。では、続きをどうぞ。」
酒井雄二「ほれほれ、早くしなさい。置いていきますよ。」
北山陽一「酒井さん…人目につかない格好だって言ったでしょう?いくら変装の定番(?)とはいえ鼻メガネは逆に変な意味で目立ちますよ…。」
酒井雄二「お〜、スマンスマン。(変装し終わり)よし!行きましょう!!」
ナレーション「酒井は眼鏡をかけて、長い髪を後ろで縛った。北山は帽子を目深にかぶり、腰にウエストポ−チという今時の格好をした。そして2人は、材料の買出しへと行った。その頃、警察では・・・・・」
[TOP|NEXT|BACK]